LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

JOURS DE FRANCE NO,1783 MARS 1989 (1)

2009-01-31 | THE MAGAZINES
1989年の"JOURS DE FRANCE"誌の表紙です。

記事は「読者が選んだ魅力ある男性アンケート結果発表」といったものですが、
ベルモンドを抜いて見事にドロンさんがトップの座を射止めたという内容です。

記事の中身よりもこの表紙のドロンさんの視線の鋭さにものすごいインパクトを感じます。
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FROM MY NEW SCRAP BOOK (57)

2009-01-27 | THE BRILLIANT PHOTOS
『真夜中のミラージュ』より、
『ボルサリーノ』でのベルモンドとの一騎打ちのシーンを思い起こさせる
ドロンさんとジェラール・ダルモンとの格闘シーンのスチールです。

スタントマンなしで飾り棚に倒れ込んでいくシーンは圧巻です。

仏PREMIERE誌より
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『NOTRE HISTOIRE』

2009-01-25 | THE SOUNDTRACKS
1983年にドロンさんが製作主演し、見事セザール賞主演男優賞を獲得した記念すべき作品
『真夜中のミラージュ』のフランス盤サントラLPをご紹介します。

このアルバムは日本でもなかなかお目にかかることができなかったのですが、
先日ようやくイタリアのebayで入手することができました。

本作の音楽はチェコの作曲家ボフスラフ・マルティヌーのクラシック音楽の作品が多数採用され、
そのほかにもベートーベンやショパンなどの既成曲も使われていますが、
本LPにはそれらの既成曲は一切収録されておらず、
あくまでERIC KEMRAYとLAURENT ROSSIによるオリジナル音楽のみが収録されいます。

収録曲は全部で6曲、そのうち2曲が別バージョンでの収録ということで、
実質的には4曲のオリジナル音楽のみをここでは聴く事ができます。

以下にそれらの曲について説明していきます。

①BLUE SERENADE

まずはこの映画の主題曲といえるバンドネオンの音色が印象的な曲で、
4曲の中でもやはり一番聴き応えがあります。
このどこかムード歌謡の雰囲気にも似た覚えやすいメロディーは
一度耳にしてしまうと頭の中でずっと回り続けてしまいます。

②DONATIENNE

つづいて恐らく①と同じバックトラックを使ってバンドネオンのアドリブ演奏が展開されるヒロインのテーマ曲

③BABY PLEASE COME HOME

さらに同じようなシンセのリズムをバックにけだるい女性ボーカルが聞けるアップテンポなダンスナンバー

④NOTHING'S BETTER THAN LOVE

映画の中盤、ドナシエンヌの隣の家で催される真夜中のダンス・パーティーのバックで流れ、
③と同じ女性ボーカリストによる美しいバラード曲。
ドロンさん演じる主人公がナタリー・バイ演ずるヒロインとつかの間のダンスに身をやつすシーンで流れるこの曲は、
もっと世に出ていてもおかしくないバラードの名曲です。


以上の4曲の後にBABY PLEASE COME HOMEとBLUE SERENADEの2曲の
アレンジ違いの2曲が追加で収録されています。

映画を見ていると前述のクラシック音楽と交互に聞かされていた為にあまり気づかなかったのですが、
これらオリジナル曲には80年代らしいシンセ・サウンドが全面的にフューチャーされており、
音楽的には『燃えつきた納屋』あるいは『LE PASSAGE』に近いものがあります。

またボーカル曲が全てフランス語ではなく英語の歌詞で歌われているところが、
映画が製作された時代を反映しています。
本作の後のドロンさんのヒット作『PAROLE DE FLIC』に至っては
その傾向がさらに進んでいくことになります。


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Delon-Romy, ils se sont tant aimes

2009-01-22 | THE INFORMATIONS
Delon-Romy, ils se sont tant aims
  ↑
こちらからの情報によりますと、
今年の3月にドロンさんとロミーについての書籍がフランスで出版されるようです。
ドロンさんのファンばかりでなくロミーのファンの方々もこれは見逃せないですね。
今から大変楽しみです。
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『UN HOMME ET SON CHIEN』

2009-01-18 | BELMONDO
ベルモンドの映画最新作『UN HOMME ET SON CHIEN』のサントラ盤です。

音楽を担当しているのはPhilippe Rombiですが、私は彼についてよく知りません。
Imdbを見ますと90年代後半から活躍している作曲家のようです。


映画の予告編にも流れていたので耳にされた方もいらっしゃるかと思いますが、
もう言葉がありません。あまりにも素晴らしい映画音楽です。
ジャン・ポール・ベルモンドという大スターの奇跡の復活を祝うかのごとく、
全編に亘って美しくかつ暖かいメロディーで埋め尽くされています。
しかも決して高らかではなく、控えめ、かつ芳醇に、
いつまでも聴いていたい音楽とはこのような音楽のことを言うのでしょう。

この感動的な音楽が流れる『UN HOMME ET SON CHIEN』という映画、
きっと名作に違いありません。
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LE CLAN BELMONDO

