【画像リニューアルの為、2011年1月7日記事の再掲載】
1976年のダーバンCMのメイキング・エピソード記事より、今回はミレイユ・ダルクが出演した3作目について少しばかりの情報をご紹介します。
撮影されたのは3月1日から3日間、場所は全てニースを中心に行われました。
今回ご紹介するフィルムはニース近郊のアンティブにあった当時のドロンさんの別荘が舞台です。
フィルムは朝ベッドでまどろんでいるシーンから始まり、そのまどろみの中に回想シーンのように一人の女性が登場する、という設定です。
ミレイユ・ダルクは前年に同じレナウンの別のブランドのCMに出演しており、ダーバンの方では今回のみのゲスト出演となっています。
「フリック・ストーリー」と「ル・ジタン」の撮影の合間に無理にスケジュールを入れた前年とことなり、今回は「パリの灯は遠く」が完成した直後であったためドロンさん自身も時間的に余裕を持ってリラックスして撮影に臨みました。
主人公クラインを演じた直後のためか髪型はいつもより短めなのがわかります。
1976年のダーバンCMのメイキング・エピソード記事より、今回はミレイユ・ダルクが出演した3作目について少しばかりの情報をご紹介します。
撮影されたのは3月1日から3日間、場所は全てニースを中心に行われました。
今回ご紹介するフィルムはニース近郊のアンティブにあった当時のドロンさんの別荘が舞台です。
フィルムは朝ベッドでまどろんでいるシーンから始まり、そのまどろみの中に回想シーンのように一人の女性が登場する、という設定です。
ミレイユ・ダルクは前年に同じレナウンの別のブランドのCMに出演しており、ダーバンの方では今回のみのゲスト出演となっています。
「フリック・ストーリー」と「ル・ジタン」の撮影の合間に無理にスケジュールを入れた前年とことなり、今回は「パリの灯は遠く」が完成した直後であったためドロンさん自身も時間的に余裕を持ってリラックスして撮影に臨みました。
主人公クラインを演じた直後のためか髪型はいつもより短めなのがわかります。
毎週日曜日の夜、恒例となっておりますデビュー60周年記念53週連続 アラン・ドロンがいっぱい|スターチャンネルですが、
スターチャンネルの公式ホームページに掲載されている1月から10月までの放映作品は以下の通りとなっています。
【1】1月1日『アラン・ドロンのすべて』(未公開ドキュメンタリー作品)
【2】1月1日『冒険者たち』
【3】1月8日『仁義』
【4】1月15日『山猫[完全復元版]』〔イタリア語版〕
【5】1月22日『ビッグ・ガン』
【6】1月29日『ボルサリーノ』
【7】2月5日『ボルサリーノ2』
【8】2月12日『ハーフ・ア・チャンス』
【9】2月19日『危険がいっぱい』
【10】2月26日『地下室のメロディー』
【11】3月5日『太陽がいっぱい』[HDリマスター版]
【12】3月12日『パリの灯は遠く』
【13】3月19日『帰らざる夜明け』
【14】3月26日『ロスト・コマンド/名誉と栄光のためでなく』
【15】4月2日『シシリアン』
【16】4月9日『燃えつきた納屋』
【17】4月16日『フリック・ストーリー』
【18】4月23日『ショック療法』
【19】4月30日『黄色いロールスロイス』
【20】5月7日『恋ひとすじに』
【21】5月14日『太陽が知っている』
【22】5月21日『サムライ』
【23】5月28日『愛人関係』
【24】6月4日『チェイサー』
【25】6月11日『エアポート’80』
【26】6月18日『黒いチューリップ』
【27】6月25日『さらば友よ』〔英語版〕
【28】7月2日『最後の標的』
【29】7月9日『スコルピオ』〔英語版〕
【30】7月16日『暗黒街のふたり』[HDリマスター版]
【31】7月23日『スワンの恋』
【32】7月30日『レッド・サン』〔英語版〕
【33】8月6日『あの胸にもういちど』〔英語版〕
【34】8月13日『テキサス』
【35】8月20日『パリは燃えているか』〔英語版〕
【36】8月27日『アラン・ドロンのアルマゲドン』
【37】9月3日『世にも怪奇な物語』
【38】9月10日『黙って抱いて』
【39】9月17日『真夜中のミラージュ』
【40】9月24日『或る犯罪(UN CRIME)』
【41】10月1日『太陽はひとりぼっち』
【42】10月8日『若者のすべて』[4Kレストア完全版]
【43】10月15日『リスボン特急』
【44】10月22日『ブーメランのように』
【45】10月29日『テディ・ベア』(L'ours en peluche)
8月から日本未公開作の放映が続いていましたが、10月には同じく未公開作の『テディ・ベア』(L'ours en peluche)が放映決定となっています。
9月放映の1993年作『或る犯罪(UN CRIME)』に続いてのジャック・ドレー監督作品ですが、ドロンさんのメランコリックな演技は必見です。
11月以降、残り2か月の8作品となりましたが、以下の未だ放映されていない作品からさてどの作品が選ばれるのでしょうか?
