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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ ご先祖さまは、どんな顔? ~

2025-03-27 22:03:27 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 むむむゥ! きゃわゆいィ~!」

「がるる!ぐるるるる!」(←訳:虎です!小さいねえ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 可愛くて、小さくて、この冬も大人気だった存在、とは……

 さあ、本日の読書タイムは、

 ふっくらフワフワなあの子たちの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― エナガの重さはワンコイン ――

 

 

 絵と文は くますけ さん、監修は上田恵介(うえだ・けいすけ)さん、

 2023年11月に発行されました。

 『身近な鳥の魅力発見事典』と副題が付されています。

 

 エナガ――

 漢字で書くと『柄長』、

 体長は約14㎝、

 渡り鳥ではないため、

 一年を通して見かけることが出来る鳥さん、ですね。

 

 いえ、見かけることが出来る、とはいっても、

 実際にエナガくんたちに出会って、

 撮影に成功して、というのは、

 簡単なことではないようです。

 

「すばやいィうごきィ!」

「ぐるがる!」(←訳:小さ過ぎ!)

 

 体長は14㎝あるとはいえ、

 それは尾の部分を含めて、の話で、

 実際の身体はとても小さく、

 体重はたったの7g……!

 

 スズメの体重が24g、だそうですから、

 エナガくんたちの小ささ軽さが実感できますね。

 

 日本に棲息するエナガは、

 北海道で見られるシマエナガ、

 本州のエナガ、

 四国と九州ではキュウシュウエナガ、

 長崎県の対馬にはチョウセンエナガ、と

 4亜種。

 

 そして、4種のうち、いちばんの人気者は、

 顔白なシマエナガくん……ですよねえ。

 

「みィ~んなァ、ひとめぼれェなのでス!」

「がるるるぐるるる!」(←訳:反則的な愛らしさ!)

 

 この御本では、

 私たちが身近に観察することができる鳥たちの

 プロフィール&基礎知識が紹介されています。

 

 エナガくんの体重が7g=500円玉なら、

 スズメくんの体重24gは

 単3乾電池1個ほど。

 いつも元気満杯!な印象ですけれども、

 スズメくんたちの寿命は短く、

 平均して1年3ヶ月……。

 

 シラサギ、という名の鳥は、実はいません。

 私たちがよく見かける白い色のサギは、

 ダイサギ、

 チュウサギ、

 コサギ、の3種類なんですって。

 チュウサギは渡り鳥なので、

 日本にいるのは夏のみ。

 

「ふァ? しらさぎィ、いないィのでスかッ?」

「ぐるるるっる……!」(←訳:知らなかった……!)

 

 メジロ、ツバメ、

 ウグイス、ツグミ、

 オオタカ、フクロウ、カワセミ……

 鳥たちのイラストを眺め比べていると、

 新たな疑問がむくむくと膨らんできます。

 

 鳥類は恐竜の子孫、って、

 本当なんでしょうか。

 ええ、カモやサギ、カワウはね、

 恐竜っぽさがなくもありません。

 でも、エナガは? 

 キュートなエナガたちの御先祖恐竜は、

 どんな姿形をしていたのでしょう?

 本当の本当に、恐竜だったのでしょうか。

 

「しんかのォ~ふしぎィ?」

「がるるぐるる!」(←訳:答えは謎です!)

 

 鳥を観るのが楽しくなる

 ビギナーさん向けの鳥事典は、

 生命の歴史をいっそう知りたくなる一冊です。

 お散歩好きな活字マニアさんも、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪


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