上の和歌は皆さまがご存じのように紫式部の歌で、新古今集 百人一首に収められています。
意味は:久しぶりに昔の友人に会えたのに、「あなた」だとわかるかどうかの少しの間で姿が見えなくなってしまった。まるで雲に隠れてしまう夜半の月のように。
という解釈だと習っています。 ここで「あなた」とは幼友達ということですが、それが男であるのか、それとも女であるのかによって、心情が違ってくるような気がしました。
さて、昨日の中秋の名月は、小生の住む三河地方では21日中の鑑賞は不発に終わりました。しかし、夜半過ぎに起きだして空を確認したときに一度だけチラッと月の姿を見ることが出来ました。(22日午前01時47分のこと)
しかし、すぐに雲間に隠れてしまいましたので、紫式部さんの歌のようにまさしく「雲隠れにし夜半の月」となりました。
夜半の月 ↓ (22日午前01時47分撮影)・・・月齢14.7の月

気象庁が使う「夜半」(この場合”やはん”と発します)の時間帯は23:30~24:30を指すようです。
そのことから離れて、昔からの言い習わし方として夜の経過は:
夕べ(ゆふべ)→宵(よひ)→夜半(よは)→暁(あかつき)→曙(あけぼの)→朝ぼらけ(あさぼらけ)→朝(あした)となるようですから、
上の写真は厳密な24時間制の表し方のない紫式部さんの「夜半(この場合の読みは”よわ”)の月」に当てはまりそうです。
21日の昼間に所用で出たついでに、近場を自転車で巡りました。
公園の青桐(=梧桐) ↓


舟形の果実の皮の縁には丸い種が付いていて、その姿がなんとも言えず愛らしいです。
保育園の遠足 ↓

公園に保育園の子供たちが来ていて、どんぐり拾いをしていました。獲物はマテバシイの実でした。
昔の孫のこの頃のことを思い出し、胸が切なくなりました。
別の公園でオオモクゲンジ ↓


別の公園に来てオオモクゲンジの様子を見ます。ここにはその木が5~6本ほどありますが、実の出来具合はあまりよくないようで、
二本の木にだけ実が付いていました。
別名をフクロミモクゲンジ(袋実木欒子)というように、大きな袋状の実を纏まってつけています。
花壇で見たこれはノゲイトウか? ↓

ノゲイトウだと思いますが、花の穂が長い種類でしょうか。
錦糸梅 ↓

生け垣で返り咲きしていました。
ペアー ↓

洋ナシ風のこの果実は台湾梨のヤーリーという種類で、栽培する梨に受粉させるために植えてあるものです。
その花 ↓

ヤーリー梨の花が咲いていますが、もちろんこれも季節外れのものです。
梨園 ↓

この一角で栽培農家が何軒か纏まりを作り、集団農場となってナシ栽培をしています。
梨の実 ↓

その中で人が入っていた作業中の梨園に入り、梨の写真を撮らせていただきました。もう梨収穫・出荷の季節は終わっていて、
奇跡的に残っていたこの実を撮りました。 撮影後この実をもいで渡してくれました。
家に帰って食べたところ、とてもおいしいものでした。梨の種類は「秋月」で、この晩の中秋の名月にぴったりの逸品でした。
イヌマキの実 ↓

梨園の生け垣はすべてこの木が植えられています。中には実のついたものもあります。
百日紅 ↓

盛夏に咲くこの花を今年はこれまで撮らないで来ましたが、終盤に少しだけお付き合いしておきます。
ヨモギ ↓

外を出歩くと決まって、夜寝るときに目がかゆくなります、その原因の一つにこのヨモギの花粉も一役買っているようです。
銀杏 ↓

拾ってきた銀杏の実を水につけて外皮を溶かしている最中です。
意味は:久しぶりに昔の友人に会えたのに、「あなた」だとわかるかどうかの少しの間で姿が見えなくなってしまった。まるで雲に隠れてしまう夜半の月のように。
という解釈だと習っています。 ここで「あなた」とは幼友達ということですが、それが男であるのか、それとも女であるのかによって、心情が違ってくるような気がしました。
さて、昨日の中秋の名月は、小生の住む三河地方では21日中の鑑賞は不発に終わりました。しかし、夜半過ぎに起きだして空を確認したときに一度だけチラッと月の姿を見ることが出来ました。(22日午前01時47分のこと)
しかし、すぐに雲間に隠れてしまいましたので、紫式部さんの歌のようにまさしく「雲隠れにし夜半の月」となりました。
夜半の月 ↓ (22日午前01時47分撮影)・・・月齢14.7の月

気象庁が使う「夜半」(この場合”やはん”と発します)の時間帯は23:30~24:30を指すようです。
そのことから離れて、昔からの言い習わし方として夜の経過は:
夕べ(ゆふべ)→宵(よひ)→夜半(よは)→暁(あかつき)→曙(あけぼの)→朝ぼらけ(あさぼらけ)→朝(あした)となるようですから、
上の写真は厳密な24時間制の表し方のない紫式部さんの「夜半(この場合の読みは”よわ”)の月」に当てはまりそうです。
21日の昼間に所用で出たついでに、近場を自転車で巡りました。
公園の青桐(=梧桐) ↓


