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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

イタリアの魅力ぎっしり!

2013-02-04 23:23:45 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 にじィ~ッ!!」
「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!虹だよ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日2月4日の午後3時頃、ここ東京・八王子では、
 お空に大~きな虹がかかりました♪

「できゃィッ!」
「ぐるる!」(←訳:きれい!)

 いいことありそう♪な光のアーチを仰ぎながら、
 さあ、読書タ~イム!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  



 
        ―― 決定版! Viva イタリア映画120選 ――



 著者は吉岡芳子さん、2012年12月に発行されました。
 副題……とはちょっと違うかもしれませんが、
 御本の表紙には、
 『フェリーニ、ベルトルッチ監督作品などの字幕翻訳を担当した著者が推薦!
  これだけは絶対観ておきたいイタリア映画120本』とありますよ。

「ほほゥ~! はりうッどォ、ではなくてェ~」
「がるるるぐる!」(←訳:イタリア映画!)

 イタリア語に堪能で、
 数多くのイタリア映画の字幕翻訳にたずさわり、
 また『マリ・クレール』誌のために
 フェリーニ氏、マシーナ氏、オルミ氏に単独インタヴューした経験もお持ちの、
 著者・吉岡さん――

 この御本は、そんな《日本きってのイタリア映画通》吉岡さんによる、
 イタリア映画“案内書”です。

 選ばれた120本の映画は、
 1940年代に製作された作品から2009年公開の作品までの、
 『いま、見ることができる』もの。
 ビデオやDVD、ブルーレイなどで
 現在の私たちが鑑賞できる作品、ということですね。
 
 では、どんな作品が120本の中に入っているのか、
 覗いてみると……

「ふァ~♪
 はいゆうさんがァ、かッこいィ~!」
「ぐるがるるる!」(←訳:絵になるねえ!)

 彫像のような横顔、と形容したらいいのかしら。
 イタリア映画の役者さんたちって、
 実に絵になります!なってます!
 俳優さんたち御自身は、
 必ずしもイタリア国籍、イタリア出身とは限らないのですけれど、
 フィルムに刻まれたその相貌は
 美しいとしかいいようがありません。

 『道』(1954)のジュリエッタ・マシーナさん、
 『ロベレ将軍』(1959)のヴィットリオ・デ・シーカさん、
 『山猫』(1963)のバート・ランカスターさん、
 『ベニスに死す』(1971)のダーク・ボガードさん、
 『父 パードレ・パドローネ』(1977)のオメロ・アントヌッティさん……

「だいなまいとッ!」
「がるるぅっぐる!」(←訳:ぼんきゅっぼん!)

 メリハリボディの女優さんも印象的!
 『昨日・今日・明日』(1963)のソフィア・ローレンさん、
 好きだわ~♪

「みんなァ~だいすきィ~なのはッ!」
「ぐぅーるるるがるがるる!」(←訳:ニュー・シネマ・パラダイス!)

 シチリアの坂道を走る自転車に、
 トトく~ん!と手を振りたくなる傑作『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988)!
 『ライフ・イズ・ビューティフル』(1994)も
 忘れがたい作品ですね。

「いいなァ~♪いたりあッ♪」
「がるるぐる!」(←訳:ドラマな国!)

 文芸、コメディ、ミステリ、
 アクションや西部劇、
 歴史大作、ファンタジー。
 映画好きさん&映像好きさんの心のどこかにヒットする
 イタリア映画のガイドブックは、
 読了後、不思議な魔力を発揮します。

「はしりィだしちゃうゥ~!」
「ぐるるがぅっるる~!」(←訳:DVDショップへ~!」
「ぜんりょくしッそうゥ~!!」

 活字も映画も大好き!という御方は、もうぜひ!の必読本ですよ~♪