計8回に亘って私たち一行とアラン・ドロンさんとの遭遇記録を書き綴りましたが、
皆様どのような感想をお持ちになられましたでしょうか?
もしかしたら皆様の中には私の言葉足らずのせいで、
私たちがドロンさんと会ったことを単に自慢しているだけではないかと
不愉快に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方にはここで率直にお詫びします。
申し訳ございませんでした。
私がここまで詳細に書いたのにはいくつかの理由があります。
一つには自分自身の記憶が薄れていく前に文章に書き残して、
自分の為にこの思い出を記録として永遠に残しておきたいから、というものがあります。
さらにはこの文章が同行したメンバーたちにとっても
将来この思い出をリアルに呼び起こす為のツールとしての役割を果たせるから、というのも事実です。
しかしそれらの理由以上に何よりも私が重視した理由は、
私たちが出遭った本物のアラン・ドロンさんの素晴らしい人間性を、
日本のあるいは世界中のドロン・ファンの皆様にお伝えする責務があると思ったからです。
以前にドロンさんと実際にお会いになったことがある
おばさん2号様たちから、オフ会の時やお電話でお聞きして、
ドロンさんご本人のお人柄については、ある程度イメージが出来上がっておりましたが、
今回本物のドロンさんに直接お目にかかって、
私の想像していた以上に誠実な彼の人柄に心の底から感銘を受けました。
これまでいろいろなメディアやネット上で
ドロンさんについて悪し様に書かれた記事を読んできましたが、
それらは全て嘘であったことが今回わかりました。
あるいはそのように書かざるを得ないのは、
何か無礼な振る舞いをきっとドロンさんに対して行ってしまい、
ドロンさんから手ひどいしっぺ返しを受けたからなのであろうということが推察できました。
地球の裏側の小さな島国から来た、
たった6人の業界関係者でも何でもない一般人の私たち、
どれだけサービスをしようと彼の仕事に何ら影響を及ぼすことのないこの私たちに対して、
ドロンさんは、全く私心のないピュアで友愛に満ちた人と人の交わりというものが
どういうものなのかということを身をもって教えてくださいました。
私が最も感銘を受けたのは、
何回も会って顔を覚えている人と、初めて来て名前も知らぬ人に対して
ドロンさんは誰も不愉快に感じることのないように公平に接し、
なおかつ皆それぞれが自分だけのドロンさんとの思い出を作る事ができるように、
一人づつきめ細かく応対していたことです。
誰一人として自分がネグレクトされたとは思わないのです。
そのような気遣いをこの伝説の世界の大スターが今目の前で私たちにして下さっている、
このこと自体が正に信じられない奇跡の光景でした。
これだけの事をファンに対して一点の曇りもなく行えるスターが
いったい世界中に他にいるだろうかと考えてしまいます。
日本国内でさえもいないのではないでしょうか。
決して自分が大スターであるというような驕り高ぶった素振りは見せず、
背の低い私たちに話すときは身をかがめて正面からまっすぐ目線を合わせてくれます。
そういう物腰一つ取ってみても、ドロンさんの誠実な人間性がにじみ出てきます。
さらにはボディガードのD様の素晴らしいお人柄も
ドロンさんの影響が及んでいるのがよくわかります。
またマリニー劇場のスタッフの皆さんも誠実で親切な方が多く、
ドロンさんが舞台公演でいつもマリニーを使う理由がよくわかりました。
ドロンさんという偉大なスターの周りにはいつも善意に満ち溢れた
たくさんのスタッフと共演者たちが影ながら支え、努力されているのがわかり、
このことも今回の旅行で実感できた大きな収穫です。
初めに申しましたが、今回私は一枚もドロンさんの写真を撮影していませんし、
サインひとつもらっておりません。
もう皆様にもその理由がおわかりいただけたかと思いますが、
私たちの目の前にドロンさんは「世界の大スター・アラン・ドロン」ではなく、
一人の人間、私たちファンの「永年の友人ドロンさん」として現れて下さいました。
ですのでサインや写真は必要なかったのです。
永遠に心に焼きついたドロンさんとの思い出を胸に
私はこれからの人生を強く歩んでいくことができます。
アラン・ドロンさん、本当にありがとうございました。
皆様どのような感想をお持ちになられましたでしょうか?
