久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

声を出せない若者?

2007-10-11 12:12:49 | Weblog

 朝は電車で、帰りはバスで通勤しているのですが、最近、こんな若い人が気になるのです。

 朝の満員電車で、電車が駅に着いて降りる時、奥の方から出てくる人は、普通「すみません、降ります」とか「降りまーす」とか声に出して言いますよね。それがこの頃、何も言わないでただ押してくる人とか、どうかすると何も言わないでモゾモゾして降りそこないそうになる人がいるのです。
 バスでも同じようなことがあります。私が2人がけの座席の通路側に座っている場合、窓側の人が降りる時、「ちょっとすみません、次降ります」とか「すみません」ぐらいは言いますよね。この場合も若い人は、何も言わないで、体を押してくるか、だまってじっとしていて、こちらの方が察して立つようなことがあります。
 
 これは一体何なんでしょうね 公共の場で声が出せないのでしょうか。友達同士や知っている人とは話すのでしょうが、このような公共の場でこそ”声”をきちっと出さなくてはいけない場面があると思います。

 それにつけても、日本人は他人に対してもっと気遣いがあってもいいなと思います。ちょっとした会釈、挨拶、すみません、ごめんなさいの声掛け、ほほえみ、これらが足りないなーと感じませんか。外国に行くと、エレベーターの中、道ですれ違う時、ちょっと当たってしまった時など、にこっとして「ソーリー」とか「ハーイ」とか言います。ちょっとしたことですが、とても気持ちがいいんですよね。

 若い人、もっと声を出しましょう 慣れるまでちょっと恥ずかしいかもしれませんが、思いきって。きっと気持ちがいい空気が流れますよ。こういう感じとか、雰囲気というものを知ってほしいなと思う今日この頃です。