もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

我家のネコたち

2009-01-22 21:44:14 | Weblog
 今日は、一日中小雨。看板立ては休み。
 
我家には、昨年の中頃からいろいろなネコがやってくるようになった。
 
 最初は、若いクロネコ。
 餌をやり、仲良くなり始めた。

 そこへ、灰色のトラ模様がやってきて、2匹仲良く過ごすようになった。
 餌を投げると、5・6mくらいまで逃げなくなった。
 
 住み着けばいいなあと思っていたら、白地に黒い玉模様の3匹目がやってきた。
 しばらくおとなしかったが、隣との境でクロたちと大喧嘩を始めだした。
 勝ったのは、白地に黒玉。
 
 それ以来、クロネコと灰色トラは見られなくなった。
 そして次にやってきたのは、ペルシャネコもどき?
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 随分ご高齢と見えて、以前のシロたちの寝床によく寝ている。
 そこは、エンビ屋根の下の洋服ダンスの上のマット。 

 昼間、写真を撮りに近づいたら、シャッター音で目を覚ました。
 ゆっくり下りて裏へ回る。
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 これがベスト ショット。
 随分のお年寄りだが、いい顔だ。 

 入れ替わり立ち替りではなくて、みんな住み着いてくれるといいのだがなぁ・・・


活動の報酬は出会い

2009-01-21 21:19:13 | Weblog
 今日も合併問題の看板立て。
 新興住宅地と20数年たった住宅地に入る。
 
 今日の相方はSさん。
 彼の取り付け方は簡単だ。
 近くのホームセンターから、簡単に結わえる紐を買ってきてフェンスに取り付けていく。
 人によって、得意とする方法が違う。
 「ぼちぼち村」でも役に立ちそうだ。

 途中、ちょっと変わった(ほんとは、まとも)建築デザイナーのFさんに会ったり、
 20年も前、映画界の協力をお願いしていたSさんに会ったりと楽しい出会いがあった。
 同じ思いを持つ思わぬ人との出会いは、こういう活動の一番の報酬だと思う。

合併問題の看板立て

2009-01-20 20:52:49 | Weblog
  朝9時から、合併問題の看板立て。

 事前に了解をもらってはいても、説明をしながらの作業になる。
 また、近所の人が出てくるとまた説明。
 時間はかかるけれど、理解者を増やすことができる。

 スーパーを7店舗経営するK会長は、仲間を集めて待っていてくれた。
 昨日渡しておいた資料をもとに、作成者のYさんから詳しく説明してもらった。
 80前後の人たちだったが、鋭い質問も出され、よく納得してもらい看板を立てさせてもらえた。

 我々の小さな動きが、町中に動きを作り出してきている感じがしてきた。
 町政は町民の中から生まれ、国政は国民の中から生まれることを忘れてはいけない。

「ぼちぼち村」冬景色

2009-01-19 21:24:09 | Weblog
 今日は暖かくなったので、「ぼちぼち村」の管理に行った。
 入り口は除雪の時の雪の塊がふさぐので、スコップで車が入るていどの雪かきをして下りる。
 少し下りると大きな足跡が横切っている。
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 カモシカだ。活発に動いている。
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 木立の中の「ぼちぼち村」は、雪の重みで戸が開かず眠っている。

 ダムの湖底も雪に覆われ、水面は凍り始めた。
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 足下には雪紋が続き、足跡をつけるのがためらわれる。
 コピー ~ DSC_0036.jpg
 鳥の群れがやってきても、波もただず。(水の中には入らず、小生には判別できず。)

 てっぺんに光を灯したケヤキの株も沈み始めた。
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 根元から湧き出る水はまだ凍らず、円い穴を開けて呼吸をしている。
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 近くには氷の輪が続く。
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 まだ凍るのを受け入れない水面は青空と白雲を映し、朽木が一本がんばっている。
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 寒さの中で、じっと息をひそめているものたちは強い。