もしかしたら皆様の中には私の言葉足らずのせいで、
私たちがドロンさんと会ったことを単に自慢しているだけではないかと
不愉快に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方にはここで率直にお詫びします。
申し訳ございませんでした。
私がここまで詳細に書いたのにはいくつかの理由があります。
一つには自分自身の記憶が薄れていく前に文章に書き残して、
自分の為にこの思い出を記録として永遠に残しておきたいから、というものがあります。
さらにはこの文章が同行したメンバーたちにとっても
将来この思い出をリアルに呼び起こす為のツールとしての役割を果たせるから、というのも事実です。
しかしそれらの理由以上に何よりも私が重視した理由は、
私たちが出遭った本物のアラン・ドロンさんの素晴らしい人間性を、
日本のあるいは世界中のドロン・ファンの皆様にお伝えする責務があると思ったからです。
以前にドロンさんと実際にお会いになったことがある
おばさん2号様たちから、オフ会の時やお電話でお聞きして、
ドロンさんご本人のお人柄については、ある程度イメージが出来上がっておりましたが、
今回本物のドロンさんに直接お目にかかって、
私の想像していた以上に誠実な彼の人柄に心の底から感銘を受けました。
これまでいろいろなメディアやネット上で
ドロンさんについて悪し様に書かれた記事を読んできましたが、
それらは全て嘘であったことが今回わかりました。
あるいはそのように書かざるを得ないのは、
何か無礼な振る舞いをきっとドロンさんに対して行ってしまい、
ドロンさんから手ひどいしっぺ返しを受けたからなのであろうということが推察できました。
地球の裏側の小さな島国から来た、
たった6人の業界関係者でも何でもない一般人の私たち、
どれだけサービスをしようと彼の仕事に何ら影響を及ぼすことのないこの私たちに対して、
ドロンさんは、全く私心のないピュアで友愛に満ちた人と人の交わりというものが
どういうものなのかということを身をもって教えてくださいました。
私が最も感銘を受けたのは、
何回も会って顔を覚えている人と、初めて来て名前も知らぬ人に対して
ドロンさんは誰も不愉快に感じることのないように公平に接し、
なおかつ皆それぞれが自分だけのドロンさんとの思い出を作る事ができるように、
一人づつきめ細かく応対していたことです。
誰一人として自分がネグレクトされたとは思わないのです。
そのような気遣いをこの伝説の世界の大スターが今目の前で私たちにして下さっている、
このこと自体が正に信じられない奇跡の光景でした。
これだけの事をファンに対して一点の曇りもなく行えるスターが
いったい世界中に他にいるだろうかと考えてしまいます。
日本国内でさえもいないのではないでしょうか。
決して自分が大スターであるというような驕り高ぶった素振りは見せず、
背の低い私たちに話すときは身をかがめて正面からまっすぐ目線を合わせてくれます。
そういう物腰一つ取ってみても、ドロンさんの誠実な人間性がにじみ出てきます。
さらにはボディガードのD様の素晴らしいお人柄も
ドロンさんの影響が及んでいるのがよくわかります。
またマリニー劇場のスタッフの皆さんも誠実で親切な方が多く、
ドロンさんが舞台公演でいつもマリニーを使う理由がよくわかりました。
ドロンさんという偉大なスターの周りにはいつも善意に満ち溢れた
たくさんのスタッフと共演者たちが影ながら支え、努力されているのがわかり、
このことも今回の旅行で実感できた大きな収穫です。
初めに申しましたが、今回私は一枚もドロンさんの写真を撮影していませんし、
サインひとつもらっておりません。
もう皆様にもその理由がおわかりいただけたかと思いますが、
私たちの目の前にドロンさんは「世界の大スター・アラン・ドロン」ではなく、
一人の人間、私たちファンの「永年の友人ドロンさん」として現れて下さいました。
ですのでサインや写真は必要なかったのです。
永遠に心に焼きついたドロンさんとの思い出を胸に
私はこれからの人生を強く歩んでいくことができます。
アラン・ドロンさん、本当にありがとうございました。