ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

夏がすぐそこに  蒸し暑い日が続いています。

2021-06-12 15:42:54 | 草花
雨が降りそうで降らない、そんな蒸し暑い日が続いていますが、気温はすでに夏の入り口に来ています。
ところで、このごろは北海道でも30℃を超えるような日がざらにありますね。

しかし、約45億年ほど前に地球が生まれてから今までに、赤道付近の海までも含めて何もかも凍って氷におおわれてしまう「全球凍結」(スノーボールアース)という過酷な状態を、地球は22億年前と6億年前の二度ほど経験しているということです。
その時、陸地では厚さ800メートルとも3000メートルともいう氷に覆われ、海水は深さ1000メートルまで凍り、地球の平均気温は北極・南極でマイナス90℃、赤道付近でマイナス50℃であったと推測されています。この全球凍結の期間は数千万年も続いていたということです。

現生人類=ホモ=サピエンスの出現は約20万年前とのことですから、この「全球凍結」はそれよりも断然昔のことだったようですね。

これから来る暑さに身構え、準備するのも、か弱い人間たちのすることですが、これが「全球凍結」ともなると、準備をするすべがありませんね。

この頃見た身近な景色を貼ります。
夕焼け ↓



6月9日の夕刻はほんのひと時ではありましたが、きれいな夕焼けを見られました。これは飛行機雲(下の画)にも反映され、美しい眺めでした。 しかし、すぐに雲が空を覆い、星空の眺めは得られませんでした。



蛾 ↓

羽化したばかりの蛾が、地面近くに居ました。 見るのは初めての蛾でしたので、図鑑で調べると「エビガラスズメ」というもののようです。
幼虫の食草はヒルガオ科の葉だそうで、そういえば去年はサツマイモとアサガオが植えてありましたので、それに着いたのでしょうか。



グラジオラス ↓





グラジオラスは花の色ごとに時期をずらして咲いて来ます。



ナンテン ↓

我が家のものもやっと花の盛りになりました。



スズメ ↓

粟や稗(市販のもの)のほかに飯粒・パンの耳・冷や麦やそうめんなどを食べます。
試しにカキフライを一粒出してみたら、衣から中のカキまで完食していました。



ヤマモモ ↓

これは本日(6/12)の姿ですが、まだ実が若いですね。



ネジバナ ↓




上は白っぽい花で、これが自然の状態なのか、農薬による障害なのかはわかりません。
下は花穂が8本ありました。固まって咲いていたのでその元気さに「乾杯!」しておきます。



クチナシ ↓

民家のもので水路に身を乗り出していました。八重咲のようですが、写真を撮っている間、良い香りにはありつけませんでした。
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花も実もある・・・・繰り返しですが、気になっていたものなどを

2021-06-10 07:02:09 | 草花
ネジバナを見に行ったあと、写真を撮り終わったところで、もう少し足を延ばすことにしました。
出会える花や実などは今年になってからすでに記事に出したものばかりですが、少しは捻りのきいたものになっていると思います。

ヒナギキョウ ↓

ネジバナを見ていた中央分離帯内でこの花が一面に咲いていてあたりがきれいな薄青色に染まっていました。



夏椿 ↓



公園の夏椿をまた見に行きました。新しい花がどんどん咲いて来ています。



枇杷の実 ↓



ビワの実が鈴なりになっています。近づいてよく見ると、野鳥につつかれた痕のあるものもあります。



ヤマモモ ↓



公園のヤマモモが熟し始めました。写真を撮っている最中にも木立の中で、雀やムクドリの声が聞こえています。
彼等にとってもご馳走なんでしょうね。



マテバシイ ↓

花が咲くと、地味ではありますが、木全体が花咲か爺に灰をかけられたように花に包まれています。



シナサワグルミ ↓

写真の上部に実のついていた果穂が写っていますが、その下でバラバラにほぐれたものは、その一つの果穂に生っていた実です。
一つの実を取って、翼をもぎ取り、実の青い皮を取り除くと、長さが6ミリほどの堅果が表れます。
オニグルミのようにとても固い殻なので簡単には割れそうにありません。(金づちでたたいたら潰れてしまいました。)