『プレステージ』『危険なささやき』『ル・ジタン』『友よ静かに死ね』『アラン・ドロンのゾロ』
『高校教師』『カサノヴァ最後の恋』『悪魔のようなあなた』『暗殺者のメロディー』
『ヌーヴェルヴァーグ』『鷹』『ポーカー・フェイス』『泥棒を消せ』『個人生活』
『お嬢さんお手やわらかに!』『アラン・ドロン私刑警察』『復讐のビッグ・ガン』
あと日本未公開作品も期待を込めて追記しておきます。
『Astérix aux jeux olympiques (2008)』
『Le jour et la nuit (1997)』
『Dancing Machine (1990)』
『デーモン・ワールド(Le passage) (1986)』
『ナイト・ヒート(Attention, les enfants regardent) (1978)』
以下は(毎回しつこく書いてしまいますが)さすがに難しいのではないかと思う作品たちです。
『ジェフ』『さすらいの狼』『栗色のマッドレー』
スターチャンネルの公式ホームページに掲載されている1月から10月までの放映作品は以下の通りとなっています。
【1】1月1日『アラン・ドロンのすべて』(未公開ドキュメンタリー作品)
【2】1月1日『冒険者たち』
【3】1月8日『仁義』
【4】1月15日『山猫[完全復元版]』〔イタリア語版〕
【5】1月22日『ビッグ・ガン』
【6】1月29日『ボルサリーノ』
【7】2月5日『ボルサリーノ2』
【8】2月12日『ハーフ・ア・チャンス』
【9】2月19日『危険がいっぱい』
【10】2月26日『地下室のメロディー』
【11】3月5日『太陽がいっぱい』[HDリマスター版]
【12】3月12日『パリの灯は遠く』
【13】3月19日『帰らざる夜明け』
【14】3月26日『ロスト・コマンド/名誉と栄光のためでなく』
【15】4月2日『シシリアン』
【16】4月9日『燃えつきた納屋』
【17】4月16日『フリック・ストーリー』
【18】4月23日『ショック療法』
【19】4月30日『黄色いロールスロイス』
【20】5月7日『恋ひとすじに』
【21】5月14日『太陽が知っている』
【22】5月21日『サムライ』
【23】5月28日『愛人関係』
【24】6月4日『チェイサー』
【25】6月11日『エアポート’80』
【26】6月18日『黒いチューリップ』
【27】6月25日『さらば友よ』〔英語版〕
【28】7月2日『最後の標的』
【29】7月9日『スコルピオ』〔英語版〕
【30】7月16日『暗黒街のふたり』[HDリマスター版]
【31】7月23日『スワンの恋』
【32】7月30日『レッド・サン』〔英語版〕
【33】8月6日『あの胸にもういちど』〔英語版〕
【34】8月13日『テキサス』
【35】8月20日『パリは燃えているか』〔英語版〕
【36】8月27日『アラン・ドロンのアルマゲドン』
【37】9月3日『世にも怪奇な物語』
【38】9月10日『黙って抱いて』
【39】9月17日『真夜中のミラージュ』
【40】9月24日『或る犯罪(UN CRIME)』
【41】10月1日『太陽はひとりぼっち』
【42】10月8日『若者のすべて』[4Kレストア完全版]
【43】10月15日『リスボン特急』
【44】10月22日『ブーメランのように』
【45】10月29日『テディ・ベア』(L'ours en peluche)
8月から日本未公開作の放映が続いていましたが、10月には同じく未公開作の『テディ・ベア』(L'ours en peluche)が放映決定となっています。
9月放映の1993年作『或る犯罪(UN CRIME)』に続いてのジャック・ドレー監督作品ですが、ドロンさんのメランコリックな演技は必見です。
11月以降、残り2か月の8作品となりましたが、以下の未だ放映されていない作品からさてどの作品が選ばれるのでしょうか?
『プレステージ』『危険なささやき』『ル・ジタン』『友よ静かに死ね』『アラン・ドロンのゾロ』
『高校教師』『カサノヴァ最後の恋』『悪魔のようなあなた』『暗殺者のメロディー』
『ヌーヴェルヴァーグ』『鷹』『ポーカー・フェイス』『泥棒を消せ』『個人生活』
『お嬢さんお手やわらかに!』『アラン・ドロン私刑警察』『復讐のビッグ・ガン』
あと日本未公開作品も期待を込めて追記しておきます。
『Astérix aux jeux olympiques (2008)』
『Le jour et la nuit (1997)』
『Dancing Machine (1990)』
『デーモン・ワールド(Le passage) (1986)』
『ナイト・ヒート(Attention, les enfants regardent) (1978)』
以下は(毎回しつこく書いてしまいますが)さすがに難しいのではないかと思う作品たちです。
『ジェフ』『さすらいの狼』『栗色のマッドレー』
Pascal Desprez, Alain Delon, Johnny Hallyday and more attend Mireille Darc Funeral
本日パリで執り行われたミレイユ・ダルクさんの葬儀の様子がいくつかのサイトで紹介されています。
Alain Delon très ému aux obsèques de Mireille Darc - Télé Star
L’adieu d’Alain Delon à Mireille Darc
ドロンさんの深い悲しみの表情には語り掛ける言葉もありません。
Alain Delon très ému aux obsèques de Mireille Darc - Télé Star
L’adieu d’Alain Delon à Mireille Darc
ドロンさんの深い悲しみの表情には語り掛ける言葉もありません。
パリマッチ誌最新号Paris Matchにドロンさんのミレイユの死に関するインタビューが掲載されて、その一部が以下のリンクで紹介されています。
Alain Delon : "Mireille Darc était la femme de ma vie, ma moitié"
今回はそのインタビューを翻訳しましたのでご紹介します。
訳していてとてもつらいインタビューでした。
--------------------------------------------------------------------
ミレイユ・ダルクが死去した数時間後、アラン・ドロンはジャーナリストValérieTrierweilerに打ち明けた。
「私は彼女がもう苦しんではいないんだと自分に言いきかせたよ。
彼女は、苦しんでいた、とても苦しかっただろう。
今は残された者が苦しんでいる。
私はとても傷ついている!
