「楽しく生きる」~あなたに和みのひとときを

日々のつれづれ・アート・音楽・衣食住。好きな言葉はゲーテ「いきいきと生きよ」デグジュペリ「大切なことは目に見えない」。

追悼アレキサンダーマックイーン

2010-02-13 | ファッション・美容

英国を代表するファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーンAlexander Mcqueen(本名リー マックイーン)が死去しました。まだ40歳なのに・・。
しかも数日前の母親の死でショックを受けての自殺といわれています。

マックイーンはロンドンのサヴィル・ロウにある老舗紳士服の仕立て専門店で働き、1992年に自身のブランドをグッチグループ支援のもと立ち上げ、ロメオジリ等で修業した後、27歳でジバンシィのデザイナーに抜擢されました。

2000年、30歳で自身のブランドの過半数の株式をグッチグループに売却、巨万の富を得た後も自身はそのままデザイナーを務めるという、絵にかいたような成功を収めました。

私は昔のマックイーンの服の大ファンです。
立体裁断のかちっとした仕立てにアヴァンギャルドな味付けがとてもすてき。

だんだんデザインの系統が変わってきたような気がし、McQというセカンドラインにも興味は持てず、で近年は取り扱いのあるお店に行ってもわざわざ見に行くこともなくなっていました。雑誌やテレビ番組「ファッション通信」で取り上げられたら目にするくらい。

とはいえ、かつてファンだった者としては彼の早すぎる死はショックでした。彼自身の手による新しいコレクションはもう見られないのだと思うと悲しいです。

クロゼットの奥にしまってあるジャケットを久しぶりに出してみました。7,8年前のコレクションのものだと思います。

背中のところのみカマーバンドのようなデザインで、脇のファスナーを閉めるとこのようなシルエットになります。これを着るときゅっと心が引き締まる気がしていました。まさにマックイーンの目指す「着ている女性が強くなれる服」です。

↓前身ごろは普通のジャケットですが、襟のエッジの効いたデザインがいかにもマックイーンぽい感じです。
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カチッとして、一見肩が凝りそうに思えるのですが、じつは立体裁断ゆえか着心地がとてもいいです。

といっても私にはいくつもいくつも買えるようなお値段ではないため、写真のジャケットは「フォーマルなお食事会やコンサート用」、淡いピンクのスーツは「特別なプレゼン用」として大事にしていました。もうちょっと体を絞り、また着てみたくなりました。

ご冥福をお祈りします。

マックイーンのカジュアルラインのデニムスカートなど。McQができるまえの古いものです。

日本でマックイーンの服を取り扱っているのは、ビームスインターナショナルギャラリー、ユナイテッドアローズの一部店舗やバーニーズ。コムデギャルソンがやっているセレクトショップコルソコモにも以前置いてありました。興味があればご覧ください。

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 ↓北欧の歌姫、ビョークのこのアルバムのジャケットのデザインもアレキサンダーマックイーンによるもの。襟の立体感が面白い。

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