舟形の果実の皮の縁には丸い種が付いていて、その姿がなんとも言えず愛らしいです。
保育園の遠足 ↓

公園に保育園の子供たちが来ていて、どんぐり拾いをしていました。獲物はマテバシイの実でした。
昔の孫のこの頃のことを思い出し、胸が切なくなりました。
別の公園でオオモクゲンジ ↓


別の公園に来てオオモクゲンジの様子を見ます。ここにはその木が5~6本ほどありますが、実の出来具合はあまりよくないようで、
二本の木にだけ実が付いていました。
別名をフクロミモクゲンジ(袋実木欒子)というように、大きな袋状の実を纏まってつけています。
花壇で見たこれはノゲイトウか? ↓

ノゲイトウだと思いますが、花の穂が長い種類でしょうか。
錦糸梅 ↓

生け垣で返り咲きしていました。
ペアー ↓

洋ナシ風のこの果実は台湾梨のヤーリーという種類で、栽培する梨に受粉させるために植えてあるものです。
その花 ↓

ヤーリー梨の花が咲いていますが、もちろんこれも季節外れのものです。
梨園 ↓

この一角で栽培農家が何軒か纏まりを作り、集団農場となってナシ栽培をしています。
梨の実 ↓

その中で人が入っていた作業中の梨園に入り、梨の写真を撮らせていただきました。もう梨収穫・出荷の季節は終わっていて、
奇跡的に残っていたこの実を撮りました。 撮影後この実をもいで渡してくれました。
家に帰って食べたところ、とてもおいしいものでした。梨の種類は「秋月」で、この晩の中秋の名月にぴったりの逸品でした。
イヌマキの実 ↓

梨園の生け垣はすべてこの木が植えられています。中には実のついたものもあります。
百日紅 ↓

盛夏に咲くこの花を今年はこれまで撮らないで来ましたが、終盤に少しだけお付き合いしておきます。
ヨモギ ↓

外を出歩くと決まって、夜寝るときに目がかゆくなります、その原因の一つにこのヨモギの花粉も一役買っているようです。
銀杏 ↓

拾ってきた銀杏の実を水につけて外皮を溶かしている最中です。
昨晩の満月きれいでしたね。その近くによく光ってた
星がよくみえました。
イヌマキの実、初めて見ました。
御地では満月が見えたそうですね。
しかし、小生の住む三河では21日中には見えませんでした。
ところが日付の変わってから、ほんの一瞬見えたのがこの記事の写真の月でした。
月のそばで明るく光っていた星は、おそらく木星ではないでしょうか。
イヌマキの実は、どれもがしなびていたのが残念でした。
日付が変わってからやっと、「チラ」っと見えたので胸の痞えが取れたような心地でした。
私たちの大先輩たちは火鳥風月をこよなく慈しんできたものですね。
今年は中秋の名月と満月が重なったそうですね。
21日前後は当地でも比較的良い天気が続いたので、綺麗な月を見ることができました。
ただ、名月の当夜はこちらでは8時~10時の見るのに適当な時間帯は雲が少し出たようでしたが、深夜になって綺麗な満月が見られました。
予報で言ったように夜半の時間帯でした。
丁度若い頃の親友と長電話していて、電話が終わってから空を見ると皓皓と輝いていました。
十六夜、立待月,居待月など月に関する言葉も日本語は豊富ですね。日本人の感性の細やかさが表れています。
我が家も敷地内に植わっているサルスベリを今年はまだ撮影していませんでしたが、今日ぐらいは撮影してやろうと思っています。
昨日はあの瓶が森林道の起点付近にある山に登りましたが、この一ヶ月でぐっと秋めいてきました。
中秋の名月(今年は満月)をきちんと見ることが出来て良かったですね。三河ではそうではないのが残念でした。
これは小生の個人的な、(勝手な)好みですが、月の鑑賞は空の際から出て来て、まだあまり時間が経たず、月に黄色味の残るうちが特に風情があるように感じています。
中天で煌々と輝いているものは元気さが勝ってしまうように思いました。
そういう月の時は雲が掛かって来たりすると、「月に叢雲」といったような風情も感じたりします。
桜の時も、月の日毎の変化などにおいても、私たちの先輩たちはそれぞれの楽しみ方をしていて、その感性の豊かさに感心させられます。
サルスベリは暑いさ中に咲いていて、とてもカメラを向ける気にはなりませんでしたが、気温の落ち着いてきた今になって、花にはずいぶん遅いのですが、撮っておく気になりました。
愛知県は緊急事態宣言下にあり、外出を控えざるを得ませんが、10月になれば、少しは緩むのかも・・・・と淡い期待を寄せています。
今となっては懐かしい名前となった瓶が森林道近辺も秋が進んでいるのですね。