「楽しく生きる」~あなたに和みのひとときを

日々のつれづれ・アート・音楽・衣食住。好きな言葉はゲーテ「いきいきと生きよ」デグジュペリ「大切なことは目に見えない」。

ダフニスとクロエ・シャガール挿絵・上野の森美術館

2007-12-11 | アート・インテリア

先週末、上野の森美術館で開催されていたシャガールの「ダフニスとクロエー」の展覧会に行ってきました。「シャガールー大柴」と受付で「くっきりはっきり」発音すれば、入場券が100円引きになったそうです(笑)知らなかった。

ご存じ、「ダフニスとクロエー」は2~3世紀ころギリシャで書かれたエーゲ海の島を舞台にした牧歌的な恋物語。三島由紀夫は日本版ダフニスとクロエを書きたいと思い「潮騒」を執筆したそうです。

「ダフニスとクロエ」というとすぐ写真の扉絵を思い浮かびます。シャガールの絵のタッチと物語が良く合っていて、企画した画商さんのセンスがうかがわれます。

ぜひ本物(といってもリトグラフなので複製がたくさんありますが)を見たいと思って足を運びました。

午後に行ったせいか会場はとても混んでいて、ガラスケースの間近で見るには、一列に並ばなくてはならないほどでした。なので扉絵のところは並んでみたものの、あとは2列目で前の人のスキマから一瞬ちらっと見てまわり、早々に退散しました。

サイズが小さくても多少色が良くなくても、家でお茶を飲みながらゆっくり眺めるのもいいね、と本をめくりながら家族と話しました。

とはいえ、上野公園は銀杏が色づいてとてもきれいで出かけてよかったです。散歩には一番いいときです。

西郷隆盛の銅像。詩人の高村光太郎の父、高村光雲(代表作は「猿」の銅像とされる)作です。連れているのは、一目見て気に入り、馬と取り替えたという薩摩犬の「ツン」。



千葉の川村美術館で行われたラ・フォンテーヌの寓話挿絵展についてはこちら
青山のユニマットシャガール美術館では、主に初期の作品が展示されています。

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