ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/09日 雨生山(うぶさん)(4の3):愛知県と静岡県の県境稜線を、展望丘までのんびり歩いて行く。

2017-11-14 07:04:24 | 草花
遠くの山の眺望が、期待外れでしたので、花を楽しむことに切り替えて、県境稜線を東進することにします。
この日は夕方の少し前に、孫たちの迎えと、送りの時間的な約束事がありますので、その制約と折り合いをつけながら行動しています。

遠くの眺めは良くはありませんが、天気は快晴で、暑くも寒くもない、山歩きには最適な時期になっています。 おまけにあたりには秋の草花が咲きこぼれているのですから、こんな贅沢なことはありません。

県境稜線 ↓

背の低い灌木や笹が道の両側にある、適当に日差しの制限された明るい尾根が県境の道になっています。



木標 ↓

「木標」を辞書で引くと、お墓という意味も出て来ますが、ここは単に木につけた標識程度の意味なんでしょうね。



ヤマラッキョウ ↓

稜線上でもこの花が出て来ます。



センボンヤリ ↓

センボンヤリの秋花がほほけた姿になっています。



リュウノウギク ↓

この山ではリュウノウギクも点在しています。



サルトリイバラ ↓

ここでは稜線上で見ましたが、帰路で湿地の藪を訪れた時には、これの棘に泣かされました。



ズミ ↓

実を一粒口にして噛みつぶすと、心地よい酸味が口中に広がります。



雨生山 ↓

先ほど居た山頂を振り返ります。



坊ヶ峰 ↓

県境稜線の西の方を見ると坊ヶ峰が見えています。あの峰は446mで、豊橋市と浜松市の境にそびえます。



センブリ ↓

この山ではムラサキセンブリが優勢で、センブリの方が個体数は少ないようです。



背丈が低い ↓

道脇の松の木は背丈が低くて痩せています。別に木が若いという訳でもなくて、大きく育てないのです。



平尾山 ↓

振り返って西南方面を見ると豊橋市で一番高い平尾山(464m)も見えます。



カマツカ ↓

赤い実をつけたカマツカは、ここでは葉も紅葉させています。



展望丘 ↓

石の積まれた小ピークに着きました。便宜上ここを「展望丘」と勝手に命名しています。
ここからはちょっとした眺めがあるのです。



奥三河の山並み

鞍掛山・棚山・宇連山・三ツ瀬明神山・鳳来寺山(ほんの少し)・船着山などが見えています。



金山 ↓

山頂に反射板を置く金山はお隣に見えていますが、今回は時間の都合であそこまではいきません。



ヤマラッキョウ ↓

蛇紋岩のほとんど裸地でも元気いっぱいに咲いています。



定番の三重連 ↓

三角錐を三つ並べて撮りました。左手前は雨生山・中央は吉祥山・そして一番奥の右側は本宮山です。
この三つのどの峰からも、富士山が見えることになりました。



ナガバノコウヤボウキ ↓

これももう、綿毛がほほけてきています。
コメント (6)
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