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Brugge Style
裏門
休暇の後、夫は早速出張へ出かけて行ったので社会復帰も早かったようだが、わたしにはこれといった用事もなく、
「うら門の ひとりでに あく 日永かな」(<ああ、季語も一季節遅れ)
あ、でも閉めに行くの、めんどくさい...というような生活をしていた。
しかし、今朝、娘が
「ママ...今日、(学年最終の)音楽理論のテストがあるってこと、忘れてました...」
と朝食に降りて来た時に言ったので、かっなり怒ったことで目が覚めた。
6月は試験の季節(学年末ゆえ)である。「大人になったら試験から解放される」とうっすら夢見ていたわたしの想像力は全然足りていなかったことを悟る。
自分でやるより、人にやってもらう方が何倍もの精神力がいることも知らなかった。
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そして、神戸
内山田洋とクールファイヴ。
神戸、泣いてどうなるのか。
.....
神戸ご出身で現在はロンドンにお住まいのTさんから、「あの時 神戸にこんなものがあった」というサイトを教えて頂いた。
ああ、80年代までにPCが発達していたら、わたしも少しは神戸の文物を記録しておくことができたかもしれないのに...
いや、人間、今日と同じような明日が来る、という前提で生きているから(そうでないと生きて行けない)、震災と憎きグローバリズムに押し流されて「あの」神戸が変わってしまうなどと誰が予想できたろうか。
「あの時 神戸にこんなものがあった」記事中の
神戸阪急ビル(阪急電鉄三宮駅の建物)
新聞会館
栄光教会
大興ビル
摩耶観光ホテル
コウベハイボール
このあたり、涙なしには語れへんわ~。
欧州で「神戸人界(あえて会ではなく界にする。租界って感じで・笑)」結成しましょうかね。○区と○区は神戸ちゃう、とか言わへんから大丈夫ですよ。
このブログをご覧下さっている方だけでも結構な人数になりそうだ。
われわれには地場が必要なのだ。それは現実の場でも子どもの頃の幸せな思い出でもどちらでもいいのだが。
神戸~泣いてどうなるのか.....夢の続き夢の続き見させてくれる~人~探すのよ~(歌詞自信なし)
では神戸人界で一緒に夢の続きを語りましょう(笑)。
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シフォン ジョーゼット クレープ・ド・シン

亡霊になったジゼルが着ているようなのが。
この写真は2002年のラルフ・ローレンのコレクション。
このドレスと、次の次のページに載っているドレスと、迷いに迷ってこちらを捨てたことを今も後悔していて(しつこい)、毎年この季節になったら、古びたカタログを引っ張りだして来てはタメイキをついている後ろ向きの人間なのです、わたしは。
裾が風に吹かれて、湿った木に火をつけた時に出る煙のように足にまとわりつくだけでなく、袖もバイヤス構造で、身体の動きより二拍くらい遅れて動くのがこの世の物とは思えぬ。
天女の羽衣。ジゼルの浮力。
こういう布と構造を見ていると3次元で知覚しているもの以上を感じ取ることができるような予感がする。
無人島に一つだけ物を携帯することが許されるならば、わたしは迷わずこのドレスを選ぶだろう。
(次点はモーツアルトのCDか、「失われた時を求めて」全巻か)
どなたか洋裁のできる方、わたしと契約しましょう。
作品は無人島へ持って行きます。
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幸せ、デイジー
経験者の方も多いと思うが、先月、ブラッセルで初めてまつげのエクステをしてもらった。11ミリ。素まつげの3倍(笑)。
ワタクシの教育が行き届いているので、サロンへ同行した娘は
「ママかわいい。バービーみたい。」
と言ってくれた。彼女が本心どう思っているかは知る由もない。
わたし自身はデイジーみたいやな、と思っている。ドナルドダックの彼女のデイジーですよ。あの腹黒そうなけばけばしさも似ているではないか(笑)。
わたしは黒々とマスカラを塗るのが好きだ。
毎朝も面倒ではあるのだが、特にリゾートでは日に何度も水に入ったりシャワーをあびたりするので、顔面処理に時間がかかってかかって仕方がなかった。しかし今回はエクステのおかげで目の化粧時間が劇的に短縮され楽々~であったのだ。素敵だ。すっぴんでも平気。8月のバカンスにもぜひつけて旅立ちたい。
まあ、わたしの目元がぱっちりしていようがしていまいが夫以外はどなたも気づかないに違いないから、これもわたしの他の諸々の好みと同様、全くの自己満足であり、またそれが(と言うか、それだけが)楽しいから生きていられるわけである。デイジーが誰から見てもバランスの悪い巨大なリボンをつけて目をぱちくりやっているのと同じ。
幸福とは、(他人を気にしない)自己中心性と自己満足なり。
ビバエクステ。
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