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Brugge Style
ベルギーの報道
英国は5月4日の7時半。
ベルギーのニュースサイトを見ると
「バッキンガム宮殿で9時に重要な発表があるため報道陣が集まっている」
と掲載されている。
一方、英国の主なニュースサイトをざっと見たがそれには一言も触れていない。
先日、フランスの大統領選第1回投票でも、フランスでは出口調査の報道は投票締め切りまで禁じられており、しかし早々と予想が出たのはフランスの法律に関係のないベルギーのメディアが調査・発表したから...とあった。
興味深い
「ベルギー公共放送RTBFは23日、フランス大統領選第1回投票の出口調査の結果として、中道系独立候補のマクロン前経済相が24%、極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首が22%の票を得てリードしていると伝えた。右派野党・共和党のフィヨン元首相は20.5%、急進左派・左翼党のメランション元共同党首は18%。
出口調査の報道は、仏国内では投票が締め切られる午後8時(日本時間24日午前3時)まで禁じられているが、この規定は国外の企業には適用されない」(時事通信より)
......
ベルギーのメディアとツイッターが大騒ぎした割にはネズミ1匹しか出なかった。
96歳のプリンス・フィリップが今年をもってご公務を引退されるという発表だった。
ベルギーのツイッターには「ご崩御では」とか、「ブリクジットを嫌って女王夫妻はマヨルカに移住されるのである」とか、大真面目な予想もあれば、ジョークもあり。
わたしもベルギーのメディアが英国メディアが軽々には発表できないような何かを掴んだのでは? などと思いましたよ...あはは。
われわれはSNSの創り出した「世界」に住んでいるのだなあ、とつくづく思った。
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