LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

À son appartement (3)

2009-07-26 | INTERIOR
今回のドロンさんのアパルトマンは当時一緒に住んでいた二人の子供たちの寝室です。

まるで美術館のように絵画や彫刻が所狭しと飾られていますが、
動物のぬいぐるみの存在が唯一子供部屋だとわかる証しになっています。

"二人の子供が生まれて私の人生は変わった。"とのコメントが書かれています。
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À son appartement (3)

2009-07-25 | BELMONDO
ベルモンドのアパルトマン、今回は寝室です。

床、壁、おそらく天井も白一色にまとめられ、
壁面の絵画やリネン、電話も白、オーディオ機器もシルバー系と、
モダンインテリアで統一された生活色のない空間ですが、
そこでにこやかに笑っているベルモンドがなぜかとてもフィットしています。
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À son appartement (2)

2009-07-25 | INTERIOR
こちらのドロンさんのアパルトマンでは
フローリングの床の上にベージュを基調としたソファと絵画を組み合わせて
渋い味わいを感じ取ることができます。

ドロンさんのきっちりと折り目を付けたジーンズの着こなしにも注目です。
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À son appartement (2)

2009-07-24 | BELMONDO
ベルモンドのアパルトマン、今度は別の角度からの写真です。
何と彼の背後に『ピエロ・ル・フ』のポスターが飾られているのが見えます。
ゴダールと決別したはずのベルモンドですが、こうやって作品には愛着を持っているのですね。

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À son appartement (1)

2009-07-23 | INTERIOR
こちらは2000年代前半の頃と思われるドロンさんのパリのアパルトマンの写真です。

先のベルモンドのそれと比べますと、
本棚に配置されている家族の写真、絵画など全体的にシックな印象です。
手元に置かれた大きな「山猫」(?)のオブジェは秘蔵のコレクションなのでしょう。
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À son appartement (1)

2009-07-22 | BELMONDO
これは90年代前半ごろかと思われますが、
パリの自宅でくつろぐベルモンドの写真です。

壁際の戸棚に並べられた映画のビデオテープに目が行きますが、
メルヴィル監督作品の『フェルショー家の長男』のポスターにも注目です。
自身の出演作のポスターを部屋に飾るということはよほど愛着があるのでしょう。

そういえばドロンさんはこのように主演作のポスターを部屋に飾ることは
あまりなさっていなかったような気がします。
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Chevalier de la Légion d'Honneur

2009-07-22 | BELMONDO
1979年に46歳の若さでフランスのレジオンドヌール勲章を授与された
ベルモンドの晴れの場にゲストとして訪れたドロンさんや映画界の仲間たち、
そしてベルモンドのご両親の写真です。

ドロンさんが心から祝福している様子が写真から伝わってきます。
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La puce à l'oreille

2009-07-22 | BELMONDO
1996年のパリマッチ誌より、
今回はベルモンドの舞台"La puce à l'oreille"の初日に訪れたゲストたちとの特集記事です。
ゲストの中にはドロンさんの姿も見られ他のゲストとの写真が紹介されています。

ベルモンドと一緒に写っているのはクラウディア・カルディナーレとベアトリス・ダルです。
ベルモンドとカルディナーレは「ラ・スクムーン」での共演が印象に残っています。
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AVANT LE SPECTACLE

2009-07-18 | THE MAGAZINES
1996年のパリマッチ誌より、
シアター・マリニーで舞台"VARIATIONS ENIGMATIQUE"の公演を開始した
ドロンさんの楽屋を紹介した記事を以前ご紹介しましたがPARIS MATCH (26)
同じページの中にベルモンドが公演を観に来た際の写真と文章がありましたので
以下にご紹介します。

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ステージに行く前、
毎晩ドロンはマリニー劇場の管理人がいる台所のテーブルでスパゲティを食べている。
このスパゲティは管理人が料理したものだ。
もちろん、縁起担ぎを好む俳優であるアランにとってこの食事は慣習となった。

だがこの月曜日の開演前の夜には
いつものスパゲティよりも栄養価の高い安全な食事を増やす必要があった。
なぜなら友人のベルモンドとナティーと一緒に食事をするからであった。
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STUDIO "LE CHOC BORSALINO" (4)

2009-07-15 | THE MAGAZINES
本誌の記事は二人のその後のキャリアについて総括しています。

結局のところ二人のスターは似たような作品に出演を続け
二人ともそれに疲れた後は、揃って舞台に活動の場を移していったのだ、
と書かれています。

そんななかで彼らの再共演を待ち望んでいた二人の男
クリスチャン・フェシュネールとパトリス・ルコントによって
二人の再共演作"1 CHANCE SUR 2"が製作されることになった、
というところで締めくくられます。

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一連のこの記事を書きながら気付いたのですが、
この"1 chance sur 2"(=ツキは2つに1つ)というタイトルは
「ボルサリーノ」のラストでのベルモンドの台詞
"La chance,ça n'existe pas"(=ツキなんてものはありはしないんだ。)
を引用しているのではと感じました。

あるいは「ボルサリーノ」でベルモンド扮するカペラが
コインの裏か表かで大事なことを決める場面がありますが、
これなども正に"1 chance sur 2"ですね。

製作者たちに意図があったのかどうかはわかりませんが
こうやって考えると実に粋なタイトルです。
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STUDIO "LE CHOC BORSALINO" (3)

