中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

気になること Ⅱ

2019-01-31 | 自転車


気になること、という記事を書いたら、もっと具体的に教えて欲しいと、ご要望をいただいた。

ほとんど自分の備忘録、日記となっているブログに来ていただける奇特な方のご意見なので、ご参考までに私個人の考え方を書いてみたい。


自転車に乗るときも、車に乗るときも、歩いているときも共通しているのは、自分以外の動くものを信じない という事。

性善説ではなく、性悪説でもなく、とにかく何があってもおかしくないと思いながら行動すること、が私の考え。


実は、小学生の時に、横断歩道を渡ろうとしていて、青信号になったからと車道に出た途端に、自転車にはねられた。

もう50年近く昔の話ですが、相手は当時にしては珍しくスポーツ自転車に乗った大学生だった。

結構スピードが出ていたようで、子供だった私は中央分離帯まではね飛ばされ、分離帯の緑地に落ちたおかげで脳震盪と打ち身くらいで済んだが、相手の大学生は、自転車から離れて車道へ落下し、数ヶ月入院する重傷だったときいている。

現場が、ものすごい偶然で大きな外科病院の玄関前、という事で、二人ともその場に居合わせた人々によって、即座に病院へかつぎ込まれたと。

私は、全く意識がなく、一緒にいた従姉妹は、「死んじゃった!」と驚愕したらしい。

意識を取り戻した後も3日くらい入院させられたように記憶している。

その時に初めて脳波を何度も測られたことを鮮明に覚えている。


大学生の頃には、とにかく車を運転するのが好きで、あちこちへ出かけた。

ラリーもどきのことをしたり、ダートトライアルのコースを走ったり、草レースに出たり。

閉鎖されたサーキットを走っていても、自分が予測できないことがいっぱいおきた。

交差点がないから横から車は来ないと思っていても、突然横にいる車がスピンしてぶつかってくることもある。


自転車に乗っていて、車などとぶつかったりすると間違いなく怪我をするのは自転車側。

痛いのは自分。

下り坂を調子に乗ってスピードが出たまま走って行って、曲がりきれずに飛び出したり、対向車に衝突したり、転倒したりすると、痛いのは自分。

擦り傷や骨折くらいで済めばいいけど、人間なんて簡単に死ぬ。

ヘルメット無しで、時速30kmでアスファルトの上に転倒して頭打ったら、パックリ割れて、ハイさようなら。


趣味で、楽しくて自転車乗ってるのであれば、怪我無く(まして死んだりすることなく)毎回笑って家に帰ることが必要。

「行ってらっしゃい!」と笑顔で送り出してくれる家族に、笑顔で「ただいま!」というのは自転車海苔の義務だと思っている。

速く山を登ることでも、速く走ることでも、長い距離を走ることでもなく、笑って家に帰ること。

まずは、それを考えて自転車に乗ってみると、今までと違う視点で自分が走っている道路、世界が見えてくると思います。


長くなったので、そのうちまた続編書きます。

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