久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

パンに関わるうれしいこと2つ!

2008-09-10 17:26:58 | Weblog
 ロシア旅行の続きは、半分ほど書きましたが、今回は写真も入れてと思っていますので、次回に譲ります。

 どうしても聞いてほしい、パンに関わること、うれしいことが2つ!
 ひとつは、先週の土曜日6日の日に、夕方からパーティに呼ばれており、4時半頃家を出ました。天神で、パンを明日朝食べようと思って福ビルのアペティートで購入。パーティに持っていくのはかっこ悪いので、「帰りに取りにきますので、預かっておいてください」と頼んで、パーティ会場へ。
 なかなか楽しい会で、7時過ぎにそこで会った友達と会場を出て、ちょっとお茶を飲みに行ったのが間違いでした。パンのことはすっかり忘れて、9時過ぎに帰宅。帰ってからアッと思いだした時、すでに遅し。
 次の日、電話するつもりが休みですっかり忘れてしまい、電話を入れたのは、月曜の夕方になってしまいました。その時の応対に感激!私も何たる失態と、丁寧に話したのですが、電話に出た若い店員さんは「久留様ですね。明日来られるお時間はありますか。新しいのをご用意しておきますので。」と。
 これにはびっくり。私は土曜に買ったのは破棄してください、と言うつもりだったのですが、向こうから、新しいのに変えてお待ちしていますと言ってくれたのです。私の都合で取りに行っていないのです。それをこんなに感じよく、丁寧に応対されるなんて
 そして、約束どおり、火曜の夕方取りに行きました。つっけんどんにすることもなく、丁寧に、消費期限の新しいのを見せて、袋に入れてくれ、何だか暖かい、とても嬉しい気持ちで帰りました。もともとアペティートの特に食パンは大好きですので、まあ時には他で買うこともあるかもしれませんが、絶対ここで買おうと思いました。

 もうひとつのパンに関するうれしいこと。昨日、県の教育委員会において、重苦しい、またたくさんの審議・協議する内容がある中で、途中、パンの試食があるというのです。福岡農業高校の生徒が3年がかりで開発したという、「みかんdeパン」が、昨日は、福岡県・佐賀県・下関市の40何店舗のローソンで一斉発売になる日で、県庁にその報告に来たということでした。
 このパンは、福岡県産の温州みかんをもっと普及させようという目的と、高校での実践教育とをジョイントさせたもので、今の生徒たちは、先輩たちから、これまでの研究開発の積上げを引き継ぎ、今年パン製造業者と販売業者も加わって、本格的な商品化と販売に至ったのです。

 パンになかなかうるさい私ですが、生地にもミカンが練りこんであるだけあって、みかんの風味がし、中に入っている、みかんクリームとホイップクリームがなかなかおいしくて、これは売れると思いました。
 この日の午前中、ローソンで販売の体験もし、生徒にとって、商品企画、パッケージ制作、そして販売まで出来たというのは、とてもいい勉強になったと思います。

 若い人ががんばっている、そして、学校が勉学をする所というだけではなく、実社会と繋がっているのはとてもいいことだと思います。最後に生徒たちが「これからも新しい商品を考えていきます」と言って、にこにことして帰って行ったのが印象的でした。