明日フランスのテレビで初放映されるジャン・ピエール・メルヴィル監督のドキュメンタリー番組"Melville, le dernier samouraï "(『メルヴィル、最後のサムライ』)のサントラ盤がダウンロード販売で先日リリースされました。
音楽を担当しているのはメルヴィル監督から信頼の厚かった『仁義』のエリック・ドマルサンで、恐らくこの番組の為に新たなオリジナル・スコアを提供しています。
聴いてみて驚くのは、まるでメルヴィル監督のフィルムノワールの新作が発表されたのではないかと錯覚させられるようなサウンドが聴けることで、60年代、70年代のサウンドトラックを彷彿とさせるメランコリックな魅力に溢れたジャジーな主題曲の明快なメロディーがアレンジを変えて登場します。
往年のファンにとっては大変懐かしい気分にさせてもらえますし、現代の若い世代の映画ファンにとっては新鮮に感じられる大変素晴らしい作品です。
以下のリンクから購入可能です。