ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/09日 萩太郎山(1358m)で、ぐるっと山見(下の部):近場の山を眺める

2017-11-11 09:30:32 | 草花
全く数字の上だけの話ですが、本日は11月11日ですね。
11月11日11時11分11秒という瞬間なら・・・・・・「1」ばかりが8つも並ぶ一年で一番目立つときではないでしょうか。
しかし、これは数字だけのことですから、この時刻に何かが起こるというわけでもなさそうです。
他にも数字の上で珍しい日があるかもしれませんね。

冒頭から変な入りで面食らわせてしまいました。山の記事に戻します。
(上の部)では、主に長野県側の遠くに見える山並みを載せましたが、この記事では三河の山並みを確認しておきます。
また、すっきりと晴れ上がっていればこんな山も見えてしまうということをカシバードを使って描画しましたので、そんな幸運に出逢えた時のために予め記憶にとどめておくことに致します。

三ツ瀬明神山 ↓

奥三河の雄峰として愛知県内及び浜松方面の方には人気の高い山です。



古町高山 ↓

愛知県北設楽郡設楽町に津具という地名があり、町村合併以前は「津具村」でありましたが、そこの字名に”古町”というところがあります。そこでにょっきりと丸っこく1055メートルに頭を出した山がこの古町高山です。 見た目通りに山頂部がかなり広くなだらかになっています。



碁盤石山 ↓

古町高山のお隣で双耳峰になっていますが、右側が最高地点のようで1189mの高さがあります。
地図で見る限りでは右と左とでは5メートルも違わないようです。



日本ヶ塚山方面 ↓

こちらは静岡・長野県境近くにある日本ヶ塚山で、ここらあたりはいかにも愛知県の最奥という感じがあります。



次に今回は確認できませんでしたが、ここからなら、天気が良くて見通しさえ利くならば、見えるであろう山を、カシバードで割り出してもらいました。

北アルプスの常念岳 ↓


八ヶ岳北部の蓼科山 ↓


以前ここから見ている加賀の白山 ↓


鈴鹿の山 ↓


伊吹山や金糞岳 ↓

これだけの山並みが見えることになっています。
以前のことですが、茶臼山の山懐を巻く道沿いから、常念岳や蓼科山が見えていましたから、この萩太郎山の山頂展望台からこれらすべてのものを見渡せるのも、いつかは必ず叶うものと思っています。



これにて冷たい風の吹きすさぶ山頂から下って行きます。
帰りも同じ茶臼山高原道路を使います。



1205mの展望個所 ↓

ここに車を置いて、展望台の上に立ち南アルプスの見え方を確認しますが、やや視界が悪くなってしまいました。
写真を撮るのを諦めて、また車に戻り、来た道を走って行きます。



紅葉箇所 ↓

途中でやや紅葉の残っている場所があり、ここに車を停めます。



1148mの展望個所 ↓

そこは夜明の写真を撮った場所で、朝日を受けた今は、また違った感じになっています。



一本だけ ↓

赤い一本にお付き合いしてから、高台に登って行きます。



奥三河の山並み ↓

奥三河の山並みを懐かしみます。



ピックアップ ↓

大鈴山の右には鹿島山が見えるはずなのですが、木々の枝が邪魔でそれも見えなくなりました。
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11/09日 萩太郎山(1358m)で、ぐるっと山見(上の部)

2017-11-10 16:01:59 | 草花
昨日、早起きして愛知県の最奥ともいうべき、すぐそばが長野県境というところに行ってきました。

もちろん、狙いとするところは、夜明付近の山岳景観を得るためなんですが、その前日に遅くまで雨が残っていて、当日は風が強くなるという予報でした。

そのために、いつもなら夜明け前に山頂に立つところですが、日が出て、風が雲や空中湿度を吹き飛ばしてくれることを当てにして、日の出時刻にはこだわらずにやや遅く出発しました。(午前4時45分に自宅発)

つい最近知ったことですが、愛知県最高峰の茶臼山は、(萩太郎山のお隣なんですが、)そこに設置された鉄製の展望台が錆びて腐り、解体撤去されてしまいました。
そのために、その代替えとして、二番目に高いこの萩太郎山に来たのです。
この山頂には近年ガラス張りの立派な展望台が出来ていて、ここからの眺望も茶臼山に劣らない優れたものがあるからです。

家を暗いうちに出て、交通渋滞もなく、すいすいと走れたお陰で、茶臼山高原道路に着いた時は、山の端から日輪が顔を出す前でした。
(この日の日の出は平地で午前6時20分頃でした。)

