久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

歌舞伎、ミュージカルまた楽し・・・

2016-06-15 10:03:54 | Weblog
 今朝の天神交差点の気温は24.9度、朝としては最高だったでしょうか、何とも暑い一日になりそうです。

 昨日、久しぶりにキャナルのシティ劇場にミュージカル「美女と野獣」を夫と見に行ってきました。
 「美女と野獣」は子供の頃から大好きなストーリーで、ミュージカルも何度見たでしょうか。華やかできれいで楽しい舞台、そして心温まるストーリー。ひととき日常を忘れて楽しみました
 それにしても、ウークデーなのに、結構お客さんが入っていました。9割方女性。年齢も若い女性が多いですねー。
 正直、劇場自体大分古くなった感じはしますが、大きさもちょうどいい、いい劇場です。初めの頃は劇団四季の常設劇場で、よく行きました。しかし九州では常設は難しく、時々やっている感じです。でも次回は「リトルマーメイド」「ウエストサイドストーリー」と楽しみなミュージカルが続いて来るようです
 昨日の入りを見ていて、この調子でお客さんが入り、いい演目がどんどん来てくれるといいのですが。皆、もっと演劇を見に生きましょう


 先週の土曜日は、母と博多座に歌舞伎を見に行きました。6月は毎年大歌舞伎で、本格的な歌舞伎演目がかかります。今回は襲名披露ということでしたが、ちょっと地味な方なので、どうかなーと思って行きました。

 良かったですよー。今回夜の部に行きましたが、初めての演目ばかり。まず「引窓」は歌舞伎らしい歌舞伎で、ストーリーも分かりやすく、おもしろい演目でした。仁左衛門さんが良かったですねー。

 2幕目は襲名披露口上。中村芝雀改め五代目中村雀右衛門に。いつ見ても口上は華やかでいいですねー。良く知っている人では、尾上菊五郎、菊之助、尾上松緑、坂田藤十郎など。雀右衛門との関係などをどのように口上で話すか楽しみです

 3幕目は、「本朝廿四考」今回の主役、中村雀右衛門の八重垣姫が見どころでした。きれいでストーリーもおもしろい演目でした。雀右衛門さんの踊りや手のしぐさなど、どうしてあんなに女らしく美しいんだろうとほれぼれして見ていました

 4幕目は、「女伊達」という舞踊や立廻りが楽しめる演目で、菊之助のきれいなこと。居抜き、というのでしょうか、黒地に菊模様の着物を、さっと抜いて白の着物になった時は、皆、はっとため息が漏れました

 今回は変化にとんだ一場面の演目の組み合わせでしたので、気楽に楽しむことがでした。
 博多座もリニュアルして、前から注文が出ていた、座席の前後の幅が少し広くなったようですし、売店もたくさん出ていて、行くたびに思うのですが、福岡にいい劇場ができて本当に良かったなーと
 もっと皆で盛り上げていきましょう。まだ行かれたことがない方、一度博多座に行ってみませんか