ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/26日 まだ早いのですが、待ちきれずに桜の花めぐり

2021-03-26 22:38:07 | 草花
26日に桜の花を見て回りましたが、全体的にまだ早くて、すがすがしいお花見だったような気がしました。
この日は風が強くて、帰路は風に向かって歩くのですが、これはなかなか骨が折れました。
当地の桜の花めぐりのレポートをします。
まずは近くの小学校の門の前に小さな並木があります。そこに立ち寄りましたが、地面がコンクリートに囲まれて桜の木は相当辛そうでした。
枝の花 ↓

五分咲き程度でしたでしょうか、木が小さくいじけていますので全体像を出すのははやめました。



線路北側の公園の桜 ↓









ここのものは四~五分咲き程度でしょうか、外周の工事が入っていて人はほとんどいませんでした。

地面には花がそのまま落ちて・・・ ↓

不思議なことに花が付け根から落ちています。ふつうは花びらが一枚づつ落ちますね、野鳥がこういうことをするのでしょうか?



次の公園に行きます。
この公園内では未だ花が遅くて二分咲き程度でした。
そんなわけですので全体像は撮りません。代わりに・・・・・
根元の地際で咲く ↓


幹の蕾 ↓





いつも行く神明社の桜 ↓




野点所の桜 ↓

これは枝垂れ桜でした。



街中の広い公園の桜 ↓



ここのものが一番進んでいて、八分咲きくらいのものが多くありました。



明治用水沿いの桜 ↓



ここも花が遅くて二分咲きくらいでした。



歩道橋沿いの桜 ↓



明治用水に沿って大規模の歩道橋があり、それに沿って咲いています。ここでは三~四分咲き程度です。

総じて花には早いために、桜の花を見てもすがすがしさがあり、風が強かったこともあり、気分さわやかなお花見でした。

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時は春

2021-03-24 13:09:34 | 草花
イギリスのロバート・ブラウニング(Robert Browning)の劇詩の一節に
The year's at the spring,
The day's at the morn;
Morning's at seven;
The hillside's dew pearled;
The lark's on the wing;
The snail's on the thorn;
God's in His heaven,
All's right with the world!
というくだりがあり、それを上田敏が訳詩集「海潮音」のなかで「春の朝(あした)」として有名な以下の訳があります。

時は春、
日は朝(あした)、
朝は七時(ななとき)、
片岡に露みちて、
揚雲雀(あげひばり)なのりいで、
蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。

神が天上にあって、世間が何事もなく穏やかであるという状態とはあまりにも違いすぎる昨今の世相ですが、とにもかくにも花は来て、鳥や虫たちの生き生きとして働く春が来ています。

オキナグサ ↓

今年は良い花模様になりました。



センボンヤリ ↓

センボンヤリの春花はこの一株だけに花が付きました。



3月22日の月 ↓
月齢8.7 ↓


月齢8.8 ↓


月齢8.9 ↓

一昨日の月ですが、明るいうちに撮った月齢8.7と月齢8.8では”ウサギさん”の模様が見えませんが、日没間近の月齢8.9では模様が見えてきます。



3月23日の月 ↓
月齢9.9 ↓

空に明るさがある時間のものです。

これから後ISS(国際宇宙ステーション)を見るために野原まで自転車で移動して、そこで月を見上げます。
月齢10.0 ↓

暗くなった空の、ほとんど頭の真上といった感じのところで煌々と輝いています。


そしてISSの航跡 ↓

今回は低いところを移動したので、地上の光に干渉されて、肉眼ではほとんど確認できません。ソフトで強調すると、実に頼りない見え方がしていました。



チューリップ
赤 ↓



昨日はまだ蕾でしたが、本日の気温と日光で花を開きました。

白 ↓





白チューリップも本日花を開き、日光の恩恵を一杯に享受しています。



カリン ↓

我が家のカリンはまだ蕾ですが、明日には花を開きそうです。
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春分の日に見た花 続き

2021-03-21 09:37:39 | 草花
本日は昨夜からの雨がまだ続いています。
午後からは西のほうから雨が上がってくる予報ですが、今宵中天に差しかかる上弦の半月を見るのに間に合うのでしょうか。
また、今晩7時頃に西空から北にかけて移動するISS(国際宇宙ステーション)を見ることが出来るほどに回復するのでしょうか。
昨日、買い物に出かけたときに見かけた花などを記事にしながら天気の回復を待つことにいたします。

