Dancing Machine (1990)
アラン・ドロンが『ヌーヴェル・ヴァーグ』と『カサノヴァ最後の恋』の間に主演し、
日本未公開作(ビデオも未発売)であった幻のこの作品が先日フランスでDVDで発売されました。
早速取り寄せて初めて観ることができましたが、
なぜ今まで日本で無視されてきたのか疑問に思えるほど、意外に面白い作品でした。
バレエ教室の主催者で、独裁者のように生徒たちに振舞う元著名なダンサーで、
カリスマ性はあるが怪我のため今は杖を手放すことが出来ない足の不自由な男を
アラン・ドロンが久々に怪しさ満天に演じています。(役名はアラン・ウルフ!?)
生徒たちのダンスのシーンはだらだらと無駄な描写も多く、映画館で見たらきっと退屈するでしょうが、
DVDだと一瞬のうちに早送りできるので、そう気にはなりません。
共演のクロード・ブラッスールもドロンを連続殺人の犯人ではないかと追い回す刑事役で、
これも『愛人関係』を想起させるキャスティングで、懐かしくなります。
ドラマの結末は意外なものなのでここでは書けませんが、これを知ってからもう一度見直すと
ドロンの演技がまた違った印象を受けるような作りになっています。
(それをドロンが計算した上で演じているのかどうかわかりませんが。)
詳しいライナーノーツのご紹介はいずれまたの機会に。
アラン・ドロンが『ヌーヴェル・ヴァーグ』と『カサノヴァ最後の恋』の間に主演し、
日本未公開作(ビデオも未発売)であった幻のこの作品が先日フランスでDVDで発売されました。
早速取り寄せて初めて観ることができましたが、
なぜ今まで日本で無視されてきたのか疑問に思えるほど、意外に面白い作品でした。
バレエ教室の主催者で、独裁者のように生徒たちに振舞う元著名なダンサーで、
カリスマ性はあるが怪我のため今は杖を手放すことが出来ない足の不自由な男を
アラン・ドロンが久々に怪しさ満天に演じています。(役名はアラン・ウルフ!?)
生徒たちのダンスのシーンはだらだらと無駄な描写も多く、映画館で見たらきっと退屈するでしょうが、
DVDだと一瞬のうちに早送りできるので、そう気にはなりません。
共演のクロード・ブラッスールもドロンを連続殺人の犯人ではないかと追い回す刑事役で、
これも『愛人関係』を想起させるキャスティングで、懐かしくなります。
ドラマの結末は意外なものなのでここでは書けませんが、これを知ってからもう一度見直すと
ドロンの演技がまた違った印象を受けるような作りになっています。
(それをドロンが計算した上で演じているのかどうかわかりませんが。)
詳しいライナーノーツのご紹介はいずれまたの機会に。