中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

コロナに負けるな! キトキトの旅 (二日目)

2020-02-18 | 遊び

キトキトの旅2日目は、小雨模様で始まりました。
今日は、富山の海っぺり、岩瀬浜地区の散策です。
まだ会社に入って小僧だった頃に、労働組合の仕事をさせられていました。 組合のオルグ活動、とか執行役員研修とかで何度か、この地にある工場に来たことがあります。会社の門のすぐそばにあった健康保険組合の建物の二階に大広間があって、そこに泊まった記憶があります。

もちろん本日の移動も、富山ライトレール。
昨日の万葉線よりも、しっかり走ります。
駅からちょっと曲がると専用軌道があるので、安心してスピードが上がります。 その上、線路はほぼまっすぐ。

岩瀬浜には、江戸時代の北前船の問屋さんがあったり、蔵の街です。
あちこちの地方に行ってこういう江戸時代からの豪族、有力者の屋敷とかを見てきていますが、思うのは、昔の金持ちはもちろん自分が金持ちだったから余裕があるのでしょうが、地元のことを考えて、学校作ったり産業おこしたり、美術館作ったりと何かを残していますよね。 
そういうことができる人だったから成功して金持ちになったというのもあるでしょうが、その子孫がそれをまた引き継いでいたりするところが立派だなぁと感心します。(そういう子孫でなかった場合は今に残っていないだけ、なんでしょうが)

昔の町家は通りに面した幅が狭くて、通りの奥の方へ細長い作りになっていますよね、割とそういう昔の家に住んでみたくて、町歩きしながら、ここの町もいいなぁと。

嫁さんは寒がりだし、都会の人なので、同意は得られませんが、数か月でもいいからやってみたいなぁ、です。
小学生低学年の頃に、宇和島の祖父母の家に行くと、こういう町家で、なおかつ戦災で焼けた跡を祖父と父親が自力で立て直したという何とも不思議な作りの、中庭があったりする駄菓子屋でした。 店の部分と、台所の部分は土間でした。そういう記憶が影響しているのでしょうかね。

萬壽泉の酒蔵があって、30分間2000円で試飲可能、というのでまた本日も朝からダメおやじ。 
20分くらいであれもこれもと4合ほど飲ませてもらい、気に入った酒を購入。 これ以上飲むと3人に着いていけなくなりそうでSTOP。 
残り数秒までしっかり飲む人もいますよと。 
30分タイマー渡された理由はそういう事だったのですね。

海沿いに(というか川沿いに)展望台があって、富山港が見えると、高いところ大好きなのでしっかり上りました。
冬の富山は天気がいいと町から雪化粧した立山連峰が見えて素晴らしいと期待していたのですが、初日は青空が出ても山が見えずガッカリしていました。
二日目は小雨模様だったのに山がくっきり見えて感動です。
2000m級の山がこんなに町の近くにあってそれを見ながら生活するというのは、自然に対する考え方が変わりそうです。
家からとにかく町しか見えない都会にいて、最近空気が綺麗になってきたので富士山が見えるだけでも嬉しいのに、毎日こんなすごい山々を見ながらというのに感動です。
山間の町というのは経験していましたが、こういう景色の町というのが日本にあるというのに改めて驚きです。

写真にとっても何かこの気持ちは人に伝えられませんね。
福建省に住んでいた時に周りが1000m級の山で、町のほぼどこにいてもビルの間から山が見えている、というのが嬉しかったですがここまでのスケール感はなかったです。
しばらく4人でただ眺めていました。


午後、富山の町に帰って、スーパー巡りをしようと。 本当は大阪屋スーパー、というのに行って見たかったのですが、近くになく、大和というデパート地下へ。

そこでゆでたベニズワイガニの生食用パックを見つけたことから、事件は起こりました。
昨日カニを食べそこなっていて痛く後悔していたヨメさんは、これ買って帰ってホテルで食べたい! という事であれば、一緒に売っている刺身も購入して帰って部屋飲みしようという事になり、大量の刺身をまた購入。夕方のおやつのつもりが、また買って帰った地酒と共に楽しくお腹に入りました。

部屋飲みのいいところは、そのまま横になれるところ。
ひと眠りしてから富山ブラックラーメンを求めて、小雨模様の町へまた出かけました。
やはり一度は食べておかないとね、でしたが、普段から薄味な私には塩辛かったです。
今回来なかった次女のお土産にしようかというのも無し。 
ちょっと残念でした。



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