「こんにちわッ、テディちゃでス!
ひゃほゥ! とんぼォ、みましたでスよゥ~!」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!勝ち虫だ!)
こんにちは、ネーさです。
いよいよ《ツール・ド・フランス2019》が始まろうとする今週末、
勝負事には縁起のいいトンボくんに会えるとは!
出発地となるベルギーのブリュッセルでは
既にチーム・プレゼンテーションが催行され、
あとは開幕を待つばかり♪
選手さんたちの健闘を祈りつつ、
さあ、本日も読書タイムですよ。
こちらを、どうぞ~♫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f8/be615a01040b1369f4e1d919145eedde.jpg)
―― 110番のホームズ 119番のワトソン ――
著者は平田駒(ひらた・こま)さん、2019年5月に発行されました。
第1回バディ小説大賞を受賞したこの御本には、
『夕暮市火災事件簿』と副題が付されています。
「わおォッ! おめでとうゥございまス!」
「ぐるぅがるるぅ!」(←訳:バディ小説かぁ!)
バディ――つまり“相棒”をテーマにした作品で、
題名に110番と119番と数字が入っていれば、
もう活字マニアさんにはお分かりのことでしょう。
警察官さんと、
消防士さん。
「そういうゥ、くみあわせッ?」
「がるぐるるる?」(←訳:管轄違うけど?)
ええ、同じ公務員さんではあっても、
管轄違いというか、
畑違いというか、
似ているようで違うお仕事なのが、
警察官さんと消防士さん。
ただ、畑違いではあっても、
接点がない訳ではありません。
「だいじィなんでスッ!」
「ぐるがる!」(←訳:協力体制!)
消防のお仕事は、消火だけではなく。
火事が起きた現場を調べ、
出荷箇所を特定し、
火が出た原因を突き止めること。
ですから、消防署内には
出火調査課という部局もあります。
そしてもちろん、
そもそもの火災の原因――
事故なのか、
事故でないのかを見極めることも重要ですよね。
「むゥ~んッ? もしもォ~…?」
「がるるぐるるるる?」(←訳:意見が分かれたら?)
これは事故による失火だろ?
いいや納得できない!
そんな声が飛び交っているのは、
東京都夕暮(ゆうぐれ)市の
或る火災現場の実況見分最中のこと。
第一回目の見分で
火災調査課の事故と判断しました。
が、警察はそれを却下。
第二回目の見分でも
結論はまとまらなくて、
夕暮市消防署員の棉苗上亮(わたなえ・じょうすけ)さんは
非常に面白くなくて、
イライラ、カリカリ。
「あァ~…たぶんッ?」
「ぐるるるがる?」(←訳:あの人のせい?)
事故だろう!と主張する棉苗さんたちを、
視野が狭い!と藩論するのは、
夕暮警察署の穂村彗星(ほむら・すいせい)さん。
穂村さんの眼には、
棉苗さんには見えていない何かが
映っている……?
「どこかにィ、いわかんッ?」
「がるぐる?」(←訳:調査続行?)
穂村さんと、棉苗さん。
対立しあい、
罵り合ったり、
心配し合ったりしながら、
一歩ずつ一歩ずつ、
真実へと近付いて……ゆけるんでしょうか?
「あんまりィ、けんかァしないでェ~!」
「ぐるるがるるる~!」(←訳:無茶もしないで~!)
短篇3作品で構成されるミステリ色を絡めたお仕事小説、
“相棒”映画やドラマ好きな御方は、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
ひゃほゥ! とんぼォ、みましたでスよゥ~!」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!勝ち虫だ!)
こんにちは、ネーさです。
いよいよ《ツール・ド・フランス2019》が始まろうとする今週末、
勝負事には縁起のいいトンボくんに会えるとは!
出発地となるベルギーのブリュッセルでは
既にチーム・プレゼンテーションが催行され、
あとは開幕を待つばかり♪
選手さんたちの健闘を祈りつつ、
さあ、本日も読書タイムですよ。
こちらを、どうぞ~♫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f8/be615a01040b1369f4e1d919145eedde.jpg)
―― 110番のホームズ 119番のワトソン ――
著者は平田駒(ひらた・こま)さん、2019年5月に発行されました。
第1回バディ小説大賞を受賞したこの御本には、
『夕暮市火災事件簿』と副題が付されています。
「わおォッ! おめでとうゥございまス!」
「ぐるぅがるるぅ!」(←訳:バディ小説かぁ!)
バディ――つまり“相棒”をテーマにした作品で、
題名に110番と119番と数字が入っていれば、
もう活字マニアさんにはお分かりのことでしょう。
警察官さんと、
消防士さん。
「そういうゥ、くみあわせッ?」
「がるぐるるる?」(←訳:管轄違うけど?)
ええ、同じ公務員さんではあっても、
管轄違いというか、
畑違いというか、
似ているようで違うお仕事なのが、
警察官さんと消防士さん。
ただ、畑違いではあっても、
接点がない訳ではありません。
「だいじィなんでスッ!」
「ぐるがる!」(←訳:協力体制!)
消防のお仕事は、消火だけではなく。
火事が起きた現場を調べ、
出荷箇所を特定し、
火が出た原因を突き止めること。
ですから、消防署内には
出火調査課という部局もあります。
そしてもちろん、
そもそもの火災の原因――
事故なのか、
事故でないのかを見極めることも重要ですよね。
「むゥ~んッ? もしもォ~…?」
「がるるぐるるるる?」(←訳:意見が分かれたら?)
これは事故による失火だろ?
いいや納得できない!
そんな声が飛び交っているのは、
東京都夕暮(ゆうぐれ)市の
或る火災現場の実況見分最中のこと。
第一回目の見分で
火災調査課の事故と判断しました。
が、警察はそれを却下。
第二回目の見分でも
結論はまとまらなくて、
夕暮市消防署員の棉苗上亮(わたなえ・じょうすけ)さんは
非常に面白くなくて、
イライラ、カリカリ。
「あァ~…たぶんッ?」
「ぐるるるがる?」(←訳:あの人のせい?)
事故だろう!と主張する棉苗さんたちを、
視野が狭い!と藩論するのは、
夕暮警察署の穂村彗星(ほむら・すいせい)さん。
穂村さんの眼には、
棉苗さんには見えていない何かが
映っている……?
「どこかにィ、いわかんッ?」
「がるぐる?」(←訳:調査続行?)
穂村さんと、棉苗さん。
対立しあい、
罵り合ったり、
心配し合ったりしながら、
一歩ずつ一歩ずつ、
真実へと近付いて……ゆけるんでしょうか?
「あんまりィ、けんかァしないでェ~!」
「ぐるるがるるる~!」(←訳:無茶もしないで~!)
短篇3作品で構成されるミステリ色を絡めたお仕事小説、
“相棒”映画やドラマ好きな御方は、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
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