おめでとう!
新しい年おめでとう!
そんな声が交わされる新年を迎えたばかりのロンドンの街では、
新春特別企画その3!が進行中でございます♪
消えた名馬・銀星号の消息を求め、ひた走るのは
名探偵テディちゃムズ!
心当たりがある、と
ころころの短い脚で到着した建物にはこんな看板が。
《くまダム・タッソー蝋人形館》
「しんねんッあけおめッ! おじゃましまァス!」

ロンドンのあらゆる場所で顔パスの名探偵テディちゃムズ、
シロクマのユキノジョン・H・ワトソン博士と
友人の虎くんを伴い、
深夜の蝋人形館の新作展示室にて、一点をば
ピタリ!

「これがァ、ぎんせいごうゥだよッ!」

……えっ? これが?
ユキノジョン・H・ワトソン博士と虎くん、
目を白黒させました。
王室厩舎の大スター馬《銀星号》が、これ……ですか?

「えっとぉ~、まぁ~そのぅ~…」
「ぐるるるるがるるがるぐる~…」(←訳:おめでたい感じはするけど~…)
「ホントに~???」
「ほんとォだッてばァ!」
名探偵テディちゃムズ、勇んで説明いたします。
兄・マイクマフトの捜査資料によりますと、
銀星号が失踪して以降、
ロンドン市を出入りする全ての馬、
市内の厩舎の全ての馬を調べましたが、
銀星号に外見・体格が一致する馬はおりません。
一方、《くまダム・タッソー蝋人形館》へは、
クリスマス直後、
展示品の模様替えのために
ドでかい荷物が大量に運び込まれました。
まさか、その荷物の中に銀星号が隠されているとは
何者も思いますまい!
「ろんよりィ、しょうこッ!
さわッてごらんよッ!」
促されて手で触れてみますと、
おや、確かに!
冷たいはずの蝋人形が、温かい!
「むっ! ここは、ぼくのでばんだ!」
医学博士であるユキノジョンの診察によりますと……

「まほうだ、これはっ!」
「がるっ???」(←訳:魔法っ??)
ま、魔法ですか??
名馬・銀星号は魔法のチカラで
こんな姿になっちゃってるんですか?
いや、魔法だとしてもですね、問題は……
「ぐるるっるがるる?」(←訳:どうやって解くの?)
「うう~ん、それは……」
「うッふッふッ♪」
あららららら。
勝算ありげに、にんまりする名探偵テディちゃムズ。
魔法の解き方にも
心当たりがある、んでしょうか……?
~その3!に続く!~
新しい年おめでとう!
そんな声が交わされる新年を迎えたばかりのロンドンの街では、
新春特別企画その3!が進行中でございます♪
消えた名馬・銀星号の消息を求め、ひた走るのは
名探偵テディちゃムズ!
心当たりがある、と
ころころの短い脚で到着した建物にはこんな看板が。
《くまダム・タッソー蝋人形館》
「しんねんッあけおめッ! おじゃましまァス!」

ロンドンのあらゆる場所で顔パスの名探偵テディちゃムズ、
シロクマのユキノジョン・H・ワトソン博士と
友人の虎くんを伴い、
深夜の蝋人形館の新作展示室にて、一点をば
ピタリ!

「これがァ、ぎんせいごうゥだよッ!」

……えっ? これが?
ユキノジョン・H・ワトソン博士と虎くん、
目を白黒させました。
王室厩舎の大スター馬《銀星号》が、これ……ですか?

「えっとぉ~、まぁ~そのぅ~…」
「ぐるるるるがるるがるぐる~…」(←訳:おめでたい感じはするけど~…)
「ホントに~???」
「ほんとォだッてばァ!」
名探偵テディちゃムズ、勇んで説明いたします。
兄・マイクマフトの捜査資料によりますと、
銀星号が失踪して以降、
ロンドン市を出入りする全ての馬、
市内の厩舎の全ての馬を調べましたが、
銀星号に外見・体格が一致する馬はおりません。
一方、《くまダム・タッソー蝋人形館》へは、
クリスマス直後、
展示品の模様替えのために
ドでかい荷物が大量に運び込まれました。
まさか、その荷物の中に銀星号が隠されているとは
何者も思いますまい!
「ろんよりィ、しょうこッ!
さわッてごらんよッ!」
促されて手で触れてみますと、
おや、確かに!
冷たいはずの蝋人形が、温かい!
「むっ! ここは、ぼくのでばんだ!」
医学博士であるユキノジョンの診察によりますと……

「まほうだ、これはっ!」
「がるっ???」(←訳:魔法っ??)
ま、魔法ですか??
名馬・銀星号は魔法のチカラで
こんな姿になっちゃってるんですか?
いや、魔法だとしてもですね、問題は……
「ぐるるっるがるる?」(←訳:どうやって解くの?)
「うう~ん、それは……」
「うッふッふッ♪」
あららららら。
勝算ありげに、にんまりする名探偵テディちゃムズ。
魔法の解き方にも
心当たりがある、んでしょうか……?
~その3!に続く!~