2009-07-13 | THE MAGAZINES
≪初めの投稿文は本文の意味を間違えて解釈しておりましたので訂正します。≫

前回の記事の続きの抜粋をご紹介します。

ベルモンドとドロンさんの先のインタビューにて言及されていたように、
撮影中は監督にすべてを委ねることによって良好な関係を保った二人でしたが、
プレ・プロダクションの段階で暗雲が立ち込めることになります。

映画のタイトルバックに登場する名前の順番について、
二人は共に“「自分が一番」ということを主張するのはやめよう”ということで、
単純にアルファベット順にベルモンドが左側、ドロンさんが右側ということで落ち着きました。
ただし製作会社がドロンさん率いる"ADEL PRODUCTION"であったため、
タイトルの冒頭"Adel Productions présente ... "とすべきところをベルモンドの許可なく
"Alain Delon présente ... "に変えてしまいました。

これにはさすがのベルモンドも大いに怒ったようで、
この後2年間法廷での争い(ベルモンドが何を請求したのかまでは不明ですが。)
にまで発展することになります。

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以前ビデオで発売されたりテレビで放映されたバージョンでは
タイトルの最初は"PARAMOUNT"と"ADEL PRODUCTION"が同時に画面に登場し、
最後に"PRODUCED BY ALAIN DELON"という文言が現れますので、
おそらくこのようにすることで二人は和解したものと推察できます。

これについてのドロンさんの弁明は以前こちらの記事に書きました。→BORSALINO (2)

結局のところ映画の製作というものに対する二人の考え方の違いが如実に表れてしまったわけですが、
これ以降ベルモンドが自分の会社"Cerito Films"で製作した映画には
必ず"CERIT FILMS PRESENTS"の文字は書かれても、
決して"PRODUCED BY JEAN-PAUL BELMONDO"という文言が出ることはありませんでした。

一方でドロンさんの方はこのいざこざ以降も自身のプロデュース作品では必ず
"PRODUCED BY ALAIN DELON"の表記を続けていきます。

どちらが正しいとか誤っているとかではなく
このように自分の主義を曲げずに首尾一貫して主張し続けた二人の大スターの軌跡を見るにつけ
私自身も日々の仕事や生活を続けていく中で大いに勇気づけられています。
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STUDIO "LE CHOC BORSALINO" (2)

2009-07-12 | THE MAGAZINES
前回の記事の中から一部翻訳してみました。

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撮影終了時にベルモンドはインタビューにこう答えている。

"私たち二人はコミック映画でコンビを組む俳優のようだ。
映画の中ではそれぞれが独自に存在感を持ってはいるが、
同時にお互いに対して何かをもたらし合っている。
映画の中で二人のスターが競争するというのは、
その作品が成功する大きな要素だ。
自分の世界の中にいるだけで満足していてはいけないんだ。"

一方でベルモンドと仕事をともにすることで
何か問題が起こらなかったかと期待するジャーナリストの質問に対して
ドロンはこう答えている。

"どうして私が問題を起こすことを期待するんだい?
私たちは長い間、共演を望んでいたんだ。
アメリカ映画のジョンウェインとロバートミッチャム、
あるいはカークダグラスとバートランカスターのようにね。"

そして、物事を明確にしておくために、
彼はプロデューサーである自分の立場でこのように言っているのではなくて
自分が選んだ監督のためであることを主張する。

"ジャック・ドレイは彼一人で十分な才能を持った監督だ。
だから私の考えを彼に押し付けるようなことは全くばかげている。
特に今度の作品のスターは私一人だけではない。
ベルモンドだって彼が言いたいことはいろいろあるはずだよ!
でも私あるいは私たち二人がドレイに圧力をかけるようなことをしていては、
この映画に対する人々の関心はなくなってしまう。
私たちが芝居がかった言動などを行ったとしても
映画を観る人々に何の効果ももたらしはしないさ。"

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STUDIO "LE CHOC BORSALINO" (1)

2009-07-09 | THE MAGAZINES
前回と同じく1998年のSTUDIO誌より
『ハーフ・ア・チャンス』公開に合わせた『ボルサリーノ』の特集記事です。
記事の中身はこれまで紹介されてきたこの作品についてのエピソードを
要約してまとめたものといった印象です。
ただここに掲載されている写真はどれも貴重で珍しいものばかりです。

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STUDIO "ON THE ROAD AGAIN"

2009-07-05 | THE MAGAZINES
1998年の“STUDIO”誌より、
『ハーフ・ア・チャンス』公開前の特集記事での
ドロンさんとベルモンドのツーショット写真です。

当時のお二人の新作映画の公開の頻度は
全盛期のころに比べれば格段に減少しており、
記事のタイトル"ON THE ROAD AGAIN" というのは
正に言い得て妙という感じです。
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PARIS MATCH 25/6/2009

2009-07-04 | THE MAGAZINES
先週フランスで発売されたパリマッチ誌から

ドロンさんとベルモンドの久々のツーショット写真です。
パリの空港で行われた航空機100年記念パーティー会場でのようです。

記事では『ボルサリーノ』共演から39年、と紹介されていますが、
早いもので『ハーフ・ア・チャンス』共演からでも、もうすでに11年が経ってしまいました。

二人ともお元気そうで何よりです。


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