「こんにちわッ、テディちゃでス!
いのりィまスゥ!」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!祈ります!)
こんにちは、ネーさです。
近畿地方ではいまだ余震が続いていると聞きます。
日本列島を覆うこの不安と緊張の影を、
どうか勝ち点3をもぎ取ってスパっと取り除いておくれ!
と天に訴えるのは贅沢に過ぎるでしょうか……
いえ、今はただ彼らの健闘を願いながら、
さあ、本日の読書タイムです。
こちらを、どうぞ~♪
―― ねこ町駅前商店街日々便り ――
著者は柴田よしきさん、2017年11月に発行されました。
はぁい、御本の題名にある通り、ネコです、猫です、ニャンコです。
著者・柴田さんの作品でニャンコ!といえば、
《猫探偵 正太郎》シリーズが有名ですが、
この御本は正太郎くんとはまた別の
ニャンコちゃんの御話なんですよ。
「めのォいろはぁ、みどりィ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:毛色はグレイ!)
そう、緑目で灰色の毛並み、
やけにヒゲが長くて、
とても人懐こいニャンコ。
このニャンコを巡って、
大騒動が起きました。
「にゃんこでェ、けんかッ??」
「がるぐる?」(←訳:何故また?)
灰色の猫を拾ったのは、欣三おじいさん。
猫を飼うつもりで家に帰ったところ、
奥さんに大反対されました。
捨ててきて!
なんて冷たいことを!と憤る御方もおられましょうが、
理由があるのです。
奥さんはひどいネコアレルギーで、
猫の毛を服に付けた友人が近くに来ただけでももう、
クシャミが……クシャミが……
「はッくしょんッ!」
「ぐるぅるがるぅる!」(←訳:クションクション!)
捨てる? 冗談じゃない!
猫を捨てるくらいならおまえが里に帰れ!
売り言葉に買い言葉じゃないんですけどね、
お皿やら何やら、
家の中を物が飛び交う大ゲンカになってしまって、
とりあえずニャンコは
欣三さんのお孫さんの、
佐智子(さちこ)ちゃんが外へ連れ出したものの。
さて、これからどうしよう?
「さとおやァさがしィ、でスねッ!」
「がるるるるるぐる?」(←訳:猫好きさんはどこ?)
佐智子ちゃんが住んでいるのは、
根古万知――正式呼称は『ねこまんち』、通称『ねこまち』。
駅前の商店街はシャッター通りになり、
来月からは駅長さんもいなくなるかもしれない、という
寂れた町です。
それでも、おお、いたいた、いましたよ、
猫好きさんが。
「やッたでスゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:里親発見!)
灰色猫は、ちょっとややこしいんですけど、
喫茶店で働いている愛美(まなみ)さんが
飼ってくれることになりました。
愛美さんが家を留守にしている昼間の時間帯は、
駅の売店で働いている恵子(けいこ)さんが預かる、という
ニャンコ好き知人友人ネットワークフル稼働で、
みごと、灰色猫は新たな居場所を見つけたのです。
「うみゅッ? それにィしてはァ~?」
「がるるぐるがる?」(←訳:様子がヘンだよ?)
たった一日のこと、でした。
根古万知――
ねこ町の駅に、猫がいる!
SNSで拡散されて、
あっという間に大評判に!
「にゃんこのォ、みりょくゥ、おそるべしィ~♪」
「ぐるるるる♫」(←訳:侮れないね♫)
寂れた町が、一気に大変化の予感?
灰色ニャンコは、
飼い主となった愛美さんの日常は、
どんな嵐に見舞われるのか?
ネタバレ回避のため
これ以上はお喋りできませんが、
ニャンコ好きさんにも旅好きさんにも
おすすめしたい《情熱》のものがたり、
皆さま、ぜひ、一読を♪
追記:わおおおお! やりましたわ!
「やッたァ~!」
「がるる~!」
勝ち点3!ゲットです!!!
