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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

2020年の《BEST BOOK》を探そう!【その5】

2020-12-29 22:46:27 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わおォッ! ないすしゅゥとッ!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!上手いぞ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日はバスケットボールの高校選手権男子決勝が、
 TVでライブ中継されましたね。
 優勝した仙台大明成(宮城)と準優勝の東山(京都)、
 両校の選手さんたちに拍手を送りながら、
 さあ、《BEST BOOK》探し続行です♪
 本日は、国内の作家さんの作品に
 フォーカスいたしますよ。
 まずは、こちらの御本から、どうぞ~!
 
  


       ―― 霊能者たち ――


 嶺里俊介(みねさと・しゅんすけ)さんによる
 短編6作品から構成される連作ホラーミステリは、
 怖くないようでいてやっぱり怖い?
 怖いようでいて怖くない?という、
 実に不思議なテイストの、
 印象的な作品でした。

「えすえふゥッぽいィ~?」
「ぐぅるるるーる!」(←訳:ファンタジー的!)

 ちょっとヒネったミステリが好きな御方に
 おすすめですよ。

 ひねったといえば、
 ↓こちらも!

  


       ―― 二重拘束のアリア ――


 著者は川瀬七緒さん、
 2020年8月に発行されたこの作品は、
 ↓2019年11月刊行のシリーズ前作である――
 
  


   ―― 賞金稼ぎスリーサム ――


 と併せて読めば、
 面白さも2倍3倍増し!

「にほんでもォ、しょうきんかせぎィ?」
「がるぐる??」(←訳:可能なの??)

 現代の日本に於いて、
 賞金稼ぎで食べてゆく……?

 そんなミッションインポッシブルに挑むのは、
 “驚異の3人組“。
 もと警察官の薮下浩平(やぶした・こうへい)さんと、
 大企業の御曹司・桐生淳太郎(きりゅう・じゅんたろう)さん、
 若き女性ハンター・上園一花(うえぞの・いちか)さん。

「ぜんいんッ、へんてこォ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:個性的すぎます!)

 アクション、推理、
 なんでもござれ♪の許容力。
 シリーズ第三作が待たれる
 《賞金稼ぎスリーサム》、
 未読の御方はぜひ!

 そして、今回のトリは……

  


   ―― 紙鑑定士の事件ファイル ――


 2020年1月に発行された
 歌田年(うただ・とし)さんの長編ミステリは、
 紙の専門家であり鑑定士でもある
 “紙の探偵“さんが主人公です。

 “紙の探偵“を、
 何でも解決してくれる
 “神のような探偵“と誤解されたことから、
 語り手の《私》こと渡部さんは、
 奇々怪々な事件の渦中に?

「むむゥ~んッ! このォたんていィさんはァ~」
「がるるるるるぐる!」(←訳:巻き込まれ型だね!)

 書物大好きな活字マニアさんの心を
 ざわざわと波立たせる
 “紙探偵”さんの大活躍、
 一作で終わってしまうのは惜しいわ!
 こちらも続巻が待たれます!

「らいねんッあたりィ~」
「ぐるがる!」(←訳:再会希望!)

 さて、2020年の《BEST BOOK》探しも
 そろそろゴールが見えてきました。
 次回の【その6】は、
 総合編をお送りいたしますよ。
 お付き合いくださいね~♪