「こんにちわッ、テディちゃでス!
ちゃりィ~んッ?」
「がるる!ぐぅるるる!」(←訳:虎です!ちゃりりん!)
こんにちは、ネーさです。
ああ、もうすぐ神無月も終わりますね……
会社さんによっては、
ウチは10月末が決算なんだ!
と大忙し中の方々もおられることでしょう。
そこで、本日の読書タイムは、
お金をテーマとする
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 江戸のお勘定 ――
著者は大石学(おおいし・まなぶ)さん、
2021年8月に発行されました。
私たちの知らない世界……
それは、江戸の物価。
お江戸の時代、
食品は、
生活必需品は、
ささやかな娯楽費は、
いったい《おいくら?》だったのか。
著者・大石さんのガイドに従って、
さあ、覗いてみましょう♫
「おおばんッ、こばんッ!」
「ぐるが~っる!」(←訳:ハウマ~ッチ!)
序章『江戸時代のお金』では、
江戸の貨幣の基本が
四進法であったことが解説されています。
換算レート図が掲載されていて、
これがものすっごく分かりやすいわ!
当時のお金を、
生活感覚を加味して、
現在のお金に
置き換えてみると……
一文は、約30円。
金一両は、約12万円。
「ふわァ! じゅうにまんえんッ??」
「がるるぐるがるる……」(←訳:実感がいまひとつ……)
ええ、当時の金銭感覚を
実感するために、
第一章から第五章は、
【生活篇】【食事篇】【娯楽篇】
【意外篇】【再生篇】に分け、
モノのお値段が紹介されています。
家賃一ヶ月分は、800文(2万4千円)!
お風呂屋さん(湯屋)は、
大人10文(300円)!
駕籠(かご)は、
日本橋→新吉原が
金2朱(1万5千円)!
「わッ! かごッてェ、たかいィ~!」
「ぐるるるがる!」(←訳:庶民にはムリ!)
寺子屋さんの入学金は、
金1朱(7千500円)。
一日がかりのお芝居見物は、
土間1升が25匁(5万円)と、
まさに大掛かりな”お遊び”。
子どもの絵本は、一冊4文(120円)。
浮世絵は、一枚16文(480円)。
「うんうんッ、それならァ~」
「がるるるぐるるる!」(←訳:推しカツできそう!)
さまざまな《江戸のお勘定》の中で、
異質っぷりが
ひときわ目立つものは……
はい、こちら!
朝顔・万年青は、
1鉢1千両(1億2千万円)!
「ひいいィ!」
「ぐるるがるぅ?」(←訳:お花が1億ぅ?)
江戸時代、
大ブームとなった
万年青(おもと)や
変化朝顔(へんげあさがお)については、
小説のテーマになったりしていて、
活字マニアさんはよく御存知でしょうけれど、
はぁ~…
鉢ひとつが1億って……
そりゃ皆さん育成に走るワケよね~…
納得しました……
「めずらしいィいろとォ、かたちィ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:垂涎の的でした!)
水道代は?
牢屋での小遣いは?
貸本料は?
甘酒一杯は?
カツオは?
マグロは?
伊勢神宮で祈祷をお願いしたら、
おいくら?
貨幣が広く全国に流通したのは
元禄時代であった、と
著者・大石さんは述べています。
その経緯や理由が記されている
『あとがき』まで、
全編読みどころ盛り沢山の
お江戸マネーガイドは、
歴史好きな方々に
おすすめの一冊ですよ。
ぜひ、手に取って、
ほほぉ!と唸ってみてくださいな~♪
ちゃりィ~んッ?」
「がるる!ぐぅるるる!」(←訳:虎です!ちゃりりん!)
こんにちは、ネーさです。
ああ、もうすぐ神無月も終わりますね……
会社さんによっては、
ウチは10月末が決算なんだ!
と大忙し中の方々もおられることでしょう。
そこで、本日の読書タイムは、
お金をテーマとする
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 江戸のお勘定 ――
著者は大石学(おおいし・まなぶ)さん、
2021年8月に発行されました。
私たちの知らない世界……
それは、江戸の物価。
お江戸の時代、
食品は、
生活必需品は、
ささやかな娯楽費は、
いったい《おいくら?》だったのか。
著者・大石さんのガイドに従って、
さあ、覗いてみましょう♫
「おおばんッ、こばんッ!」
「ぐるが~っる!」(←訳:ハウマ~ッチ!)
序章『江戸時代のお金』では、
江戸の貨幣の基本が
四進法であったことが解説されています。
換算レート図が掲載されていて、
これがものすっごく分かりやすいわ!
当時のお金を、
生活感覚を加味して、
現在のお金に
置き換えてみると……
一文は、約30円。
金一両は、約12万円。
「ふわァ! じゅうにまんえんッ??」
「がるるぐるがるる……」(←訳:実感がいまひとつ……)
ええ、当時の金銭感覚を
実感するために、
第一章から第五章は、
【生活篇】【食事篇】【娯楽篇】
【意外篇】【再生篇】に分け、
モノのお値段が紹介されています。
家賃一ヶ月分は、800文(2万4千円)!
お風呂屋さん(湯屋)は、
大人10文(300円)!
駕籠(かご)は、
日本橋→新吉原が
金2朱(1万5千円)!
「わッ! かごッてェ、たかいィ~!」
「ぐるるるがる!」(←訳:庶民にはムリ!)
寺子屋さんの入学金は、
金1朱(7千500円)。
一日がかりのお芝居見物は、
土間1升が25匁(5万円)と、
まさに大掛かりな”お遊び”。
子どもの絵本は、一冊4文(120円)。
浮世絵は、一枚16文(480円)。
「うんうんッ、それならァ~」
「がるるるぐるるる!」(←訳:推しカツできそう!)
さまざまな《江戸のお勘定》の中で、
異質っぷりが
ひときわ目立つものは……
はい、こちら!
朝顔・万年青は、
1鉢1千両(1億2千万円)!
「ひいいィ!」
「ぐるるがるぅ?」(←訳:お花が1億ぅ?)
江戸時代、
大ブームとなった
万年青(おもと)や
変化朝顔(へんげあさがお)については、
小説のテーマになったりしていて、
活字マニアさんはよく御存知でしょうけれど、
はぁ~…
鉢ひとつが1億って……
そりゃ皆さん育成に走るワケよね~…
納得しました……
「めずらしいィいろとォ、かたちィ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:垂涎の的でした!)
水道代は?
牢屋での小遣いは?
貸本料は?
甘酒一杯は?
カツオは?
マグロは?
伊勢神宮で祈祷をお願いしたら、
おいくら?
貨幣が広く全国に流通したのは
元禄時代であった、と
著者・大石さんは述べています。
その経緯や理由が記されている
『あとがき』まで、
全編読みどころ盛り沢山の
お江戸マネーガイドは、
歴史好きな方々に
おすすめの一冊ですよ。
ぜひ、手に取って、
ほほぉ!と唸ってみてくださいな~♪