高原道路の途中、標高1148mのところに展望台があるので、そこに立ち寄って日の出付近の景色を見ることにしました。

午前6時24分 ↓

日輪が山の端から上がりました。



紅葉 ↓

光線から赤い色をプレゼントされて、紅葉は力以上の映え方をしています。



落ち葉 ↓

でも、本当は、あらかたの木の葉は散っていて、足元に埋まっています。



山の目覚め ↓

三河の山々は、そろそろ目覚めることになります。


再び車に乗り、目的地の萩太郎山の登り口に向かいます。
その場所に着いたのは、午前6時35分頃でした。防寒の用意をして、すぐに歩き始めます。


南アルプス ↓

まだ雪の無いスキーゲレンデにつけられた、作業車用の急な坂道を歩いて行きます。
風が強くて、遠くには南アルプスの山並みが見えていて、気になって仕方ありません。
しかし、空中湿度がまだたくさん残っているようで、随分おぼろな眺めになっています。


重鎮たち ↓

日の出の時刻に東の空を眺めるのですから、山体はどうしてもシルエット気味になります。
もう少しすればよい光線になる・・・・、とか、もう少しすれば風が空中の水蒸気を吹き飛ばしてくれて澄み切った空になる・・・・と、いろいろ欲の深いことを考えながら急坂を歩いて行きます。



茶臼山 ↓

お向かいの最高峰茶臼山は、朝の光線によって赤く染まっています。
あそこにまだ鉄骨製の展望台が残っていたら、あちらの山を歩いていたはずです。



強風 ↓

この日は冷たい強い風が、ほとんど休みなく吹いていました。吹き流しは大喜びしていますね。



スキーリフト ↓

スキーリフトもシルエットになっています。



展望台 ↓

山頂に近づいて来ました。最高点にあのようにガラス張りの立派な建物が出来ました。
屋上は展望台になっていてぐるっと見回せます。



山名の案内看板 ↓

南アルプスを前にして、そこには写真の山名入り看板が据え付けられています。


建物の螺旋階段を昇り、屋上展望台に行きます。風が強くて、冷たいので長い時間の辛抱が出来ません。


仙丈ヶ岳 ↓

まだ空中の水分が随分残っていて、南アルプスの山並みは総じて「ぼうっと」しか見えません。



白根三山と塩見岳 ↓




重鎮とその南 ↓

ここからは位置の関係なのでしょうけれども、荒川岳・赤石岳・聖岳の雄峰が一番迫力ある見え方をしています。畏敬を篭めて「重鎮」と呼ばせていただいています。



上河内から中の尾根山まで ↓

聖岳の南に上河内岳があり、それから南はなかなか覚えきれません。



さらにその南 ↓

ますます覚えにくくなっていて、都度覚えて忘れています。



茶臼山の背後に恵那山 ↓

茶臼山の稜線の背後に、恵那山がかくれんぼをしています。



蛇峠山と中央アルプス ↓

手前に蛇峠山、そして背後に中央アルプスが見えますが、右側の南駒ヶ岳は良く見えますが、左側に山頂部がわずかに見える木曽駒ケ岳や宝剣岳は、同定しづらいですね。
今回は15倍から80倍まで引き寄せることのできる単眼(望遠)鏡を持って行きましたが、画面が風に揺れて、とても80倍は役に立ちませんでした。
それから安物レンズですので、特に最高倍率の時、結像の粒子の粗さが相当なものだと思いました。



宇連山 ↓

三河の宇連山は比較的近い位置ですので、それなりの見え方をしています。
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庭の花の最終バージョン 花と実、果ては芋まで

2017-11-07 07:16:03 | 草花
カンアオイが地際に花をつけ、ついに普通に咲く草花の最終場面になってしまいました。
昨日お目見えした菊の花は最後まで咲き残り、今回登場するカンアオイは年を越しても花を見せ続けます。

フジバカマ ↓

昔は沢山の株がありましたが、近年邪魔になり、場所を限定して作っています。



ミセバヤ ↓



頂き物を小鉢にとって作っていましたが、来年はもう少し大きくしたいと思っています。



カンアオイ ↓

もう花が咲いてきています。それにしても地味な花ですね。



センボンヤリ ↓

こういう姿が庭のあちこちに見られ、このセンボンヤリという草が蔓延りすぎたな・・・と、邪魔に思い始めています。



ツメレンゲ ↓



ツメレンゲもやっと咲き始めました。この草もどんどん増えていきます。



ナンテン ↓

南天も実の赤さを深めています。


紅葉もこうして見るとなかなかに・・・・・



カリン ↓

まだ小さな木の割には大きな実をつけています。ところが実が落下してしまいます。
その実を水中につけておきますと、中から虫が出てきて溺死しています。
こんなにも硬い実の、いったいどこを食べているのでしょうね。



サツマイモ ↓

これは購入品ですが、実の甘さが薄そうですので、日に曝して、甘味増強を図っています。
孫たちの焼き芋予備軍です。
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菊の花が盛んに咲いてきています。 庭の花や草木の実

2017-11-06 07:49:06 | 草花
朝の気温が下がってきています。
「霜月」に入って六日目になりますが、明日は早くも立冬になります。そこから暦上の冬の季節入りして、六つの節気を経過していくことになります。
立冬→小雪→大雪→冬至→小寒→大寒、と書き記していても身震いするような文字が並び、来年の二月四日の立春までは、暦上の冬は続きますが、体感的には、一か月くらいのズレがあるのではないでしょうか。

