「こんにちわッ、テディちゃでス!
あめェ~ッ!」
「がるる!ぐる~っ!」(←訳:虎です!大雪~っ!)
こんにちは、ネーさです。
年に一度の成人式の日が、とんでもないお天気になってしまいましたね。
とはいえ、
新成人の皆さま、おめでとうございます!
「おめでとうございまスゥ!」
「ぐるがるがるる!」(←訳:成人おめでとう!)
本日の読書タイムでは、祝!日本の新成人さん!の意をこめ
“日本”のエッセンスあふれる一冊を御紹介いたしましょう♪
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― ヘンな日本美術史 ――
著者は山口晃(やまぐち・あきら)さん、2012年11月に発行されました。
活字マニアさんには書籍の装画や挿絵で、
音楽好きさんにはCDのジャケット画で、
またユニークな展覧会でアート好きさんにも御馴染みの画家・山口さんが、
日本美術の新たな解析に挑みましたよ~!
「むふふゥ♪ へんてこォ、でスかッ♪」
「ぐるるるがる~!」(←訳:へんてこ歓迎~!)
山口さん、数年前にカルチャースクールで
『私見 にっぽんの古い絵』という講義を行ったのだそうです。
当時の内容をもとに加筆し、
《やあ、色んな絵があって面白いぞ、
先達は凄いなぁ、よぅし自分も頑張ろう》
そんな思いをちりばめて、
この御本が生まれました。
中国や西洋から見て、現代人から見て、
『変わっている』日本美術。
『ふしぎ』な日本美術。
どこがどう変わっているのか、というと――
「まずはァ、うさぎとォ、かえるゥッ!」
「がるがるぐる!」(←訳:鳥獣戯画だね!)
平安時代から鎌倉時代にかけて描かれた『鳥獣人物戯画』は、
なかなかにヘンテコな作品です。
甲(こう)乙(おつ)丙(へい)丁(てい)各巻とも、
作者は不明で、
巻によってタッチが変わり、
コンセプトも違っていて、
それでいで昔から皆に愛されて、
国宝にもなっちゃいました。
「かわいィけれどォ~!」
「ぐるがっるる!」(←訳:謎もいっぱい!)
『鳥獣戯画』をはじめとする、
名品の数々に、
山口さんのアンテナは反応します。
画聖・雪舟さん。
洛中洛外図くらべ。
下手っぴぃな?絵巻。
明治画壇の大混乱。
日本ならではの遠近法、
修復の是非、
忘却と再評価――
「にほんのォ、びじゅつもォ!」
「がるがる!」(←訳:波乱万丈!)
『ヘンな日本美術史』と銘打ってはいますけれど、
いいえ、とっても正調な、
深い知識と理解をもって、
良心的に日本美術と向き合う山口さんの
先人さんへの敬意と愛。
日本美術の特徴って?
その歴史って?
答えを知りたい方々は、
ぜひ、この御本を!
「しんせいじんさんにィ、よんでもらいたいィ!」
「ぐる!がるるぅ~♪」(←訳:傑作!ですよぅ~♪)
あめェ~ッ!」
「がるる!ぐる~っ!」(←訳:虎です!大雪~っ!)
こんにちは、ネーさです。
年に一度の成人式の日が、とんでもないお天気になってしまいましたね。
とはいえ、
新成人の皆さま、おめでとうございます!
「おめでとうございまスゥ!」
「ぐるがるがるる!」(←訳:成人おめでとう!)
本日の読書タイムでは、祝!日本の新成人さん!の意をこめ
“日本”のエッセンスあふれる一冊を御紹介いたしましょう♪
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― ヘンな日本美術史 ――
著者は山口晃(やまぐち・あきら)さん、2012年11月に発行されました。
活字マニアさんには書籍の装画や挿絵で、
音楽好きさんにはCDのジャケット画で、
またユニークな展覧会でアート好きさんにも御馴染みの画家・山口さんが、
日本美術の新たな解析に挑みましたよ~!
「むふふゥ♪ へんてこォ、でスかッ♪」
「ぐるるるがる~!」(←訳:へんてこ歓迎~!)
山口さん、数年前にカルチャースクールで
『私見 にっぽんの古い絵』という講義を行ったのだそうです。
当時の内容をもとに加筆し、
《やあ、色んな絵があって面白いぞ、
先達は凄いなぁ、よぅし自分も頑張ろう》
そんな思いをちりばめて、
この御本が生まれました。
中国や西洋から見て、現代人から見て、
『変わっている』日本美術。
『ふしぎ』な日本美術。
どこがどう変わっているのか、というと――
「まずはァ、うさぎとォ、かえるゥッ!」
「がるがるぐる!」(←訳:鳥獣戯画だね!)
平安時代から鎌倉時代にかけて描かれた『鳥獣人物戯画』は、
なかなかにヘンテコな作品です。
甲(こう)乙(おつ)丙(へい)丁(てい)各巻とも、
作者は不明で、
巻によってタッチが変わり、
コンセプトも違っていて、
それでいで昔から皆に愛されて、
国宝にもなっちゃいました。
「かわいィけれどォ~!」
「ぐるがっるる!」(←訳:謎もいっぱい!)
『鳥獣戯画』をはじめとする、
名品の数々に、
山口さんのアンテナは反応します。
画聖・雪舟さん。
洛中洛外図くらべ。
下手っぴぃな?絵巻。
明治画壇の大混乱。
日本ならではの遠近法、
修復の是非、
忘却と再評価――
「にほんのォ、びじゅつもォ!」
「がるがる!」(←訳:波乱万丈!)
『ヘンな日本美術史』と銘打ってはいますけれど、
いいえ、とっても正調な、
深い知識と理解をもって、
良心的に日本美術と向き合う山口さんの
先人さんへの敬意と愛。
日本美術の特徴って?
その歴史って?
答えを知りたい方々は、
ぜひ、この御本を!
「しんせいじんさんにィ、よんでもらいたいィ!」
「ぐる!がるるぅ~♪」(←訳:傑作!ですよぅ~♪)