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もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

今夜、タヌキさんが三日月さんのところに旅立ちます

2011-02-06 21:27:48 | Weblog
  今日の昼飯は、女房は「男の料理教室」のご招待とやらで仲間と出かける。
 で、「あなたたちはどうする?」と言うので、
 「おれはタカと旨い物を食べに行くから心配しないでいい」ということになった。

 しかし、考えてみると、年金支給の前だ。旨い物は食えない。
 ということで、タカと近くのジャスコに弁当を買いに行った。
 短い隧道をくぐると、右手に狭い休耕田。

 白い枯れ草の中に、茶色のかたまりが!
 DSCN4560.jpg
 タヌキ?と、気になったのでバックする。
 普通はこれだけで逃げられてしまうのだが、うずくまっている。

 車を降りて、ドアを閉めても反応がない。
 ゆっくりとは動いている。犬でも猫でもない。タヌキさん。
 毛なみはとてもきれいだ。

 「どうしたんだろうね。タヌキさん」と話しかけながらジャスコへ。
 タカは“サケのり弁”を買ってにこにこ。家に帰って食べることにする。
 帰りのタヌキさんは、
 DSCN4577.jpg
 薄い日差しの中で丸くなっていた。
 どんな異常が起きたのか、天に帰るしかなさそうだった。

 タカが弁当を平らげてしばらくして帰ってきた母親。
 夕方には施設に戻るタカを、珍しく送っていくと言うので、付き添う。
 
 帰り、4度目のタヌキさんの沸き脇へ。
 いなくなっている!と近づくと、
 DSCN4579.jpg
 下の田んぼに落っこちていたのだ。
 まだ、おなかの辺りがゆっくり動いていた。

 鼻先まで行って観ると、
 DSCN4582.jpg
 出血は観られないけど、目と耳の間の皮がめくれている。
 原因は多分これだろう。

 西の空に細い三日月さんが昇った。
 今夜、タヌキさんは三日月さんの所に旅立つことだろう。
  
 
 
 
 

「仙南派遣村」開く

2011-02-06 12:06:12 | Weblog
  きのう午後、第6回「仙南派遣村」を開く。
 相談者7名。男性のみ。

 小生が担当したのは3名。
 Aさん(50歳代前半)・・・母親と2人暮らし・持ち家
    雇用と資格取得について
    介護の仕事に着きたいが資格がない。資格を取るには資金がない。
    ハローワークでの募集も応募したが希望者が多く外れる。
    アルバイトのようなことで食いつないでいるが、回数が減って月10万円程度。

    ということで雇用担当から生健会へ。    
    これでは生活が不安定なので生活保護を受けながら資格取得を目指すことを勧める。

 Bさん(40歳代)・・・友だちのアパートに世話になっている
    未払い賃金の請求の件
    未払い賃金については雇用担当から一般労連を通して請求することになる。

    食住などの生活は友だちに世話になり、自立できていないということで生健会へ。
    生活の自立のために生活保護を受けようということになり、来週福祉課に同行する。

 Cさん(40歳代)・・・両親と3人暮らし・持ち家    
    精神障害あるので、会社を辞めさせられるかもしれないという心配
    この件については、具体的になってからのことになる。

    母親の介護が大変な様子なので、家族の問題として生健会へ。
    介護保険の活用を勧めるが、Cさんにはこだわりが強く話はまとまらなかった。
    でも、このまま頬って放っておいてはいけないケースだと気になっている。

 <はんせい>
 相談に来る人たちの中には、困りごとのどこを解決したらいいのかがはっきりしないことがある。当たり前のことだが、話をしていて気がついたり、我々に指摘されて分かったりする。
 この次から、相談の背景にあることを読み取るつもりでのぞもうと思った。

 あんなこともこんなことも訊いておかねばならなかったとか、こういうアドバイスも必要だったとか、小生の勉強不足とか反省することがいっぱいだった。    

 次回は6月。