いのりィまスゥ!」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!祈ります!)
こんにちは、ネーさです。
近畿地方ではいまだ余震が続いていると聞きます。
日本列島を覆うこの不安と緊張の影を、
どうか勝ち点3をもぎ取ってスパっと取り除いておくれ!
と天に訴えるのは贅沢に過ぎるでしょうか……
いえ、今はただ彼らの健闘を願いながら、
さあ、本日の読書タイムです。
こちらを、どうぞ~♪
―― ねこ町駅前商店街日々便り ――
著者は柴田よしきさん、2017年11月に発行されました。
はぁい、御本の題名にある通り、ネコです、猫です、ニャンコです。
著者・柴田さんの作品でニャンコ!といえば、
《猫探偵 正太郎》シリーズが有名ですが、
この御本は正太郎くんとはまた別の
ニャンコちゃんの御話なんですよ。
「めのォいろはぁ、みどりィ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:毛色はグレイ!)
そう、緑目で灰色の毛並み、
やけにヒゲが長くて、
とても人懐こいニャンコ。
このニャンコを巡って、
大騒動が起きました。
「にゃんこでェ、けんかッ??」
「がるぐる?」(←訳:何故また?)
灰色の猫を拾ったのは、欣三おじいさん。
猫を飼うつもりで家に帰ったところ、
奥さんに大反対されました。
捨ててきて!
なんて冷たいことを!と憤る御方もおられましょうが、
理由があるのです。
奥さんはひどいネコアレルギーで、
猫の毛を服に付けた友人が近くに来ただけでももう、
クシャミが……クシャミが……
「はッくしょんッ!」
「ぐるぅるがるぅる!」(←訳:クションクション!)
捨てる? 冗談じゃない!
猫を捨てるくらいならおまえが里に帰れ!
売り言葉に買い言葉じゃないんですけどね、
お皿やら何やら、
家の中を物が飛び交う大ゲンカになってしまって、
とりあえずニャンコは
欣三さんのお孫さんの、
佐智子(さちこ)ちゃんが外へ連れ出したものの。
さて、これからどうしよう?
「さとおやァさがしィ、でスねッ!」
「がるるるるるぐる?」(←訳:猫好きさんはどこ?)
佐智子ちゃんが住んでいるのは、
根古万知――正式呼称は『ねこまんち』、通称『ねこまち』。
駅前の商店街はシャッター通りになり、
来月からは駅長さんもいなくなるかもしれない、という
寂れた町です。
それでも、おお、いたいた、いましたよ、
猫好きさんが。
「やッたでスゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:里親発見!)
灰色猫は、ちょっとややこしいんですけど、
喫茶店で働いている愛美(まなみ)さんが
飼ってくれることになりました。
愛美さんが家を留守にしている昼間の時間帯は、
駅の売店で働いている恵子(けいこ)さんが預かる、という
ニャンコ好き知人友人ネットワークフル稼働で、
みごと、灰色猫は新たな居場所を見つけたのです。
「うみゅッ? それにィしてはァ~?」
「がるるぐるがる?」(←訳:様子がヘンだよ?)
たった一日のこと、でした。
根古万知――
ねこ町の駅に、猫がいる!
SNSで拡散されて、
あっという間に大評判に!
「にゃんこのォ、みりょくゥ、おそるべしィ~♪」
「ぐるるるる♫」(←訳:侮れないね♫)
寂れた町が、一気に大変化の予感?
灰色ニャンコは、
飼い主となった愛美さんの日常は、
どんな嵐に見舞われるのか?
ネタバレ回避のため
これ以上はお喋りできませんが、
ニャンコ好きさんにも旅好きさんにも
おすすめしたい《情熱》のものがたり、
皆さま、ぜひ、一読を♪
追記:わおおおお! やりましたわ!
「やッたァ~!」
「がるる~!」
勝ち点3!ゲットです!!!