ミチバタナデシコ ↓





堤防上で咲いていた見慣れない花が気になり、真ん中の画では花の終わった穂をたくさん採取してきました。
そして、下の画ではこぼれだした種なんですが、長さが1ミリほどの盾形で、とても小さくて、老眼の進んだ小生の手におえない代物です。頑張って二枚重ねのルーペ(子供のために取っていた「学研」の付録)で覗きますが、はっきりとは確認できません。
わずかに微細な突起が表面上に見えていたので、それをもってミチバタナデシコではないかと判断しました。

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ネジバナが咲き出しています。

2021-06-09 07:02:08 | 草花
ネジバナを見てきました。 まだ早い感じはしましたが、それでもちらほらと咲いていました。
毎年必ず出掛ける場所はJR東刈谷駅前南側のロータリー内の円形の一区画なんですが、ここでは花を一つも見ることが出来ませんでした。おそらく除草剤か何かで駆除されてしまったようです。
次に行ったのは、二つの工場の間を通る道路の中央分離帯で、此処は東西方向に長さが600メートルほどあるのですが、芝草に交じってネジバナが咲く場所があります。

そこに着くと、いかにも咲き始めたばかりという感じでぽつぽつと咲いていました。
しゃがみこんだり、這いつくばったりして撮った画を以下に貼ります。
ツートンカラー ↓

ネジバナの色彩の構成要素は単純で、上の画のようなツートンカラーですね。



まずは実直に巻いて・・・↓

”ネジバナ”の名前の通り、ごくオーソドックスに巻いていきます。



獨り黙々と・・・↓

孤高の士は黙々と巻きの作業を進めます。



思いを秘めて ↓

思いを秘めて・・・・・次に来る表現を開花できる瞬間を只管待ちます。



初々しく・・・・↓

初々しく咲き始めます。 目線はあくまでも下向きに・・・



働き者 ↓

こちらは働き者で、すでに何度も巻き終えていて、なおその先を励んでいます。



監視塔 ↓

こちらは周辺の監視棟で、係員が四方八方を注視しているところです。



ものぐさ太郎 ↓

こちらは”なぎなた咲き”とでもいうのでしょうか? 本分の「巻き」をせずにただ伸び上がることだけを目指しています。



似たもの夫婦 ↓

背丈の違いはありますが、はたから見ると似たもの夫婦ですね。



薄幸姉妹 ↓

色が薄く、幸せも薄そうな姉妹。別離の時が迫っています。



夫婦善哉 ↓

”♪妻は夫をいたわりつ、夫は妻に慕いつつ・・・♪”ご存じ浪曲「壺坂霊験記」のひと節のような構図ではないでしょうか。




太郎・次郎・三郎 ↓

こちらは兄弟の三太郎です。「て やんでぇ」ってカラ元気で粋がっているようです。



四姉妹 ↓

男兄弟とは違って四人とも女の姉妹では寄り添いながら生きていくようです。



六人家族 ↓

今の世では親子で六人ともなれば”大家族”の仲間入りするのでしょうか。威勢の良い父ちゃんを頭に、皆してたくましく進んでいきます。
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付近を三時間ほど(約三里)歩いて 下の段(最終記事):この蒸し暑さも草木には好環境なのか?

2021-06-08 07:03:48 | 草花
最近体がだるい毎日です。 真夏になればこのだるさに疲労が上乗せされ、毎日を必死に暮らすことになります。
これが二十歳前の時には、暑さにも寒さに対しても全く苦にはしなかったような気がしました。
ということは加齢とともに気温に対する適応性がどんどん低下していくのでしょうか?
これは温度に対してだけではなくて、きっと全般的なことなんでしょうね。 病気の免疫性ももちろん下がっていることでしょうから、いろいろなことに気配りしながら毎日を送って行きなさいということになるのでしょうね。

雀のために餌台を設置してもう50日ほど経ちますが、餌やりの時間はわざとでたらめにしています。
それを定期的にすると雀がそれをアテにしてしまい、本来持っている野生が失われると思っているからなんです。
雀のほうでは小生が餌台に餌を置くのをずっと監視しているように思えます。小生が姿を消すとすぐにやってきて餌をついばみ始めます。
これでは野生の雀なのに、篭の無い放し飼いをしているみたいでちょっと違うかな?…と感じ始めました。
しかし、こうやって集まって来るのを見るのも良いものです。我が山の神様は主婦の面から、洗濯物に糞を落とされないように気が気ではないようですが・・・・。

