ちょっといい入浴

温泉の★はオイラの浴感のみの印象(価格や施設や雰囲気は除外)
食事の★はオイラの量、味、コスパ感の複合の印象

みどり荘@吹上温泉(鹿児島県日置市)

2020-05-15 13:39:18 | 日本秘湯を攻める会

10月5日(土) ※過去記事

途中で気付いたがチェックインは16時からでした

1時間、路肩で寝て調整

国道から集落を抜けて細い取付道路をのぼる

駐車場の先に立派な屋敷門が、本日のお宿は秘湯を守る会の会員

みどり荘@吹上温泉(鹿児島県日置市)

場    所 : 日置市吹上町湯之浦910

T  E  L:099-296-2020

日帰入浴時間 :10:00~15:00(平日~19:30)

日帰入浴料金 :¥600

泉     質:単純硫黄温泉

数千坪の広大な敷地を保有、みどり池に佇む全部で8棟の離れがある。

客室はすべて離れ

オイラは一番安い部屋を予約したがお宿のご都合でいい部屋にして頂いたそうな

離れの前にはみどり池、こちらはため池だそうです。

因みにため池は河川の下流側を堰き止めて造った池なのです。

多くは農業用か治水対策なのです・・・どうでもよいことですが

受付をした棟から渡り廊下で客室へ移動、いい雰囲気です

部屋は6畳の和室

入口にお香が焚かれていたようでいい香りが、思った以上に高級志向

離れを一人使用とはなんと贅沢な

広縁の先にはみどり池が望む、池を眺めると白鳥が横切るのが面白い

お茶請けのお菓子と漬物、

夕食は別棟の中広間で頂きます。

献立にオイラの名前が記載、細かい気配りがうれしくなります

食前酒は自家製のびわ酒、3年熟成したそうな

鹿児島なら焼酎でしょう、メニューに金額の記載がない

刺身吹上浜や近海で採ったそうで新鮮で旨

鹿児島らしいきびなごの天麩羅、さつま揚げ

何故かホタテ

鹿児島もホタテって採れるの

メインは六白黒豚(鼻・しっぽ・足の先4本の合計六ヶ所が白いブランド豚)のしゃぶしゃぶ

他の黒豚と比べ歴史が長く高品質と評価される事はあり、久しぶりに旨い豚肉を頂いた

サツマイモの炊き込みご飯、生涯初のサツマイモの炊き込みご飯

部屋に戻るとしっかりした懐中電灯が枕元に置いてある

防災の意味があるかもですが、宿泊部屋がすべて離れ、風呂に行くにも夜道を歩くのです

照明灯もあるので使いませんでしたが細かい気遣いです

温泉(内湯、露天)に行くのもいい散歩になるのです

宿泊料金はオイラには高額ですが、離れの宿泊、料理も良くCP感は満足

10月6日(日)

朝食も同じ中広間で、

以外にショボいって思ったら

真ん中の丸い御膳は3層構造、↓ 中層

最下層 ↓ 、しっかりボリュームのある朝食でした

炊き立ての釜めしにあう御飯の友が多し

全く知りませんでしたが、お宿の方と少しお話させて頂き観音堂のご説明をして頂きました。

場所は男性の露天風呂からさらにみどり池の湖畔を歩くひっそりとした場所

太平洋戦争の末期、近くにあった陸軍の特攻基地(万世飛行場)から若者たちが特攻隊に出撃する前にに浸かったそうです。

先代の女将さんは彼らの面倒をみられ、託された故郷に向けた手紙などを保管されており

特攻隊の霊を慰めるために観音堂を立てられたそうな・・・

ここでに浸かり片道の沖縄方面へ飛び立つ特攻隊と何人もの若者を見送る女将さん、悲しい話です

4月に見ごろをむかえる藤棚の前、そんな話を聞きました。

今の宿主は当時の話を伝える活動もされております。

 

 

 



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