去年の4月から通っている歯医者。
終わるかな?と思っていると、そのたんびに別のところが傷む。不思議なほどに。
とうとう年が明けてしまった。
予約時間ぎりぎりに着くと、連休明けのせいもあってか待合室はいっぱい。
4人並んで座っているばあちゃんたちの端っこにそっと座る。
最初はBGMで流れてくるクラシックの曲に耳を傾けていたが、
『・・・てっぺんの方は葉がこんなにちいさくなって・・・癌に効くんだ』と大きな声で得意げに話すばあちゃんあり。『・・・メグスリノキもいいんだど。キササゲは・・・』とやっとささやくように話すばあちゃんあり。
それを聞き役に回るばあちゃんありと、それぞれに弾んでいた。
それで、つい彼女らの話にひきつけられていった。
しばらくして、治療が終わったじいちゃんがでてきた。
『○○さん、あんたなんできたの?』
『おら、歩いてきた。田んぼの中歩いて帰るのっしゃ。』
『んだば、おらといっしょだ。一緒に帰っぺ。』
『ええけど、変な目で見る人がいて迷惑かけるといけねえから・・・』
まるで、昔のうぶな若者みたいなじいちゃん。
ばあちゃんたちは、
『女は、こんなことは気にせずお茶飲みさ回ったりしても平気だけどもな・・・』と。
じいちゃんは、つい最近連れ添いをなくされたのかなぁ?
なんともほほえましいばあちゃんたちの心遣いとたくましさに、あらためて感心したのだった。
小生の歯は、要観察となり来月の中頃観てもらうこととなった。
仕方あるまい。
終わるかな?と思っていると、そのたんびに別のところが傷む。不思議なほどに。
とうとう年が明けてしまった。
予約時間ぎりぎりに着くと、連休明けのせいもあってか待合室はいっぱい。
4人並んで座っているばあちゃんたちの端っこにそっと座る。
最初はBGMで流れてくるクラシックの曲に耳を傾けていたが、
『・・・てっぺんの方は葉がこんなにちいさくなって・・・癌に効くんだ』と大きな声で得意げに話すばあちゃんあり。『・・・メグスリノキもいいんだど。キササゲは・・・』とやっとささやくように話すばあちゃんあり。
それを聞き役に回るばあちゃんありと、それぞれに弾んでいた。
それで、つい彼女らの話にひきつけられていった。
しばらくして、治療が終わったじいちゃんがでてきた。
『○○さん、あんたなんできたの?』
『おら、歩いてきた。田んぼの中歩いて帰るのっしゃ。』
『んだば、おらといっしょだ。一緒に帰っぺ。』
『ええけど、変な目で見る人がいて迷惑かけるといけねえから・・・』
まるで、昔のうぶな若者みたいなじいちゃん。
ばあちゃんたちは、
『女は、こんなことは気にせずお茶飲みさ回ったりしても平気だけどもな・・・』と。
じいちゃんは、つい最近連れ添いをなくされたのかなぁ?
なんともほほえましいばあちゃんたちの心遣いとたくましさに、あらためて感心したのだった。
小生の歯は、要観察となり来月の中頃観てもらうこととなった。
仕方あるまい。