テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

湖岸の西の里山で。

2009-01-12 12:31:49 | ブックス
 新成人さん、おめでとうございます!
 こんにちは、ネーさです。

「テディちゃでスゥ! せいじんッ、おめでとうゥなのでス♪」

 成人の日の本日は、新成人さん&とっくに成人さんにも懐かしい、
 日本の里山についての一冊を御紹介いたしましょう。
 こちらを、どうぞ~!



           ―― 琵琶湖里山ふるさと散歩 ――


 
 著者は今森光彦さんと今森洋輔さん、’06年1月に発行されました。
 今森洋輔さんは、昨日ご紹介したばかりの
 『琵琶湖の水鳥』の著者さんですが、

「ふァいッ!
 テディちゃ、おぼえてるゥでスよッ!
 がかさんッ、なのでス!」

 そうですね。
 画家である洋輔さんの、
 実のお兄さまが、今森光彦さん、なのです。
 光彦さんは、ネイチャーフォトグラファーさんとして知られる御方です。

「ふァ~、しゃしんかさんッ!」

 そんな写真家のお兄さんと画家の弟さんが、
 《湖西地方》と呼ばれる琵琶湖西岸地域の
 豊かな自然をガイドして下さるのが、この御本です。

 湿度高く、緑がしたたるような原生林。
 人も住まっているけれど、
 それより前に山があり、樹々があり、
 動物たちが暮らす里山。
 滋賀生まれの光彦さんと洋輔さんにとっては、
 文字通りの『ふるさと』です。

「あはッ♪
 あまがえるゥのォしゃしんッ、かわいィ~でスゥ♪」

 お兄さんが撮る森や水辺の写真、
 弟さんが描く琵琶湖の魚や鳥たち、
 ふたりが歩く野の道……

 オレはコンクリートジャングル育ちさ!
 という御方以外はみな、
 この景色に見憶えがあるでしょう。
 日本の、そこら中で見受けられた風景、ですね。

「とんぼォ、いッぱいィ~♪
 せみもォ、かぶとむしィもォ、いィッぱァ~いッ!」

 かろうじて開発を逃れ、
 昔ながらの生活が残されているという湖西の野山を、
 さあ、インドア派さん、
 光彦さん洋輔さんの御兄弟に案内されて、
 ちょっと覗き見!
 また、巻末には湖西周辺の博物館や水鳥監察センターなどの
 インフォメーションも掲載されていますので、
 実践ネイチャー派の御方にもお奨めです。

「おじゃまじゃくしィ、でッきゃくゥなれェッ!」

 ……テディちゃ、発音が怪しくなってますよ。 
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