「こんにちわァ、テディちゃでスゥ!
わほゥ! おかえりなさいィ~でス!」
「がるる!ぐるるるぅ!」(←訳:虎です!大人気だぁ!)
こんにちは、ネーさです。
帰国したサクラの勇者さんたち、圧巻の貫録でしたわね♪
(あのスーツの肩幅は…!)
選手さん&チームスタッフさんに今日もねぎらいの拍手を送った後は、
さあ、本日の読書タイムを、どうぞ~!

―― JAPAN ――
監修は岡部昌幸(おかべ・まさゆき)さん、2015年8月に発行されました。
画集好きな活字マニアさんは既に御存知でしょうか、
ロバート・ブルーム( Robert Fredrick Blum )さんによって描かれた、
《明治のジャパン》を。
「なるほどォ、めいじィ!」
「ぐるがっるるぐるる!」(←訳:髷を結ってるもんね!)
御本の表紙になっているのは
『花売り(Flower vender)』(1891-1892)という作品です。
髷に着物、手には煙管の、
お花を売り歩く日本人男性が
道端にしゃがんでいるところ――
なのですが、
この作品の、いえ、この御本の見どころは、
男性の素性や髷云々ではなく、
色です!!
「ふぁァ? いろッ??」
「がっる??」(←訳:色って??)
江戸時代末期から明治にかけての写真を
見たことは、ありますよね。
歴史の教科書には坂本竜馬さんや土方歳三さんのお写真が掲載されていますし、
留学中のサムライさんたちが
ロンドンや米国で記念に撮ったお写真も
現代に伝えられています。
ただ、それらのお写真には
“色”がない。
当たり前ではありますが、
白と黒の、モノクロームで写真す。
或いは、変色してセピア色になっているかもしれませんが……
「でもォ、ここにはァ~」
「ぐるるがる!」(←訳:色彩がある!)
古い写真に着色したものではない、
本物の色彩。
画家ロバート・ブルームさんは
1857年米国オハイオ州シンシナティに生まれました。
肺炎のため、ニューヨークで没したのは1903年――
45歳の若さでした。
短いその生涯に、
エポックメイキングな何かがあったとしたら、それは
1890年から1892年にかけて
日本に滞在したことでしょうか。
「はるばるとォ、うみをォこえてッ?」
「がるるる!」(←訳:ようこそ!)
油彩で、水彩で、パステルで、
ブルームさんは当時のJAPANを写し取ります。
トーキョーの街角、
働く人びと、
和装の女性たち、
子どもたち。
写真には収まりきれない、この色、この活気!
「しゃしんよりもォ!」
「ぐるる!」(←訳:リアル!)
ブルームさんとは、どんな人物だったのか?
その生涯がどのようなものであったか?
御本に収録されている年譜や解説文から
少しずつ明らかになってゆきます。
一画家が目にした、
変動期の日本お鮮やかな色彩も。
「むかしむかしィだけどォ~」
「がるるるる!」(←訳:褪せてない!)
アート好きさん、
近代史好きな活字マニアさんも、ぜひ、一読を!
雄弁な明治の“色”が心に残ります。
わほゥ! おかえりなさいィ~でス!」
「がるる!ぐるるるぅ!」(←訳:虎です!大人気だぁ!)
こんにちは、ネーさです。
帰国したサクラの勇者さんたち、圧巻の貫録でしたわね♪
(あのスーツの肩幅は…!)
選手さん&チームスタッフさんに今日もねぎらいの拍手を送った後は、
さあ、本日の読書タイムを、どうぞ~!

―― JAPAN ――
監修は岡部昌幸(おかべ・まさゆき)さん、2015年8月に発行されました。
画集好きな活字マニアさんは既に御存知でしょうか、
ロバート・ブルーム( Robert Fredrick Blum )さんによって描かれた、
《明治のジャパン》を。
「なるほどォ、めいじィ!」
「ぐるがっるるぐるる!」(←訳:髷を結ってるもんね!)
御本の表紙になっているのは
『花売り(Flower vender)』(1891-1892)という作品です。
髷に着物、手には煙管の、
お花を売り歩く日本人男性が
道端にしゃがんでいるところ――
なのですが、
この作品の、いえ、この御本の見どころは、
男性の素性や髷云々ではなく、
色です!!
「ふぁァ? いろッ??」
「がっる??」(←訳:色って??)
江戸時代末期から明治にかけての写真を
見たことは、ありますよね。
歴史の教科書には坂本竜馬さんや土方歳三さんのお写真が掲載されていますし、
留学中のサムライさんたちが
ロンドンや米国で記念に撮ったお写真も
現代に伝えられています。
ただ、それらのお写真には
“色”がない。
当たり前ではありますが、
白と黒の、モノクロームで写真す。
或いは、変色してセピア色になっているかもしれませんが……
「でもォ、ここにはァ~」
「ぐるるがる!」(←訳:色彩がある!)
古い写真に着色したものではない、
本物の色彩。
画家ロバート・ブルームさんは
1857年米国オハイオ州シンシナティに生まれました。
肺炎のため、ニューヨークで没したのは1903年――
45歳の若さでした。
短いその生涯に、
エポックメイキングな何かがあったとしたら、それは
1890年から1892年にかけて
日本に滞在したことでしょうか。
「はるばるとォ、うみをォこえてッ?」
「がるるる!」(←訳:ようこそ!)
油彩で、水彩で、パステルで、
ブルームさんは当時のJAPANを写し取ります。
トーキョーの街角、
働く人びと、
和装の女性たち、
子どもたち。
写真には収まりきれない、この色、この活気!
「しゃしんよりもォ!」
「ぐるる!」(←訳:リアル!)
ブルームさんとは、どんな人物だったのか?
その生涯がどのようなものであったか?
御本に収録されている年譜や解説文から
少しずつ明らかになってゆきます。
一画家が目にした、
変動期の日本お鮮やかな色彩も。
「むかしむかしィだけどォ~」
「がるるるる!」(←訳:褪せてない!)
アート好きさん、
近代史好きな活字マニアさんも、ぜひ、一読を!
雄弁な明治の“色”が心に残ります。