前回の続きです。
当日のニュースで、パリのレマル広場のショッピングセンターでの爆破テロを報じたことを受けて久米氏がドロンさんに質問します。
K:(パリの悪化した治安について)どうしてこうなってしまったのでしょう?
AD:フランスでは人権的にいろんな外国人を受け入れています。
その中にもちろんテロリストが紛れ込んでしまっているのです。
フランスではあまりにも簡単に出入りできますから。
私はテロは絶対反対です。
なぜかというとテロという言葉には人に恐怖を与えるという意味があります。
人に乱暴を働いてもなんの成果もありません。
一番残酷なのは何にもイデオロギーで関係のない人たちが犠牲者になることです。
K:カトリーヌさんに番組の印象をお聞かせください。
カトリーヌさん:非常にわかりやすく紹介されている。映像もいいし面白そうです。
K:ドロンさんは俳優というより今は実業家である、と先ほどご紹介しましたが、実は50歳でいらっしゃるんですが、とてもそういう風にはみえずにお若いのですが、これからも映画をたくさんおとりになるつもりなのでしょう?
AD:それはわかりません。
そのときの情熱によって映画を作りたければ映画を作りますし、ビジネスをしたければビジネスをします。
そのときそのときの情熱に燃えていきます。
人生は何度も楽しむべきだから。