「こんにちわッ、テディちゃでス!
もうすぐゥ~はッぴきィ~はろうィんッ♪」
「がるる!ぐるるぅがるる~!」(←訳:虎です!カボチャ飾ろう~!)
こんにちは、ネーさです。
前回記事のオマケ画像で御紹介しましたように、
街のあちこちにカボチャさんたちが大増殖!
さらには……本日の読書タイムにまでカボチャさん登場です~!

―― ハロウィーンの文化誌 ――
著者はリサ・モートンさん、原著は2012年に、日本語版は2014年8月に発行されました。
英語原題は『 TRICK OR TREAT : A HISTORY OF HALLOWEEN 』、
ハロウィーン文化をテーマとしたノンフィクション作品です。
「かぼちゃまつりィ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:仮装のお祭り!)
ハロウィーン、もしくは、ハロウィン。
それは、オバケやら妖精さんやらの仮装に身を包み、
お菓子をねだるお祭り……ではありませんよ、もちろん。
異教徒(キリスト教徒から見ての異教徒、ですね)の新年の祝祭、
キリスト教徒の死者の祝日、
秋の収穫祭などなど、
起源や謂われは多々あるのですが、
その名の由来ははっきりしているようです。
『万聖節の前夜(オールハロウズ・イヴ)』。
もとは、11月1日を『万聖節(オールセインツ・デー)』としていたのが、
『セインツ』の部分が『ハロウ』になり、
やがて、『オールハロウズ・イヴ』が『ハロウィーン』になりました。
「ぷふッ♪ それはァ、まるでェ~」
「がるぐーるがるるる!」(←訳:伝言ゲームみたいな!)
ええ、そうなんですよ。
本当に《ハロウィーン》って、
伝言ゲームのごとく
様々なカン違いや地域的要素を吸収し、
本来の意味が薄れさせながら、
地球規模に拡大していった季節イベント、なのです。
ケルトの祭祀、
古代ローマのお祭りに
ガイ・フォークス・デーの花火、
悪魔の裏をかいた鍛冶屋ジャックの伝説、
それが、どこをどうしたら
お菓子ねだりの仮装パーティーになるのやら?
「こんがらがッてまスねッ!」
「ぐるるる!」(←訳:大混乱だ!)
どうやらひどい混乱の原因は、
伝言ゲーム同様に、“通信状態の悪さ”にありそうです。
欧州から新大陸・アメリカへ、
新大陸から欧州へ、
お祭りの特徴が伝えられたり戻ってきたりするうちに
儀式の神聖さは削り取られてしまい、
遊びが主体のイベントに変身。
それがまた、電波やWebに乗せられて、
ぐんぐんヒネくれてゆく……。
「かぼちゃきーんぐゥ!」
「がるるがるる!」(←訳:お菓子お菓子!)
しかし、著者・モートンさんは
ヒネくれる過程、
起源となった古代の祭事、
ハロウィーンに取り込まれていった各地の文化、
現在のハロウィーン事情まで
悠々と“刈り採って”ゆきます。
すると、表れたのは……
死ではなく生命を讃えるお祭りの姿?
「くらァ~いィ、あきのよるにもォ!」
「ぐるるるるがるるるるぐる!」(←訳:寒い冬にも負けないぞ宣言!)
いったい何なんだハロウィーンって?
と、かねてより思っていた活字マニアさんに
この御本、おすすめですよ♪
読み終えたら、晴れ晴れ気分で、さあ!
「はッぴきィ~!」
「がるるぅーる!」(←訳:ハロウィーン!)
もうすぐゥ~はッぴきィ~はろうィんッ♪」
「がるる!ぐるるぅがるる~!」(←訳:虎です!カボチャ飾ろう~!)
こんにちは、ネーさです。
前回記事のオマケ画像で御紹介しましたように、
街のあちこちにカボチャさんたちが大増殖!
さらには……本日の読書タイムにまでカボチャさん登場です~!

―― ハロウィーンの文化誌 ――
著者はリサ・モートンさん、原著は2012年に、日本語版は2014年8月に発行されました。
英語原題は『 TRICK OR TREAT : A HISTORY OF HALLOWEEN 』、
ハロウィーン文化をテーマとしたノンフィクション作品です。
「かぼちゃまつりィ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:仮装のお祭り!)
ハロウィーン、もしくは、ハロウィン。
それは、オバケやら妖精さんやらの仮装に身を包み、
お菓子をねだるお祭り……ではありませんよ、もちろん。
異教徒(キリスト教徒から見ての異教徒、ですね)の新年の祝祭、
キリスト教徒の死者の祝日、
秋の収穫祭などなど、
起源や謂われは多々あるのですが、
その名の由来ははっきりしているようです。
『万聖節の前夜(オールハロウズ・イヴ)』。
もとは、11月1日を『万聖節(オールセインツ・デー)』としていたのが、
『セインツ』の部分が『ハロウ』になり、
やがて、『オールハロウズ・イヴ』が『ハロウィーン』になりました。
「ぷふッ♪ それはァ、まるでェ~」
「がるぐーるがるるる!」(←訳:伝言ゲームみたいな!)
ええ、そうなんですよ。
本当に《ハロウィーン》って、
伝言ゲームのごとく
様々なカン違いや地域的要素を吸収し、
本来の意味が薄れさせながら、
地球規模に拡大していった季節イベント、なのです。
ケルトの祭祀、
古代ローマのお祭りに
ガイ・フォークス・デーの花火、
悪魔の裏をかいた鍛冶屋ジャックの伝説、
それが、どこをどうしたら
お菓子ねだりの仮装パーティーになるのやら?
「こんがらがッてまスねッ!」
「ぐるるる!」(←訳:大混乱だ!)
どうやらひどい混乱の原因は、
伝言ゲーム同様に、“通信状態の悪さ”にありそうです。
欧州から新大陸・アメリカへ、
新大陸から欧州へ、
お祭りの特徴が伝えられたり戻ってきたりするうちに
儀式の神聖さは削り取られてしまい、
遊びが主体のイベントに変身。
それがまた、電波やWebに乗せられて、
ぐんぐんヒネくれてゆく……。
「かぼちゃきーんぐゥ!」
「がるるがるる!」(←訳:お菓子お菓子!)
しかし、著者・モートンさんは
ヒネくれる過程、
起源となった古代の祭事、
ハロウィーンに取り込まれていった各地の文化、
現在のハロウィーン事情まで
悠々と“刈り採って”ゆきます。
すると、表れたのは……
死ではなく生命を讃えるお祭りの姿?
「くらァ~いィ、あきのよるにもォ!」
「ぐるるるるがるるるるぐる!」(←訳:寒い冬にも負けないぞ宣言!)
いったい何なんだハロウィーンって?
と、かねてより思っていた活字マニアさんに
この御本、おすすめですよ♪
読み終えたら、晴れ晴れ気分で、さあ!
「はッぴきィ~!」
「がるるぅーる!」(←訳:ハロウィーン!)