蔵王町では白石川にやってくるハクチョウに、近くの住民が白鳥愛護会を作って餌付けをやって35年を超え、たくさんのハクチョウが餌を求めてやってくるようになっていた。
また、ガン・カモ類の他、海からユリカモメも集まるようになった。
そして、89年から「白鳥まつり」が開かれるようになった。今年で20回目だった。
ところが、蔵王町には20戸の養鶏農家があり、年間生産高が15億円を超えるのだそうだ。
それで“鳥インフルエンザ”ウイルスの感染を懸念して餌付けが打ち切られ、定着した「白鳥まつり」も中止になってしまったのだ。
先日、現地をまわってみると、ハクチョウはいたけれど、激減していた。それも幼鳥が目立った。

人が近づくと、餌をもらいに寄ってくるがいかんともしがたい。

他のガン・カモの仲間やユリカモメたちも土手に群れて餌を待っている。
しかし、餌は与えられない。だから、糞も見られない。
鳥たちは、餌を求めてこの地に渡ってきたのだが、新しい餌場を探さなければ生き延びられない。
こんなことで人間に翻ろうされることになるとは・・・
生き物を大事にするということは、人間を中心に考えてはならない。
また、ガン・カモ類の他、海からユリカモメも集まるようになった。
そして、89年から「白鳥まつり」が開かれるようになった。今年で20回目だった。
ところが、蔵王町には20戸の養鶏農家があり、年間生産高が15億円を超えるのだそうだ。
それで“鳥インフルエンザ”ウイルスの感染を懸念して餌付けが打ち切られ、定着した「白鳥まつり」も中止になってしまったのだ。
先日、現地をまわってみると、ハクチョウはいたけれど、激減していた。それも幼鳥が目立った。

人が近づくと、餌をもらいに寄ってくるがいかんともしがたい。

他のガン・カモの仲間やユリカモメたちも土手に群れて餌を待っている。
しかし、餌は与えられない。だから、糞も見られない。
鳥たちは、餌を求めてこの地に渡ってきたのだが、新しい餌場を探さなければ生き延びられない。
こんなことで人間に翻ろうされることになるとは・・・
生き物を大事にするということは、人間を中心に考えてはならない。