各地ではまだまだ晩秋の気配が濃厚で、紅葉狩りがこれから・・・・、というところも多いのではないでしょうか。

拙庭では仏花として作っている菊の花が、いろいろ咲きあがってきています。
それぞれに特徴的な色と造形であり、興味を持って眺めています。
赤い菊 ↓




ピンクの菊 ↓




白い菊 ↓




黄色い菊 ↓


これらの菊について花の香りはどうなんだろう? なんてことを考えて、匂いを嗅いで回りますが、屋内に入ったら、一時的にくしゃみと鼻水が出て来ました。
こういうものでも花粉アレルギーを引き起こすのでしょうか。



トウガラシ ↓

10月に雨降り日が続き、「トウガラシが赤くなれない」・・・と、山の神様が愚痴を言っていましたが、ここに来てやっと赤さを深めています。



センリョウ ↓

センリョウもやっと赤い色が行きついたようです。



マンリョウ ↓

マンリョウの方はまだ頼りない色で、これは赤くなる端緒の段階のようです。



ウラシマソウ ↓

テンナンショウ属に共通の、特徴ある姿をしていますが、これが赤くなり、種をこぼして、生育場所を少しずつ移動していきます。



ヒオウギ ↓

我家のものは花が遅かったのですが、その分だけ、実づくりも遅れています。
この種の莢がはじけると、「ぬばたま」が顔を覗かせます。これも、種がこぼれた場所で、芽が出て来ますが、かなり丈夫な草ですね。



ヤマラッキョウ ↓

小生の誕生日祝いに娘夫婦がタブレットを贈ってくれました。
それで撮った写真ですが、手持ちのカメラで撮ったものと比べても遜色がないのでびっくりしました。


ヤマラッキョウは蕾からやっと開花に漕ぎつけました。
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10/31 井山(1193m)と面の木湿地を 黄葉狩り散策

2017-11-04 07:05:36 | 草花
10月の月末に、午後から山の神様と紅葉狩りに出かけました。
三河では香嵐渓という場所が一番のスポットですが、その場所は通り抜けて、奥三河の山間部を目指します。

道路沿いでは植えた楓の並木が紅葉していたりしましたが、人為のものはすべてパスして、手つかずのものを求めて、街道を北東方向へ進んで行きます。
三河の山では紅葉する樹が少なく、ほとんどが黄葉の樹種になります。

稲武を経由して、山道をくねくねと走って登り、着いたところは面の木峠ですが、樹林の様子がどことなく干からびた感じで、さきの台風であらかた葉を落としてしまったようにも見えました。


面の木峠での紅葉狩りは諦めて、車のままで井山に向かい、山頂直下で景色を楽しみ、つぎは面の木の湿地に行きます。ここでは花はほとんど終わっていて、僅かにウメバチソウの花が見られただけでした。

帰りは名倉(納庫=なぐら)に下りて、道の駅で高原野菜を購入してから、帰途に着きました。

井山の山頂部 ↓

この標識のところまで、(無理に入れば)車で来てしまえます。
山頂まで、残る高度差は5メートルほどでしょうか。



風力発電 ↓

山頂の手前は広い草原になっていて、かつては牧場もありましたが、今は風力発電施設のプロペラが3基稼働しています。



恵那山・大川入山 ↓

遠くに恵那山と大川入山が見えています。



碁盤石山 ↓

南東方向すぐ近くに碁盤石山(1,189m)があります。黄葉の程度はこんなものです。



宇連山方面 ↓

宇連山方面はシルエット気味になっています。



猿投山 ↓

西の方角にやや大きく山体を見せているのは猿投山です。こういう位置取りの山なら一等三角点を持つ頂きであることが納得できます。



やや風を冷たく感じて、早々に車に戻り、ここを離れます。



面の木ビジターセンター ↓

ここで駐車して、トイレを借りてから、湿地に下りて行きます。



ツチアケビ ↓

お友達のブログ記事で見ていた、この場所のツチアケビは、もうすっかり枯れてきています。



トリカブト ↓

トリカブトの株は湿原内にたくさんありましたが、花は皆終わっていて実をつけていて、この一輪だけが見られただけでした。



ウバユリの莢 ↓

莢の中を覗いてみると、翼のついた実がたくさんできていました。



テンナンショウ属 ↓

今の時期はこういう赤い実は良く目立ちます。



ヤマラッキョウ ↓

ヤマラッキョウの花もすでに盛りを過ぎた感じがしています。



ウメバチソウ ↓

ウメバチソウの花だけはまだ元気さが見られました。


木々の黄葉 ↓



こういった黄葉の下では、日差しが有るのと無いのとでは、雰囲気がガラッと変わりますね。
やはり日差しを受けて辺りが金色に染まるのが最上だと思います。

家を出た時が午後でしたので、午後3時頃にはもう帰りの心配をしなくてはなりません。
忙しく黄葉狩りを終えて、帰り道に向かいます。
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