CANNES 2013

現地時間で25日夕刻、カンヌに登場したアラン・ドロンさんです。

(1) Festival de Cannes - Page Officielle

会場でのドロンさんのスピーチはこちらからどうぞ。
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カンヌ国際映画祭 － 2013年5月15日から26日まで

予想していたよりも上映会場は小さく、
ゲストも壇上からニコール・カルファンが紹介されましたが、
著名なスターの姿やアヌーシュカもおらず、とても質素で地味なイベントだったように思います。
これはこれでドロンさんらしくてよかったかもしれません。

CANNES 2013

VIDEO. Le Festival de Cannes rend hommage à Alain Delon | Nice-Matin

Avec Isabelle Adjani

1976年のパリマッチ誌より

フランスのテレビ番組（恐らくフランス映画を特集した記念番組）で共演した
アラン・ドロンさんとイザベル・アジャーニのスチール写真です。

この二人は今日まで映画で共演する機会はありませんでしたが、
まさかこんな形で共演が実現していたとは全く知りませんでした。

ドロンさんは恐らく『ボルサリーノ２』撮影前後の頃ではないかと思います。
髪型も衣装もロッコ・シフレディのままですね。

CANNES 2007

今回もまた2007年のカンヌ映画祭からの画像です。

主演女優賞のプレゼンターとして颯爽と壇上に登場したドロンさんですが、
ここでドロンさんは突然ロミー・シュナイダーへのオマージュを捧げ、観衆全員にロミーへの拍手をお願いする、
という粋な演出を試みます。

当然ながら会場は満場一致で喝采に包まれ、
その様子を天国のロミーに伝えるかのように天井を見上げるドロンさんの表情が非常に感動的でした。

あれから６年が経ち、
昨日は息子のアラン・ファビアン君が彼の主演映画デビュー作を引っさげてカンヌに登場しています。
いろいろな問題を起こしてドロンさんのご心痛の元凶であった彼がいったいどう成長しているのか、
カンヌの観客たちは興味津々といったところでしょうか。

まだ１８歳という若さで苦労を知ることなくいきなりカンヌにデビューというのは
果たして彼にとってよかったのかどうか、私は少し危惧しています。
ドロンさんはどうお考えなのか、聞いてみたいところです。

Paris Match N°3339 du 16 Mai 2013

本日発売のパリマッチ誌はドロンさんのインタビュー記事が掲載されています。

ちょうどカンヌ映画祭に『太陽がいっぱい』のレストア版が上映される直前のこのインタビュー記事、
どのようなお話をされるのか大変興味深いです。

ダイジェスト版の記事は以下のリンクからご覧ください。
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News Alain Delon "Aujourd'hui, j'ai envie d'être amoureux", actualités Alain Delon "Aujourd'hui, j'ai envie d'être amoureux" - Paris Match.com


ご購入と紙面の閲覧はこちらからどうぞ。
　　　　　　　　　↓
www.journaux.fr - Paris Match

CANNES 2007

もう今から6年も前になりますが、
ドロンさんが久々にカンヌ映画祭の華やかな舞台に登場したのが2007年でした。

しばらくカンヌとは距離を置いていたはずのドロンさんがいったいなぜ突然出席を決断したのか。

その理由のひとつとして、
美しく成長した愛娘のアヌーシュカをカンヌのレッドカーペット上で世界の映画ファンに紹介することだったのではないか、
と、この映像を観てなんとなく理解することができました。

それほどこのときのドロンさんの表情は生き生きとしており、
当時71歳とは思えぬほど若々しく活気に満ちた姿でした。

はたして今年のカンヌではどのように登場されるのか、
2年前のベルモンドへのオマージュの時のような豪華な演出が用意されているのか、
今から期待は膨らむばかりです。

今年のカンヌはドロンさんへのオマージュ

もうすでに皆様ご承知のことと存じますが、
今年のカンヌ映画祭では5月25日に『太陽がいっぱい』のレストア版が上映され、
その後アラン・ドロンさんに栄誉賞が授与される、とのニュースが出ています。

Alain Delon honor Cannes - Paris Match

Cannes 2013 : hommage Alain Delon - CANALPLUS.FR

今年は他にもロバート・レッドフォードの新作が出品されたり、
委員長がスティーブン・スピルバーグであったりと、なかなかの豪華な顔ぶれが揃うようです。
大変楽しみです。