LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

ALAIN DELON - Rendez-vous avec/with... - Cannes 2019 - VF

2019-05-21 | TV APPEARANCES

昨日の授賞式に続いて会場内でドロンさんがご出演された公開テレビ番組です。

1時間たっぷりとお話しされています。

ALAIN DELON - Rendez-vous avec/with... - Cannes 2019 - VF

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CANNES 2019 Palme d’or d’honneur

2019-05-20 | THE INFORMATIONS

昨夜のカンヌ映画祭で栄誉賞を授与されたドロンさんの映像が公式サイトで紹介されています。

これまでも『山猫』や『太陽がいっぱい』など出演作品のレストア版の上映で招待されることはありましたが、ドロンさん一人にスポットがあてられたカンヌでのセレモニーは今回が初めてで、娘のアヌーシュカからパルムドールを渡された時の彼の感極まった表情にこちらも胸が熱くさせられました。

ドロンさんが壇上に上がる際にバックで流れているのは『ボルサリーノ』のテーマ曲。

アヌーシュカのスピーチの中で『ボルサリーノ』でベルモンドが演じたフランソワ・カペラの最後のセリフ”la chance n'existe pas”を引用して父の”la chance”について語ります。

父と娘が舞台に並んで観衆の拍手歓声に答えている姿は2011年のパリでの舞台『Une journée ordinaire』のカーテンコールがカンヌで再現されたかのようであり、またあの舞台の主人公たちのその後の姿を観るようでもありました。

そして退場直前にドロンさんが心の中から絞り出すようミレイユ・ダルクやロミー・シュナイダーへの想いを語った言葉に彼の悲哀が感じ取れて感無量となりました。

https://www.festival-cannes.com/fr/festival/actualites/videos/alain-delon-recoit-la-palme-dor-dhonneur?fbclid=IwAR1nwB5AC1iCBEifXDkmle2K372qeccXSYmuMnJl9jGMIoU3H1HqXxrrCfA

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CANNES 2019

2019-05-16 | THE INFORMATIONS

昨日開幕した今年のカンヌ映画祭ですが、いよいよ19日の日曜日にアラン・ドロンさんにパルムドール名誉賞が授与されます。

ドロンさんにとってカンヌ映画祭は(既に亡くなってしまった友人たちも含めて)様々な人たちとの思い出がつまった特別な場所であり、当日は非常に感慨深い式典になるであろうと予想できます。

また私も含めて世界中のたくさんの彼のファンの方々にとっても、2019年の今の時代にドロンさんが世界中の映画関係者から祝福されている姿を観ることができれば、この上ない幸福感をもたらしてくれるはずです。

なお添付の公式ページでポスターの画像に選ばれているのは『太陽がいっぱい』の魚市場のシーンでのドロンさんではないかと思います。

Comments (2)
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平成から令和へ

2019-05-01 | ABOUT MY BLOG

いよいよ「平成」の時代が終わり「令和」の時代が始まります。 

アラン・ドロンさんについては、日本が昭和から平成の時代に移り変わるにつれてその活動が紹介される機会がめっきり減少していきました。 

実際に平成になってから劇場公開されたドロンさんの映画は『ヌーヴェルヴァーグ』、『カサノヴァ最後の恋』、『百一夜』、『ハーフ・ア・チャンス』の4品のみで、『刑事物語』と『刑事フランク・リーヴァ』の2本のテレビシリーズが日本で放映されたのも本国での放映から何年か経ってからのことでした。
 
ただ数少ない日本での露出の中で、平成19年にはスマスマ出演の為にたった1日だけ来日するなど、少ないからこそインパクトを与えることができた、ということもありました。
 
また平成時代はビデオソフト、DVDソフトの家庭への普及によってドロンさんが昭和時代に残した数々の名作をいつでも気軽に家庭で楽しむことができるようになったことでドロンさんがより身近になった時代でもありました。
 
またユーチューブの出現によりフランス本国でのテレビ番組への出演映像をリアルタイムで観ることも可能になりました。
 
さらに平成17年からスタートしたこのブログも、当初の「日本のマスコミで取り上げられなくなったドロンさんの情報を発信する」という役割は上記YouTubeやSNSの発展により事実上終わりを告げて、今では毎年開催しているアラン・ドロン生誕記念祭でファンの皆さん同士が交流する為の連絡用ツールの役割を大きく担うものに変化させてきました。
 
このように「平成」という時代をドロンさんのファンの観点で振り返ってみますと、これからの「令和」の時代がどう発展していくのかは想像もつきませんが、ドロンさんが残した映画の魅力は時代の変化に左右されることのない不変のものであり、新時代になってもそれは変わる事はなく続くことでしょう。
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