公園の桜 ↓

これは染井吉野でしょうか? か弱い木にちらほらと花を咲かせていました。



梨園の交配用の台湾梨ヤーリー ↓

ここの花粉を採取して、これから咲いてくる栽培種に受粉させます。

近写 ↓

ネットからの引用文ですが・・・
梨の花は、世間ではつまらないものだと思われていて、身近に観賞することもない。手紙を結ぶ枝としても使われないね。
可愛くない女の顔を「梨の花みたいな顔だ」って例えることがあるけれど、確かにそうかも。葉っぱの色からして、梨って冴えない。

でも中国では梨の花を珍重していて、漢詩でも目にする。
だから梨にもどこか良い点があるはずだと思って、よくよく見てみると、花びらの端の辺りに綺麗な色が非常に微かに見える。

楊貴妃(ようきひ・中国唐代の皇妃で傾国の美女とされる)が皇帝の使者に会って泣いたときの顔を、
「梨花一枝、春、雨を帯びたり」
(※「梨花一枝春帶雨」 ◆梨の花が一枝、雨に濡れたような風情だ)
と漢詩に詠われているのは並々ならぬことであるし、そう考えればやはり梨の花の特異な美しさというのは、比類なきレベルのものである。という気がするのだ。 
・・・・・以上引用は清少納言の枕草子第三十七段「木の花は」の現代語訳より

枕草子第三十七段 「木の花は」原語版は ↓
梨の花、よにすさまじきものにして、ちかうもてなさず、はかなき文つけなどだにせず、愛敬おくれたる人の顔などを見ては、たとひにいふも、げに、葉の色よりはじめて、あいなくみゆるを、もろこしには限りなきものにて、ふみにも作る、なほさりともやうあらんと、せめて見れば、花びらのはしに、をかしき匂ひこそ、心もとなうつきためれ。楊貴妃の帝の御使ひにあひて泣きける顔に似せて、「梨花一枝、春、雨を帯びたり」などいひたるは、おぼろげならじとおもふに、なほいみじうめでたきことは、たぐひあらじとおぼえたり。・・・・・・・となります。

白居易の長恨歌は
玉容寂寞涙闌干  玉容寂寞として 涙 闌干
梨花一枝春帶雨  梨花一枝 春 雨を帯ぶ
(意味は):白い玉(ぎょく)のような容貌の楊貴妃が楼閣に巡らされた「欄干」に力なくもたれかかり、往時を想って涙を流します。白い梨(なし)の花が一枝、春の雨に煙っているようである。死んだ楊貴妃(ようきひ)が、仙界(せんかい)で玄宗皇帝を思う思慕の情をうたった白居易の詩から、美人が、ひとり思い悩んで悲しむ風情をあらわしている。

ところで中国の梨の花と、日本の梨の花とでは種類的に少し違っていたのかもしれませんね。



タンポポ ↓

花もよいのですが、このほっこりとした綿毛のかたちもGood!ではないかと思います。



ハナノキの並木 ↓

山の神様のお買い物につきあい、待っている間に団地周辺を散策しました。
ハナノキの並木があり、ちょうど花の時季でしたので近寄ります。


近くで見ると確かにカエデ科(新しいAPG植物分類体系ではムクロジ科)の特徴が出ていますね。



オキザリス ↓





ユキヤナギ ↓

花の時季を少し通り過ぎたかもしれません。貯水池のノリ面をすっかり占拠して圧倒的な繁り方になっています。



葉牡丹の花の塔 ↓

紅白の花の塔となっています。この姿も捨てたものでもないと思えます。

このあと、月を見ることが出来たら、この記事の仲間に入れてやろうと思っています。今日中に間に合うかどうか・・・・。
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3/20日 お彼岸中日は春分の日 この日らしく気温が上がっています。

2021-03-20 15:10:55 | 草花
今日は二十四節気の春分で、太陽が真東から昇り、真西に沈む、昼夜均等。 とありました。そこで、太陽の出没について調べてみると本当に真東(90度)から昇り、真西(270度)に沈んでいくことを確認しました。
しかし、「昼夜均等」という項目については小生の住むところでは昼時間は12時間5分であり、均衡してはいませんでした。
3月17日、18日ごろが昼夜の均衡する日のようです。
せっかくの春分なのに朝寝坊をして日の出を見ませんでしたが、夕方の入日についてもお天気があいにくのようで、西空に雲が詰まっていてとても望めそうにありません。天気はこれから崩れるようですね。
18日の月齢4.9 ↓