 人の世も同じ。
 黙して語らずとも、芯(心)は腐らず。 
 

今日も合併問題の看板作りと看板立て

2009-01-18 20:55:42 | Weblog
 今日も合併問題の看板作りと看板立て。  
 残りの看板作りは、たちまち終わった。
 DSC_0004.jpg
 だが、作ることに夢中になっていて、立てる場所の確保が追いついていなかった。
 それで、小生は午前中知り合いを回って場所を探した。
 
 いざ探すとなると難しい。
 通りが多く、目だつ効果の上がる場所となると限られ、その中からOKをもらうとなると更に絞られる。
 親子で意見が対立したり、趣旨には賛成するが商売をしているのでだめだとか、それぞれもっともでなかなか大変だ。
 1時間で3軒回り、許可をもらえたのは1軒だけ。3月の町議選を控えて慎重になっている人も。

 午後、二人ずつ組んで立てて回る。
 二組で13本を立てた。暮れに17本立ててあったので計30本。
 残り30本。頑張って早く立て終わることを確認し合って解散した。

 日ごとに真剣さが増してきた。

合併問題、あと半年のショウブ!

2009-01-17 20:11:15 | Weblog
 コピー (2) ~ DSC_0006.jpg
 昨夜は遅く雨から雪となり、明け方にはぐっと冷え込んだ。
 舗装路は凍りつき、日陰では一日解けなかった。なのに、農道の窪みには水溜まりができるという複雑な変化があったようだが、日中はよく晴れて蔵王の連峰もくっきり。

 今日は一日、3町合併の問題を知らせる看板作り。
 やっと看板屋に頼んでいた文字入れが半分ほどできてきたので、枠に取り付けた。
 明日は、看板を立てる作業が入ってくる。
 
 あと半年のショウブなり!

蔵王町の「白鳥まつり」中止!?

2009-01-16 18:07:52 | Weblog
 蔵王町では白石川にやってくるハクチョウに、近くの住民が白鳥愛護会を作って餌付けをやって35年を超え、たくさんのハクチョウが餌を求めてやってくるようになっていた。
 また、ガン・カモ類の他、海からユリカモメも集まるようになった。
 そして、89年から「白鳥まつり」が開かれるようになった。今年で20回目だった。

 ところが、蔵王町には20戸の養鶏農家があり、年間生産高が15億円を超えるのだそうだ。
 それで“鳥インフルエンザ”ウイルスの感染を懸念して餌付けが打ち切られ、定着した「白鳥まつり」も中止になってしまったのだ。

 先日、現地をまわってみると、ハクチョウはいたけれど、激減していた。それも幼鳥が目立った。
 コピー ~ DSC_0019.jpg
 人が近づくと、餌をもらいに寄ってくるがいかんともしがたい。
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 他のガン・カモの仲間やユリカモメたちも土手に群れて餌を待っている。
 しかし、餌は与えられない。だから、糞も見られない。

 鳥たちは、餌を求めてこの地に渡ってきたのだが、新しい餌場を探さなければ生き延びられない。
 こんなことで人間に翻ろうされることになるとは・・・

 生き物を大事にするということは、人間を中心に考えてはならない。

○十年ぶりの“どんと祭”

2009-01-15 21:56:49 | Weblog
 今日は、寒の内らしい寒さになった。

 昨日は“どんと祭”。(小生の田舎では“どんどや”という。)
 あちこちの神社で松飾を燃やして、今年一年の無病息災や商売繁盛を願った。
 
 小生は蔵王町宮にある「刈田峰神社」に寄った。
 “どんと祭”に顔を出すなんて○十年ぶり。
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 道路わきから参道の両側に出店が並び、人出でいっぱい。
 お祭りの雰囲気があふれている。
 人ごみを縫っていくと黒い煙が上がっている。
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 松飾などを燃やしていたのだ。
 参拝に来た人たちが、ブリキで囲んだ中に次々と投げ込んでいく。
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 それを“蔵王”のハッピを着た消防団の人たちが取り囲んで管理をしていた。
 今の松飾は石油製品が多いので環境に悪い煙が上がっていたのだ。
 (仙台では数年前に問題となり、改善の動きがあったと記憶しているが・・・)
 
