テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

それは宇宙歴……?

2013-10-28 21:40:59 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでスッ!
 ごしごしィ、じゃばじゃばァ!」
「がるる!ぐるぐるがる~!」(←訳:虎です!洗濯日和だよ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 台風が去って、秋晴れの月曜日となりましたね。
 こんな日はのほほ~んとお昼寝を……いえ、やっぱ読書だわ!ってことで
 本日は、驚きにパッチリ目も醒めちゃうこちらの御本を、どうぞ~!

  



 
             ―― 増山超能力師事務所 ――



 著者は誉田哲也さん、2013年7月に発行されました。
 《ストロベリーナイト》シリーズや、
 『武士道シックスティーン』など《武士道》シリーズで人気の著者さんが
 新たに描き出すのは、

 時は宇宙歴XXXX年――

「ふァ~?? うちゅうゥれきィ???」
「ぐるーがるっるぐるるっ?」(←訳:スタートレックですかっ??)

 あららっと、
 失礼いたしました。
 この物語には、
 スタートレックも宇宙歴も出て来ないんですけれど、
 明らかにSF的センスがにじみ出ているので
 脱線してしまいました。

 ええ、SFです。
 ファンタジーのセンスも、ちょこっと。

 それは何故かと問われたなら、
 御本の題名にある通り……

 超能力者たちが登場する!

「ぱーでスかッ!」
「がーるるるる!」(←訳:パーなんだね!)

 ちょ、ちょっと、ちょっと、
 パーじゃなくてエスパーってお言いなさいな。
 エスパーって!

 ……まあ最近はエスパーという呼び名は流行ってないようなので、
 出来れば、超能力師、がいいかしら。

「むゥ? ちょうのうりょくしィ?」
「ぐっるるるがるる!」(←訳:師ってのが怪しい!)

 怪しくはありませんてば。
 師というのはね、ちゃんとした資格を意味してるんですよ。

 そこは現代の日本でしょうか、
 それとも、いくらか未来の日本なのでしょうか。

 或る年のこと、
 国内初の超能力者団体『日本超能力師協会』が
 正式に発足しました!

「ええッ!」
「がるる!」

 そう、もはや超能力に《うさん臭さ》は無いのです。
 日本超能力師協会は
 年に2度の能力検定試験を実施し、
 その試験に合格すれば、
 超能力師の資格が公認されます!
 晴れて超能力師の看板を
 空高く掲げることが出来ます~!

 あ、でもね。
 看板は、この際、名刺に変えてみましょうか。

 
 《増山超能力師事務所 所属 ヤマダ タロウ》

 って具合にね。

「ちょうのうりょくゥしゅうだんッ!」
「ぐるぐるがる、ぐるっる!」(←訳:どういうとこ、そこって!)

 日暮里駅近くのビル2階、
 曇りガラスに社名が浮かんでいるのが見えるでしょ?
 そこが、増山超能力師事務所。
 そこに出入りするのは、超能力師か、
 あるいは、超能力師にトラブル解決を依頼するフツーの人……?

「みわけがァ、つかないィ?」
「がるるるるるっぐるぐる?」(←訳:本当にいるのっ超能力師?)

 超能力師、という資格を有する事務所員さんたちの日常は?
 大冒険は?
 大活躍はアリなのか?

 ミステリ要素もある作品なので、
 はい、粗筋の御紹介はここまで!
 嬉しくなっちゃうオチャメな表紙の装画(studio crocodile)を目印に
 本屋さんで探してみてくださいね♪
 おすすめですよ~!



 
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