これは午後4時半頃の空が明るい時のもので、

同日の月齢5.0 ↓

こちらは午後8時頃の夜空の同じ日の月です。 ISSを見た時間帯です。



オリオン ↓


ぎょしゃ座 ↓


北斗七星 ↓

ISSが見えてくるまでの間星を見て楽しんでいます。



ISSの航跡 ↓

やがてISSがやってきました。この晩は航空機がいくつか飛び交っていました。



シデコブシ ↓

蕾のうちからヒヨドリに花を食い荒らされますので満足に花を見ることが出来ません。この一輪だけは花に網掛けをして保護しておきました。



カリン ↓

公園のカリンは日当たりが良いので我が家のものよりも早く咲き出しました。



公園の桜 ↓

周りの木立によって北風から守られていることになるのでしょうか、この木だけ早くから咲いて来ました。



彼岸桜か? ↓



公園の東側で今が盛りのように咲いています。これは彼岸桜になるのでしょうか。



そして今日(3/20日)の月齢6.8 ↓

13時47分に撮りました。これからすぐ後に雲が押し寄せて来て、自分的には奇跡的な一枚になりました。
これから後、天気が崩れるようですから月の写真もISSの追っかけもお休みですが、明日、天気回復が遅れると二晩続きの不発となりますが、そうならないことを願っています。
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3/19日 安城市立北部小学校で長く愛されて来た、なんじゃもんじゃの樹が枯死。お別れ会が行われた。

2021-03-19 22:20:41 | 草花
安城市立北部小学校の校庭にヒトツバタゴの大木があります。(今は枯死して寂しく立っています。)

この木は昭和の初めにある個人が寄贈したものだそうですが、校庭に植えられたときは太さが親指ほどで、1メートルほどの苗木だったそうです。
それからは学童や先生はじめ地域住民から愛され続けて大木となり、GW頃の花の時期には壮麗な景色を作り出してきました。
見事な笠型の樹形と相まって2018年には安城市の天然記念物に指定されたそうです。
ところが、皮肉なことに、天然記念物に指定されたその年から樹勢の衰弱が激しくなり、樹木の専門家や学校関係の方々が保存のために必死の骨折りをしてきたそうですが、2019年には見るも無残な姿になり(それでもその年は、花をわずかにつけてはいましたが)、2020年には花を見せることなく、とうとう枯れ果ててしまいました。

枯死した樹は校庭にひっそりと立ったまま今日に至ります。

”樹木葬”(近年別の意味で使われていますが・・・・)この樹のお葬式にあたる「お別れ会」が17日に在校生と先生方で行われましたが、19日は同窓生や近隣住民が集い「お別れ会」が行われました。
これは本来の意味合いの”樹木葬”になるのかと思いました。

この日は低いところの枝を伐り落として、記念に持ち帰りたい人に分けていました。その様子などをレポートします。

校庭の様子 ↓

校庭の東西方向で真ん中あたり、南北方向では北側に、”でん”と鎮座していました。



近づいて3枚 ↓








最盛期の花の”傘姿” ↓

(2012年5月3日撮影)樹の周りに椅子が配置されていて、花見の人に配慮してくれています。
花の時期には教員室に声掛けすれば一般人も自由に校庭に入れました。



14時からお別れ会が始まります。 司会は教頭先生。

会長挨拶 ↓

なんじゃもんじゃを愛でる会の会長さんがあいさつします。
このイベントに地元の有線TV局の取材が入っています。



校長挨拶 ↓

校長さんの挨拶は伐木の段取り説明が主体でした。



近くで見る最後の姿 ↓




枝おろしが始まる ↓

のこぎりで手作業でおろしたり、動力で伐ったりしていました。
この日は枝おろしだけで、次の日に重機を入れて、幹を切り倒すことになるそうです。


伐られた枝 ↓

伐った枝は、ビニールシートの上に乗せ、希望者はそこから枝を持ち帰ることが出来ます。

明けて本日(20日の午前中です。)

午前10時過ぎに再び北部小学校へやってきました。太い幹を切り倒した後、どうなっているか。

幹を伐り倒したあとの作業中 ↓

校庭にはクレーントラックが入っていて、伐り倒しの作業員が後片付けの作業中でした。



持ち帰り自由の枝 ↓

ビニールシートの上に伐られた枝が残っていて自由に持ち帰ることが出来ます。



ビッグ スリー ↓

根元近くのものが三つに分断されていて、一つには注連縄が掛けられています。



根元の株 ↓

根元の株は掘り出されることなく地面に残っています。よく見ると樹の髄に腐りが入っています。



持ち帰り ↓

枝分かれしたこの部分を持ち帰り、何らかの細工でもしようかと考えています。
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