久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

またパン屋のこと

2008-01-11 17:26:42 | Weblog
 新年早々ですが、本当は暮れからお正月にかけて行ったインドのことを書こうと思っていたのですが、それは次回に譲って、頭にきたことがあったので、それを先に書きます。お付き合いください。

 今日は、朝から北九州へ。ビスネットは週1回ですが、北九州のFMKITAQで毎週金曜の午前11時半から15分の番組「消費生活ナビ」を3年ほど続けています。スポンサーは辛子明太子のふくやさんで、番組の内容は、ビスネットの取締役3人が順番に回して作り、毎週出かけて行って出演しているのです。

 前置きが長くなりましたが、その番組出演の帰り、博多駅のパン屋に寄った時の話。店の名前も書きましょう。明日から3連休になるので、トランドールでたくさんパンを買いました。実は、博多駅でパンを買う時は、向えにあるもうひとつのパン屋さんで買うことが多かったのです。前にもパンのことで書いたことがあるのですが、このパン屋は、3枚で売っている食パンがあり、おいしいので買っていたのですが、ある時、行くと3枚のがないのです。聞くと、前はここで作っていたのですが、外の工場で作るようになって、3枚のは置かなくなったと言うのです。で、もうこの店はパスになりました。
 
 それで、トランドールに行ったのですが、確かにお客は多いです。店員を見ていても、次から次に休む暇もなく、パンを受取り、計算し、袋に入れ、お金をもらって商品を渡すの繰り返し。機械的になるのも分かります。それも、常連客というより、雑多なお客をさばくという感じになるのも分かります。
 しかし、今日私に接客した若い女性、私がトレーに載せてレジにもって行ったパンを機械的に1個1個袋に入れていました。咄嗟に私が「同じものはいっしょの袋に入れていいですよ」言うと、むっとした表情をして、無視して、全部違う袋に入れてしまいました。パン屋によっては、「同じものはおまとめしてもいいですか」って聞くところが多くなってきたので、私はわざわざ言ったのに・・・
 また、それから、それらをひとつひとつテープで止めようとしたので、「止めなくていいです」と言ったら、またムッとして、投げるように袋に入れて渡されました。

 お客が多くなかったら、その子をレジから呼んで、言ってやりたいと思いました。「あなた、だれからお給料もらっていると思っているの?そんなに私から言われたことが不快?無茶なことを言っている?袋だって、テープだって、無駄に使わない方がいいでしょ。機械的にした方が簡単かもしれないけど、仕事って、特に接客の仕事は、お客さんの様子を見たり、考えたり、工夫したりしてするものではない?そうやってした方が、絶対仕事は楽しいよ。あなたもお客さんから喜ばれたら嬉しいでしょう。不快感をそんなに顔や態度に出して、プロとして恥ずかしくない?・・・・・」

 本当に言っていたら、ウザイ(本当に響きの汚いいやな言葉ですね)厭味なおばさんと思われたでしょうね。
 しばらくいやーな気分でした。彼女は忙しくてそんなことすぐ忘れているでしょうが、「あんな娘は絶対息子の嫁にはしたくない!」とこちらもやっぱりおばさん的かな。

 それにしても、企業さん、もう少しちゃんと教育してください。企業のためでもあるのですが、先にも書いたように、本人の働きがいのためでもあるのです。接客業は、お客さんから喜ばれて「ありがとう」と言ってもらえる経験をしなくてはダメです。どうせ仕事をするなら、楽しく、人から喜ばれる、そして社会に役立つ仕事を、これが私のモットーなのですが・・・