ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/31 井山(1193m)と面の木湿地を 黄葉狩り散策

2017-11-04 07:05:36 | 草花
10月の月末に、午後から山の神様と紅葉狩りに出かけました。
三河では香嵐渓という場所が一番のスポットですが、その場所は通り抜けて、奥三河の山間部を目指します。

道路沿いでは植えた楓の並木が紅葉していたりしましたが、人為のものはすべてパスして、手つかずのものを求めて、街道を北東方向へ進んで行きます。
三河の山では紅葉する樹が少なく、ほとんどが黄葉の樹種になります。

稲武を経由して、山道をくねくねと走って登り、着いたところは面の木峠ですが、樹林の様子がどことなく干からびた感じで、さきの台風であらかた葉を落としてしまったようにも見えました。


面の木峠での紅葉狩りは諦めて、車のままで井山に向かい、山頂直下で景色を楽しみ、つぎは面の木の湿地に行きます。ここでは花はほとんど終わっていて、僅かにウメバチソウの花が見られただけでした。

帰りは名倉(納庫=なぐら)に下りて、道の駅で高原野菜を購入してから、帰途に着きました。

井山の山頂部 ↓

この標識のところまで、(無理に入れば)車で来てしまえます。
山頂まで、残る高度差は5メートルほどでしょうか。



風力発電 ↓

山頂の手前は広い草原になっていて、かつては牧場もありましたが、今は風力発電施設のプロペラが3基稼働しています。



恵那山・大川入山 ↓

遠くに恵那山と大川入山が見えています。



碁盤石山 ↓

南東方向すぐ近くに碁盤石山(1,189m)があります。黄葉の程度はこんなものです。



宇連山方面 ↓

宇連山方面はシルエット気味になっています。



猿投山 ↓

西の方角にやや大きく山体を見せているのは猿投山です。こういう位置取りの山なら一等三角点を持つ頂きであることが納得できます。



やや風を冷たく感じて、早々に車に戻り、ここを離れます。



面の木ビジターセンター ↓

ここで駐車して、トイレを借りてから、湿地に下りて行きます。



ツチアケビ ↓

お友達のブログ記事で見ていた、この場所のツチアケビは、もうすっかり枯れてきています。



トリカブト ↓

トリカブトの株は湿原内にたくさんありましたが、花は皆終わっていて実をつけていて、この一輪だけが見られただけでした。



ウバユリの莢 ↓

莢の中を覗いてみると、翼のついた実がたくさんできていました。



テンナンショウ属 ↓

今の時期はこういう赤い実は良く目立ちます。



ヤマラッキョウ ↓

ヤマラッキョウの花もすでに盛りを過ぎた感じがしています。



ウメバチソウ ↓

ウメバチソウの花だけはまだ元気さが見られました。


木々の黄葉 ↓



こういった黄葉の下では、日差しが有るのと無いのとでは、雰囲気がガラッと変わりますね。
やはり日差しを受けて辺りが金色に染まるのが最上だと思います。

家を出た時が午後でしたので、午後3時頃にはもう帰りの心配をしなくてはなりません。
忙しく黄葉狩りを終えて、帰り道に向かいます。
コメント (6)
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