もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

がらくたも雪の中ではオブジェ

2011-02-22 13:17:07 | Weblog
  今朝も真っ白な霜。流しの水道凍る。
 日向の霜は間もなく解けたが、日陰ではそのまま残った。

 「ぼちぼち村」は、まだまだ雪の中。
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 大きな味噌桶。かまくらの中みたい。
 
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 物置の屋根の雪は、下に届きトンネルを作った。

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 雪の中の「オオアリクイ」は様になる。

 がらくたも雪の中では生き生きとしたオブジェに変わる。
 

「アオノリ採り」の思い出

2011-02-21 13:41:53 | Weblog
   光の春がやってきた。
 畑の陽だまりにはハコベの緑がみずみずしい。
 春一番の緑を見ると「アオノリ」採りを思い出す。 
 
 子どものころのこと。
 あのころは落ち穂拾いやからいも(さつまいも)拾いと収穫の終わった田畑からその場しのぎの糧を得るような生活だった。
 
 寒に入った晴れた日の日曜日、お袋と近所のおばちゃんたちと数キロ離れた不知火海の干拓地の堀に「アオノリ」を採りにでかけていた。
 
 竹竿の先に、鍵に折った番線(太目の針金)をくくり付け、一斗袋(布製の米袋)を持って。お袋たちは歩き、オレはギーガタン ギーガタンと自転車で荷物運び。
 
 現場は不知火の海の堤防のそば。時には潮の引いたガタ(潟)の中を流れる川だったり。
 巾5・6メートルの堀には、満ち潮の時に海水が上り「アオノリ」にとっては好条件。

 竿で一かきすると、長く伸びた「アオノリ」がかかってくる。
 「寒のり」は濃緑で、味も香りも最上級だ。
 
 アシの枯れ葉などのごみが絡んでいるが、そのまま水を絞って米袋へ突っ込む。
 袋はたちまちいっぱいに。これを洗い場に(勝手に作っている)運んでごみや汚れを洗う。
 
 熊本とはいえ、麦畑を走ってくる北風は冷たかった。
 当時はゴム手袋なんてないから、素手。
 指はかなわなくなり、じっと我慢してやっていると血が通いだす。あとは大丈夫。

 袋いっぱいのアオノリを自転車の荷台に2つも積むとハンドルが浮く感じになる。
 ふらふらしながら帰り着く。
 子どもでも男の仕事だった。

 昼から庭先の狭い畑に張った綱にアオノリを干した。
 一部は生で佃煮にしてくれた。旨かった。
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 (昨年の熊本日日新聞より)
 海苔の香りの中に、透きとおる緑はそれは美しかった!<emoji code="a001" />

 天気がよければ2・3日でちりちりに乾き、夜、古新聞の上で手もみで粉にした。
 もみ残ったものは、炭火の上で乾かしていたが焦がすこともあった。
 
 次の日曇ったり雨が降ると大変だった。
 室内に取り込んでも熱を持ち、色も香りも劣化。売り物にならなくなるのだった。

 売るといえば、どこに売っていたのかは記憶にない。
 売っても、ちょっとしたおかず代にしかならなかったと思う。
 あのころは、みんな貧乏で、やさしかった。

 懐かしい思い出。<emoji code="a002" />
  

「税の自主申告説明会」開く

2011-02-20 21:07:23 | Weblog
  先週の土曜日、チラシをまいた「税の説明会と自主申告」を開いた。

 派遣村にやってきた「賃金未払い問題」のNさんもやって来た。
 自主申告をして所得税3万8千円ほどを取り戻すため、アドバイスを受けて申告書を作成して帰った。

 ところが、しばらくして戻ってきた。
 家に帰ったら、会社から源泉徴収書と未払いの8か月分の明細書が送られてきていたと。
 そこにはもらっていない2百数十万円の収入が書かれていたので訂正を求めることに。
 また24日には、民商の無料法律相談で弁護士に相談することになった。

 会社はいよいよ倒産に近づいているようだ。
 労働局の担当者からは、早く見切りをつけて雇用保険をもらいながら職探しをするように勧められたと言う。
 
 他には、最近会員になったSさんも、手伝ってもらいながら申告書を仕上げていた。

 生健会は、相談者が安心して生活ができるように知恵をしぼろう。

 みなさんも是非「自主申告」をされることおすすめします。
 
 

くっきりの南蔵王連峰

2011-02-19 21:48:24 | Weblog
  日中、春めいた暖かさとなった。
 
 夕暮れの南蔵王連峰。
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 右端の灯りは澄川スキー場のナイターのもの。
 中ほどの煙は、師走に降った大雨で流れ着いた稲わらを燃やしているところ。
 最近はあちこちで煙が上がっている。稲わらは春の田起こしの邪魔になるのだ。 
  

雪解け近い「ぼちぼち村」

2011-02-19 11:57:06 | Weblog
  きのうの「ぼちぼち村」は霰混じりの雪。
 スコップで駐車スペースを掘る。

 薄くなっているけど、雪面にかんじきの跡が続いている。
 誰だかかんじきを履いて「村」に下った人がいる。
 
 入り口の吹き溜まりは1mを越えるが、この時期ともなると雪はしまって歩きやすくなる。
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 前日の雨でずいぶん解けた。

 かんじきの跡をたどると、電気のメーターへ向かっていた。
 検針の人が降りてきたのだ!こんなことは初めて<emoji code="a006" />
 これまで冬は一定額で、春になってから調整していたのだったが、厳しくなったのか?
 
 屋根の雪は、母屋と流しの上を除いてはほとんど落雪。
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 軒下の雪が、あと30cm足らずで軒に届きそうな所も。
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 物置ではトンネルができた。<emoji code="a001" />
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 ダム湖は田植えのために湛水しだしたようだ。
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 右(西)側は凍り始めている。
 水を抜いていなければ、数年ぶりに氷上釣りができただろうに・・・ザンネン
<emoji code="a004" />  

電事連の「プルサーマル」広告

2011-02-18 12:36:45 | Weblog
 夜半からの雨は明け方に上がる。
 ベランダを隣の黒猫が鈴を鳴らして行った。

 おとといの地元紙の気になった広告。
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 広告主は電気事業連合会(日本原子力発電KK・電源開発KK・日本原燃KK)。

 「これからのこども エネルギークイズ
  問題:原子力発電で使い終わった燃料をリサイクルする計画は?」
 
 こどもたちに「プルサーマル」という名称を植えつけようというねらい。
 リサイクルはいいことだというイメージは定着した。
 そこに「プルサーマル」を乗っけようというわけだ。
 
 子どもの時から「プルサーマル」をすり込んでおけば(当たり前のことという意識付け)
「プルサーマル発電所」の増設がしやすくなるとでもいうのか。
  
 広告の中には、危険性や子々孫々に残される廃棄物処理の問題を考えさせるもの一切なし。
 電事連(電気事業連合会)は、学校教育の中にも入り込んで原発推進の教育を進めている。

 このままでは、原発関連のつけは子どもたちの肩にのしかかっていく。
 

先輩も介護保険を

2011-02-17 20:46:58 | Weblog
  午後86才になる職場の先輩Fさんを訪問。
 女房が、奥さんから「風呂に入るのが大変になってきた」と聞いてきたと言うのだ。

 伺うと、足腰は不自由になってきたが、まだ一人で入れるとのこと。
 ただ、滑ったり転んだりするといけないから奥さんが見守っているのだそうだ。

 介護保険の話をしたら、「老々介護だけど、もうしばらくは大丈夫そう」と奥さん。
 まぁ~、ひと安心<emoji code="a009" /> 
 
 西の山際に、日は沈んでいった。
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