LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

FROM MY NEW SCRAP BOOK (58)

2009-04-26 | THE BRILLIANT PHOTOS
毎日更新しようと意気込みだけはあるのですが、
なかなかきっちりとした文章を書く時間が作れません。
皆様申し訳ございません。

そんなときは棚からひとつかみで選んだお気に入りの写真をアップして
お茶を濁させてもらっています。(最近このパターンが多いです。)

今回は仏プレミア誌から『友よ静かに死ね』のスチール写真です。
この作品に関する写真の多くはドロンさんらしいものが少ないのですが、
これはなかなか趣のあるいい写真です。
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Madly Video Clip

2009-04-21 | THE INFORMATIONS
YouTube - MADLY Alain Delon

いつかは観れるだろうと思っていた『栗色のマッドレー』のダイジェスト映像が
とうとうユーチューブにアップされました。
fanalain様、ご紹介下さりありがとうございました。

これは歴史的な出来事です。



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AVEC ROMY (7)

2009-04-20 | AVEC ROMY
1959年9月のオルリー空港でのアラン・ドロンさんとロミー・シュナイダーのスナップ写真です。
当り前の感想ですが、お二人ともまだまだ若いですね。
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LES MONTAGNES RUSSES

2009-04-18 | Dossiers de Presse
2003年にアラン・ドロンさんがシアター・マリニーで公演を行った
"LES MONTAGNES RUSSES"(=ジェット・コースター)のパンフレットです。

表紙の写真はこの舞台のポスターのものと同じですが、
背後に立つドロンさんの写真は90年代初めの頃のような姿です。
少し今のドロンさんと違うので違和感を持ったのですが、
よく見ると正面のアストラッド・ヴェイロン演じるヒロインの後姿がカラーなのに対し、
ドロンさんの姿は紫のモノ・トーンになっています。

これはドロンさん演じる主人公の初老の男が
家族の留守中にパブで知り合った女性を自宅に招き入れたものの、
実は昔生き別れた娘だったということから生じるドラマが描かれた舞台であることから、
恐らくヒロインの子供時代の記憶にある父親の姿として
ドロンさんの少し若い時代の写真が使われたのではないかと想像しています。

『マディソン郡の橋』のパンフに掲載されていた『太陽が知っている』でのロミーとのスチール写真は
ここでも同じく掲載されており、ドロンさんのコメントも寄せられています。

ドロンさんにとって舞台に出演するという行為は、
常にロミーと共演した初舞台のことを思い出さずにはいられないのでしょう。
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AIRPORT'80

2009-04-16 | Dossiers de Presse
アラン・ドロンさんがコンコルドの機長を演じた1980年のお正月映画、
『エアポート’80』のパンフレットです。
この年は同時期に『007ムーンレイカー』も封切られています。

黄色い表紙というのがドロンさんの映画のパンフとしては極めて異質で、
中のオレンジや青緑の配色のセンスも少し首を傾げさせられます。
コンコルドとミサイルが接触しようとしている絵もどこか安っぽいです。
中身の構成もグランドホテル形式のパニック映画という性質を忠実に継承しているため、
ドロンさんが出演者たちの中のワン・オブ・ゼムという扱いになっているのは仕方ないところでしょうか。

ただ見開きの中央のページにコックピット内のセット撮影のスチールが数枚掲載されていますが、
これらは極めて珍しい写真で、このパンフレット以外にお目にかかったことはありません。
(下段、左、中央の写真がそれです。)

それ以外のドロンさんの写真も他の雑誌に掲載されてきたものとは少し違うものがあり、
ファンにとってこれは意外と希少価値のあるパンフレットかもしれないです。
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UN UNIVERS OU LE TEMPS S'EFFACE (4)

2009-04-10 | INTERIOR
"JOURS DE FRANCE"NO,1305-janvier 1980から第4回目は
アラン・ドロンさんの別荘内のダイニング・ルームです。

専属の料理人の方もいらっしゃるようですが、今回はミレイユ・ダルクも料理の腕を振るっています。

一連のこれらの写真でのドロンさんの表情は映画で見せるそれとは全く異なり、
平和そのものといった感じです。


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UN UNIVERS OU LE TEMPS S'EFFACE (3)

2009-04-09 | INTERIOR
"JOURS DE FRANCE"NO,1305-janvier 1980から第3回目は
アラン・ドロンさんの別荘内のプレイ・ルームです。
サッカー・ゲーム、ビリヤード、スロットマシンなどが置かれています。

気の許せる仲間たちと束の間のひとときを過ごす穏やかなドロンさんの表情が印象的です。

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UN UNIVERS OU LE TEMPS S'EFFACE (2)

2009-04-08 | INTERIOR
前回と同じ"JOURS DE FRANCE"誌より
アラン・ドロンさんの別荘の中にある室内温泉(?)プールの写真です。

ウッディーな内装の豪華さに圧倒されます。
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UN UNIVERS OU LE TEMPS S'EFFACE (1)

2009-04-07 | INTERIOR
"JOURS DE FRANCE"NO,1305-janvier 1980 より、
アラン・ドロンさんとミレイユ・ダルクがドゥ-シ-の別荘で過ごす休日の記事からの写真です。 

広大なリビングにドロンさんと仲間たちがリラックスしてくつろぐ様子が伝わってきて
観ているこちら側も癒される写真です。

大きなアクセントになるのが左右対称に壁に掛けられた2枚のクラシックな絵画ですが、
他にも白黒のフォトがところどころに配置されているのがわかります。

さて肝心のドロンさんはどこにいるでしょう?
どうぞお探しになって下さい。
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DANS LE BUREAU DE LEUR MAISON DE GENEVE

