久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

いろいろ忙し・・・

2014-06-24 17:09:41 | Weblog
 先週も相変わらず仕事満載。火曜日は、福岡県の輸出応援ファンド事業と6次産業化推進事業の審査がいっしょになった「福岡県産農林水産物輸出等応援農商工連携ファンド事業」の審査会がありました。6の企業がプレゼンをされ、今回は農業だけでしたが、製造企業などと連携したいろいろな商品が説明されました。
 どの農家も企業もがんばって申請を出されているのですが、輸出となると相当にしっかりした商品でないとなかなか難しいでしょう。輸出する国の事情をしっかりと考え、対策を練られている企業さん、かなりその国のニーズを調査されて商品づくりをされている企業さんはがんばってほしい、と応援しますし、正直、海外を考える前に商品として生き残っていけるかどうか、もう少し吟味された方がいいのではないかと思われるような企業さんもありました。
 国内の需要がなかなか伸びない中、輸出を考えるのはひとつのチャレンジとして素晴らしいと思いますが、国内であろうと海外向けであろうと、商品の新規性、力強さについては相当な検討が必要だと思います。ビスネットで消費者の声を聴いて力強い商品を作っていく、そのお手伝いはできるのになーと思った審査会でした。


 次の日、月1回の「わいわい塾」でした。今回出演してもらったのは、大木町「レストランくるるん」の社長、現在「道の駅おおき」の駅長をされている松藤富士子さんでした。
 まあ、お話の上手なこと元気のいいはっきりした声で、楽しく、しかししっかりとした経営の話もされました。レストランくるるんの前は、モアハウスという女性だけのきのこ農家の代表もされていて、その時の売上が何と1億以上、そして役員報酬を1200万取っていた、というのですからすごいですね。その時の話ですが、女性経営者は無駄な経費を使わない、すなわち光熱費を節約したり、接待交際費を使わないので、経常利益がしっかり出る、という話は大変印象的でした

 大木町は小さな町ですが、どことも合併をせず、独自の農業と循環を作り上げ、町民が心豊かに暮らせる町を目指しているということです。レストランや家庭から出る残さは肥料にして、そこから取れる野菜をレストランで使う、というくるくる回る循環ができているので、この名になったそうです。
 ビュッフェレストランも2度ほど行きましたが、種類が多く、家庭的で本当においしいのです。
 これから松藤さんは、物販の方の道の駅に力を入れ、レストラン、循環展示施設などトータルで手腕をふるわれるそうです。どんな展開をされるのか、まだまだ楽しみな大木町です


ここで中断して、午後からあすばるで市町村行政職員男女共同参画研修で講演をしてきました。1時間でしたが、少し疲れました。100名ぐらいの聴講者でしたでしょうか。先日から企業の方々への講演は、大変雰囲気も良く、乗ってお話できたのですが、今日はどうも、こちらの準備が悪かったのか、何とも乗り切れず、帰り道元気なく帰ってきました。一生懸命話したのですがねー。きらきらと頷きながら聞いてくれる人もいたのですが、聞く雰囲気ですかね、聞きたくなくて聞いている人がいたからですかね。
 まあ、講演会もいろいろあります。「やったー」と独りよがりかもしれませんが、とても満足して帰れる時もありますし、今日のように、何だろうなーと思って帰る時も・・・
 今日の話で一番言いたかったことは、行政職員の住民に与える影響は大変大きいということ、だから、自ら女性の活躍、男女共同参画を進めてほしい、ということでした。伝わっているといいのですが・・・