久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

なかなか充実、いい出会い①

2012-12-12 11:01:04 | Weblog
 昨日は、知人に頼まれ、北九州市の創業塾に話しに行ってきました。寒い中、それも夜、家に帰り着いたのは10時過ぎていましたが・・・
 
 この創生塾は、「ソーシャルビジネス創生塾 実践コース」と名付けられ、これからソーシャルビジネスを起業しようとする人向けの14回コースからなるのの1コースに呼ばれたというものでした。
 昨日は、3名の発表者が20分ずつ起業した話をし、その後、受講生との意見交換。
 我ビスネットも創業から12年、来年は13年目に入りますので、今回、話の内容を考えるにあたって、この12年を振り返って、これから起業する方に伝えたいことを考えるのはとてもいい機会になりました

 ソーシャルビジネスという言葉を知ったのは、2,3年前でしょうか。バングラディッシュのユヌス氏との昼食会に出ることになった時です。この時、ビスネットがやってきたことはまさにソーシャルビジネスだなーと思ったのでした

 勿論、どうして会社を始めたのか、我社の企業理念、12年の歴史のお話はしましたが、私が今回一番伝えたかったことは、企業というのは、「信頼の積み重ね」が大事だということです。企業の柱を曲げない、誠実に仕事をする、これが12年間仕事をしながら、周りの企業を見、消費者を見てきて得た座右の銘です。

 予定の20時半にはセミナーは終わったのですが、それから受講生たちがわっと来て、名刺交換と質問。その熱心さに私も一所懸命答え、部屋を出たのは9時をまわっていました。
 私の話がどれくらい参考になったかは分かりませんが、行政がこういう創業支援をすることはいいことだなーと思いました。それもお金儲けのためだけに起業するのではなく、社会問題解決型のソーシャルビジネスの考え方で起業をする、これを広めていくことはとてもいいことだと思います
 ちょっと遅くなって疲れましたが、ほっこりとした気持ちで福岡に帰ってきました