付近を歩いて周回(上・中・下)はこれが最終記事となります。

エノコログサ ↓

道端のコンクリートの隙間から生えていました。



キキョウソウ ↓

こちらはフェンスの金網にもたれかかるようにして背丈を高くして咲いています。



タチアオイ ↓

赤い花がまるで塀のようになって勢ぞろいしています。



梨 ↓



果樹園には梨が実をつけています。上の画は栽培品ですが、下の画では花粉交配用の台湾梨ヤーリーの実です。秋に熟したものは姿通りに西洋梨の味わいがありますが、実を採るのが目的なのではありません。



麦の秋 ↓

採り入れ前の麦畑です。 これが済むと水を張って稲作の田んぼになります。
背後は孫の通う小学校です。



キウリグサ ↓

あぜ道を歩いていて小さな花を見ました。久しぶりの対面です。



エノキグサ ↓

これもあぜ道で見ました。



半夏生 ↓

畑の道端で咲いていました。畑仕事の方に断りを入れて撮らしてもらい、撮り終わってからお礼を言いましたら、逆に「ありがとう」と言われてしまいました。
今年の半夏生は7月2日だそうです。(半夏生:梅雨の末期、夏至から数えて11目から始まる5日間を指し、天地に毒気が満ち、半夏(ハンゲ)という毒草が生ずると考えられた。なお、「ハンゲ」はサトイモ科カラスビシャクとされています。)
この日は下弦の月でもあります。


ハナショウブ ↓

道端で大輪の花菖蒲も見ました。我が家のものと比べると、色も大きさも格が上でした。



〇「アメリカ」の名が付く赤い花二つ ↓

アメリカデイゴ ↓


アメリカノウゼンカズラ ↓

梅雨空の鬱陶しさの中で見る分にはなかなかの役者ぶりです。
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付近を三時間ほど歩いて 中の段:梅雨の時期に元気いっぱいの草木たち

2021-06-07 07:06:38 | 草花
昨晩(6/6)20時過ぎにISS(国際宇宙ステーション)が見える筈でしたが、日が落ちる頃には西から南の空には雲が充満していました。
昼のうちは、うかつに帽子なしで外に出ようものなら、熱射病になりかねないような強い日差しがありましたが、夕方あたりからは、日が翳ってしまい、ISS観望のためにはあいにくの空となりました。
これから後では25日までISSを見ることが出来ないそうですから、昨晩の空振りは残念なことでした。

ここに来てコロナのワクチン接種のスピ-ドが加速していますね、このことによって感染者数がぐっと減じられると良いのですが。
また、国産のワクチンも一刻も早く開発されることを願ってやみません。

付近周回のレポートを続けます。

エノキの実 ↓

公園のエノキには小さな青い実が付いています。秋にはこれが赤くなり、やや甘い実は食べられます。



シナサワグルミ ↓

花の穂はすでに実の穂となって垂れ下がっています。一房ちぎり、持ち帰りましたが、家についてこの房をみると、バラバラになっていました。
一つずつの実はカエデの実とよく似ていて、翼が付いていて、小さいながらもクルミのように固い殻に守られているようです。



公園のナツツバキ ↓



公園の夏椿は一~二分咲き程でしょうか、新鮮な花がちらほらと見られます。



ハナゾノツクバネウツギ ↓

公園内の道沿いにこれが植えられています。



ナンテン ↓

我が家のナンテンは一斉に咲かず、やや貧相ですが、他所のものは日当たりの良い場所で元気に咲いています。



ワルナスビ ↓

公園を出て道沿いに歩いていると、こんな草も出てきました。人間が要らないと思う植物に限って生命力旺盛ですね。



ヒルガオ ↓

道ののり面でヒルガオが大きな顔をして咲いているように見えました。じっくり見ればなかなかの美形なんですが。



ニワゼキショウ ↓

こういう花も当然のように顔を出してきます。



チガヤ ↓

前日の雨が長い時間降っていたので、チガヤの綿穂もお疲れ気味でどちらかというと水を含んでベッタリしているように見えました。
日が当たって風が吹けば銀色に光り、風になびくさまは、この季節にふさわしい眺めと言えるでしょう。
セッカという野鳥はこの綿穂を集めてチガヤの葉と編んで、水戸納豆の藁苞のような巣を作ります。
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