2009-01-17 | BELMONDO
今月14日からいよいよフランスで映画復帰作"Un homme et son chien"が公開された
ジャン・ポール・ベルモンドの特集記事が掲載された仏雑誌VSDより。

上はベルモンドの息子ポール・ベルモンドと彼の息子たち(ジャン・ポールの孫たち)との写真です。
左下はその最新作に出演している故ロミー・シュナイダーの一人娘のサラ・ピアシーニとのスナップ、
そして右下はベルモンドの新しいパートナーであるバーバラさんとの仲むつまじい写真です。

ベルモンドとポール親子は前妻のナティとの確執により絶縁状態であったのが、
二人の離婚によって再び関係が修復されたと書かれています。
ドロンさんとアントニーとの複雑な親子関係にも似た
ベルモンド親子の現在の穏やかな光景を見ていますとなぜかしら安心させられます。

ベルモンドと故ロミー・シュナイダーとの間にはこれまで共演作はなく、
ここにきて彼女の娘との映画での共演というのも非常に感慨深いものがあります。
この映画にはフランス映画界の錚々たる顔ぶれが大挙としてゲスト出演しているようで
彼女もどれほどの出演場面があるのかは定かではありませんが、
たとえワン・シーンでもベルモンドと絡む場面があるとすれば
フランス映画界にとって歴史的なものになるのではないかと思います。
きっとドロンさんもこの共演を喜んでいらっしゃると思います。
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Claude Berri's Funeral

2009-01-16 | THE INFORMATIONS
先日亡くなられたクロード・ベリ監督の葬儀に
昨日ミレイユ・ダルクとアントニーと共に列席されたアラン・ドロンさんです。
ドロンさんは追悼のスピーチも行っているようです。

ouest-francefr - L’adieu Claude Berri DIAPORAMA
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AVEC SYLVIA (1)

2009-01-15 | THE BRILLIANT PHOTOS
1978年12月の仏雑誌"JOURS DE FRANCE"誌より

『エアポート’80』撮影中のドロンさんとシルビア・クリステルのスチール写真です。

写真だけ見ていますと何か物語上重要なシーンのように思えます。
このように本作のスチールは映画のストーリーがどんなものかと想像をかきたてられるものが多いのですが、
実際の映画の中ではあまり大したシーンではないものが残念ながらほとんどです。

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本日のドロンさんのニュースからフランス映画界の重鎮Georges Cravenne氏の葬儀に
ミレイユ・ダルクと共に出席したスナップが掲載されています。
最近では珍しく髭を少したくわえていらっしゃいます。
先日はクロード・ベリ監督が亡くなったりとドロンさんにとっては悲しいニュースが続いています。
Alain Delon et Mireille Darc et tous les comdiens trs mus aux obsques de Georges Cravenne...
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JOURS DE FRANCE Du 9 au 15 Dec. 1978 (2)

2009-01-13 | THE MAGAZINES
前回ご紹介したJOURS DE FRANCE誌の特集記事では、
セーヌ川沿いのドロンさんの自宅アパートメントに、
同誌の記者と『エアポート’80』で共演中のシルビア・クリステルを招いて
取材が行われました。
その際の二人のスナップ写真です。

二人は翌日から6週間ロケ撮影の為にLAに出発するとのことで、
とても和気あいあいといった雰囲気です。

記事の中でシルビア・クリステルがこうコメントしています。

"アランが私の前に初めて現れた時、
私は本当に衝撃を受けて衣装の制服の下で心臓がどきどきと鳴りました。
もちろん、私は長い間、彼を尊敬してきました。
少なくとも30本の彼の映画を今まで見てきました。
そのほとんどすべてが好きですが、私は「サムライ」がとても好きです。
ただ「パリの灯は遠く」や「ナイトヒート」の彼は成功を収めていないと思います。
アランは偉大な俳優ですが、少し難しい役を選択するという野心も持っています。
だからこそ、私は彼がナンバーワンの俳優であると考えますし、
彼と一緒に仕事ができて私は感動しています。
そして何よりも彼は美しいです... "

彼女の意見に対してドロンさんも「エマニエル夫人」での彼女の演技を絶賛し、
これまでたくさんの魅力的な女優と共演してきたが、
エロティシズムのシンボルといえる若い女優と共演できて嬉しいと答えています。


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JOURS DE FRANCE Du 9 au 15 Dec. 1978 (1)

2009-01-11 | THE MAGAZINES
1978年12月の仏雑誌"JOURS DE FRANCE"誌の表紙です。

"アランとエマニエル、初めての出会い"というタイトルで、
当時『エアポート’80』で初共演することになった二人の特集記事があります。

このお二人はこの記事の約30年後に"SMAPXSMAP"に別々に出演することになります。
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FROM MY NEW SCRAP BOOK (56)

2009-01-06 | THE BRILLIANT PHOTOS
新しい年になってもう6日目になってしまいました。

昨年フランスで発売されたGala誌より
ドロンさんのベスト・ショットをお届けします。
これは恐らく2007年カンヌ映画祭開催中に
テレビ番組にご出演された際のスナップ写真ではないかと思います。

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