2009-04-06 | INTERIOR
1991年のパリマッチ誌より、
アラン・ドロンさんが当時のパートナーのロザリーと住んでいた
スイス、ジュネーブの自宅書斎内の写真です。

壁に掛けられた数多くの写真と机の上の絵画が目を引きますが、
絵画は風景画なのに対し、写真はほとんどすべてが人物写真であることに、
様々な人たちとの出会いを大切にするドロンさんのこだわりを感じさせます。
それらの中に彼の大好きな犬の写真も同じように飾られていますが、
彼にとって犬は単なるペットではなく大切な友人なのでしょう。

ひときわ大きな額に入っているパリマッチ誌の表紙の写真は1984年のものです。
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SUR LE PETIT BUREAU

2009-04-04 | INTERIOR
アラン・ドロンさんについてのいろいろな資料を整理していますと、
ご自身のプライベートな場所を写真で公開している記事がよくあることに気付かされます。

そこには取材する記者やカメラマンとの信頼関係が築かれていることが大前提としてあるのでしょうが、
自らのライフスタイルを公開するという行為の根底には、単なるファン・サービス以上の
ドロンさん特有の心理が働いていることを一ファンとして理解することができます。

そういう行為を時には「ナルシスト」などと悪し様に批判されることもあるドロンさんですが、
オフィシャル、プライベート問わず常に人前にさらされているという緊張感を逆手にとって
敢えて全てを公開することで自身のストレスを緩和させているように感じます。

ドロンさんが発信してきたそういう情報の中で特に私が注目するのが彼のインテリア・センスです。
恐らくこれは彼が師事してきたヴィスコンティなどの影響によるところが大きいと思いますが、
この新しいカテゴリーではそういったドロンさんの優れたインテリア・センスをご紹介していきたいと思います。

まずは2年前のフィガロ誌より、ドロンさんのオフィスかと思われる場所でのデスクトップの写真です。
整然と並べられた文書の配置、棚に飾ってあるヘリコプターの模型などに目が行きますし、
壁に掛けられた絵画と机の上のライオンのぬいぐるみのギャップも微笑ましいです。
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『SOLEIL ROUGE』

2009-04-02 | THE SOUNDTRACKS
今年の3月29日に亡くなられた映画音楽界の巨匠モーリス・ジャールの作品
『レッド・サン』のサントラ盤CDをご紹介します。
この作品は1995年に一度日本のSLCレーベルから世界初CD化として発売されていましたが、
(添付画像中段)これは全てモノラル録音でした。
その後ユニバーサル・フランスよりステレオ完全版が発売され現在に至っています。

アラン・ドロンさんの作品でモーリス・ジャールが音楽を担当したのは
『素晴らしき恋人たち』『パリは燃えているか?』『レッド・サン』『昼と夜』(未公開)と実に4作品もあり、
また息子のジャン・ミッシェル・ジャールも『燃えつきた納屋』の音楽を手掛けるなど、
ドロンさんとは意外と接点の多い作曲家でした。

今回ご紹介する『レッド・サン』の音楽は上記4作品の中でも最もジャールらしい作品です。
ジャール自身のインタビューが掲載されたライナー・ノーツの中で、
彼がコンセルバトワール音楽院在学中から特に興味を持っていたのが民族音楽のジャンルで、
映画音楽の作曲家となってからはシンセサイザーがまだなかった50年代、60年代において
この世界各地の民族楽器を随所に使用することによって大きな効果を発揮することができたと語っています。
この『レッド・サン』の音楽の中でも日本の琴やダルシマーなどの民族音楽と
オンド・マルトノとアコーディオンの演奏家がオーケストラに加わって参加しています。
これら西洋、東洋、中近東音楽の融合というのはジャールにとって
『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバコ』など一連のデビッド・リーン作品で成功しており、
『レッド・サン』もそれらの範疇に入れることのできる音楽と言っても差支えはないでしょう。

『レッド・サン』は撮影がほとんど終わって、もうあとは音楽をつけるだけの状態で、
プロデューサーのロベール・ドルフマンの紹介で監督のテレンス・ヤングがジャールに依頼してきたとのことで、
007の監督として有名ではあったけれども彼とはまだ仕事をしたことのなかったジャールは
結局ヤングの人柄に魅かれ彼の要請にこたえる形で引き受けることになったようです。
ジャールが初めて試写を観たこの映画の印象は「シュールレアリスティックだった!」とも書かれています。

この『レッド・サン』はジャールと日本との接点の始まりという意味でも意義のある作品で、
この後アメリカ資本のテレビ・ドラマ『将軍』の音楽も手掛けることになります。
この作品のサントラCDは昨年イントラーダ・レーベルから発売されていますが、(添付画像下段右側)
『レッド・サン』のさらに延長線上を行くかのように、
琴や尺八、三味線、和太鼓などの和楽器をオーケストラと共演させた見事な融合音楽を聞かせてくれます。
またジャールはその後も日本映画『首都消失』『落陽』の音楽も手掛けています。

偉大な作曲家モーリス・ジャール氏に対し謹んでご冥福をお祈りいたします。
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5年目に突入しました。

2009-04-01 | ABOUT MY BLOG
2005年4月からスタートしたこのブログもとうとう5年目に突入しました。

あきっぽい性格の私がよくもまあ続いたもんだと自分でも不思議な気持ちですが
これも毎日訪れて下さる皆様のおかげだと心より感謝いたしております。

これからもこの"LE REGARD D'ALAIN DELON"をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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