 山門をくぐると右わきに神楽殿があり、ちょうど舞っていた。
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 「四方堅舞」という神楽だった。
 次に出てきたのは子どもたち。小学校の低中学年か。
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 「魚釣舞」という翁が鯛を釣るというめでたい神楽を舞った。
 ※よく見えないしゃしんになってしまったのは、
 この日、小生のカメラのズームレンズはうまく作動しなくなり、300mmの望遠のままになっていたので薄暗くなった舞台までフラッシュが届かなくなっていたため。
 縁起物の熊手売り。
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 小さな神社の大きなお祭りに、たくさんの人が酔っていた。
 子どものころのお祭りを思い出しながらあとにした。
 こういう田舎のお祭りは大切に残したいものだ。

 気になったことが二つ。
 ○松飾の燃やし方。
 ○値札がない出店がたくさんあった。
  そんな店では手をだしにくいのだ。
  ある人は、プロの的屋で客の顔色を見て値段をつけるという。
  トラブルが起きる恐れがあるから、締め出しているところも増えているそうだ。
  

「ガザは地獄です!」

2009-01-14 12:50:06 | Weblog
 今朝、テレビをつけたら「ガザは地獄です」という特派員の言葉が突き刺さってきました。
 さもあろう。死者数が大きく増えている。

 おれもなんかせにゃいかん。
 ばってん、ここにおってなんがでくっとか?
 
 そこで、合併反対の役員会の中で、この小さな田舎町でもイスラエル・ガザ問題に関心を持ってもらう行動を起こせないか話してみました。
 みんな大変だとは思っているけれど、問題の中身がよく分からないと言う。
 それで、身近なものとして捉えるには、先ず我々が学習することからだということになりました。

 どんな方法で学習できるか案を出し合っていたら、
 地元の医療生協に勤めるMさんが、お盆休みのたびにイスラエルに行っているという情報が。
 では、Mさんに決定だ。イスラエルの人たちの生活の様子が聞けそうだということになった。
 身近に遠い国を結びつける人がいたとは、うれしかった。

 憎みあわないで、殺しあわないですむ世界は遠い。
 せめて、知り合うことからだ。

歯医者の待合室で

2009-01-13 23:38:59 | Weblog
 去年の4月から通っている歯医者。
 終わるかな?と思っていると、そのたんびに別のところが傷む。不思議なほどに。
 とうとう年が明けてしまった。
 予約時間ぎりぎりに着くと、連休明けのせいもあってか待合室はいっぱい。

 4人並んで座っているばあちゃんたちの端っこにそっと座る。
 最初はBGMで流れてくるクラシックの曲に耳を傾けていたが、 
 『・・・てっぺんの方は葉がこんなにちいさくなって・・・癌に効くんだ』と大きな声で得意げに話すばあちゃんあり。『・・・メグスリノキもいいんだど。キササゲは・・・』とやっとささやくように話すばあちゃんあり。
 それを聞き役に回るばあちゃんありと、それぞれに弾んでいた。
 それで、つい彼女らの話にひきつけられていった。

 しばらくして、治療が終わったじいちゃんがでてきた。
 『○○さん、あんたなんできたの?』
 『おら、歩いてきた。田んぼの中歩いて帰るのっしゃ。』
 『んだば、おらといっしょだ。一緒に帰っぺ。』
 『ええけど、変な目で見る人がいて迷惑かけるといけねえから・・・』
 まるで、昔のうぶな若者みたいなじいちゃん。

 ばあちゃんたちは、
 『女は、こんなことは気にせずお茶飲みさ回ったりしても平気だけどもな・・・』と。
 じいちゃんは、つい最近連れ添いをなくされたのかなぁ?
 
 なんともほほえましいばあちゃんたちの心遣いとたくましさに、あらためて感心したのだった。

 小生の歯は、要観察となり来月の中頃観てもらうこととなった。
 仕方あるまい。