彼女はそれほど私の人生に大切な人だった... 」
彼女の声はもう聞こえてこない。
彼女は嗚咽するように息を引き取った。
アラン・ドロンはその瞬間、壊れた男となった。
彼はこの二十四時間、ミレイユ・ダルク、彼のミレイユがもうこの世にいないことを知った。
数ヶ月間彼はこの瞬間を恐れていた。
この数週間、彼は人生で最悪の判決に対する自分自身の心の準備をしようとしていた。
「35年前にロミーが逝った。そして今度はミレイユだ。
そして、Simone(Veil、今年の6月30日に死去)。
もうこれで十分だよ。 」
金曜日の夜から土曜日にかけてドロンはドゥーシーの別荘を出てパリへ再び向かいミレイユの人生が終わろうとする最後の息を感じた。
彼は彼女の手を取って、彼女の耳のそばで彼女に話しかけた。
「彼女の手首はとても細くなっていた、彼女はとてもやせ細っていた...私は彼女にキスをした。」
「彼女は私の人生の女性でした。
私たちは一緒にいるととても幸せで、すべてが満足だった...
私たちはすべてを持っていて、彼女は私にとってすべてだった。
私たちは二人とも俳優であり、共演することができて幸せだった。
でももし私たちが美容師だったとしても、一緒にいれば同じように幸福を経験していただろう。
彼女は私の半分だった。
私たちは互いに何も尋ねなくとも理解できた。お互いを補い合っていたんだ。」
「(彼女が亡くなったのが)40歳の頃ではなくて今の年齢で良かった。
彼女のいなくなった人生をもうこれから長い年月苦しむことはないだろう。
少なくとも、彼女も、もう苦しむことはない。
彼女は安らかに眠った。
彼女がいなくなれば、私も旅立つことができる。」
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Alain Delon : "Mireille Darc était la femme de ma vie, ma moitié"
今回はそのインタビューを翻訳しましたのでご紹介します。
訳していてとてもつらいインタビューでした。
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ミレイユ・ダルクが死去した数時間後、アラン・ドロンはジャーナリストValérieTrierweilerに打ち明けた。
「私は彼女がもう苦しんではいないんだと自分に言いきかせたよ。
彼女は、苦しんでいた、とても苦しかっただろう。
今は残された者が苦しんでいる。
私はとても傷ついている!
彼女はそれほど私の人生に大切な人だった... 」
彼女の声はもう聞こえてこない。
彼女は嗚咽するように息を引き取った。
アラン・ドロンはその瞬間、壊れた男となった。
彼はこの二十四時間、ミレイユ・ダルク、彼のミレイユがもうこの世にいないことを知った。
数ヶ月間彼はこの瞬間を恐れていた。
この数週間、彼は人生で最悪の判決に対する自分自身の心の準備をしようとしていた。
「35年前にロミーが逝った。そして今度はミレイユだ。
そして、Simone(Veil、今年の6月30日に死去)。
もうこれで十分だよ。 」
金曜日の夜から土曜日にかけてドロンはドゥーシーの別荘を出てパリへ再び向かいミレイユの人生が終わろうとする最後の息を感じた。
彼は彼女の手を取って、彼女の耳のそばで彼女に話しかけた。
「彼女の手首はとても細くなっていた、彼女はとてもやせ細っていた...私は彼女にキスをした。」
「彼女は私の人生の女性でした。
私たちは一緒にいるととても幸せで、すべてが満足だった...
私たちはすべてを持っていて、彼女は私にとってすべてだった。
私たちは二人とも俳優であり、共演することができて幸せだった。
でももし私たちが美容師だったとしても、一緒にいれば同じように幸福を経験していただろう。
彼女は私の半分だった。
私たちは互いに何も尋ねなくとも理解できた。お互いを補い合っていたんだ。」
「(彼女が亡くなったのが)40歳の頃ではなくて今の年齢で良かった。
彼女のいなくなった人生をもうこれから長い年月苦しむことはないだろう。
少なくとも、彼女も、もう苦しむことはない。
彼女は安らかに眠った。
彼女がいなくなれば、私も旅立つことができる。」
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