私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

司馬江漢に付いての記事が長くなりました

2011-05-24 20:12:22 | Weblog

 1月の中ごろより、吉備津神社のお釜殿から出発して、以外にも、吉備とは全然関わりがなさそうに思われる江戸のお人である「司馬江漢」にまで行き着いてまいりました。それが思わず知らず、何やかやと大変長くなり、気がついてみれば、今は5月下旬です。まだまだ書きたいと思うほどの魅力的な人物ですが、これ以降はあまり吉備とは関係がなさそうですから。ここら辺りで江漢は終わりにしたいと思います。

 江漢の例を見ないでも分かるのですが、一見、何ら吉備とは関わりなさそうな人でも、案外、吉備と深く関わりあるような人が、今まで歴史的に見ても随分沢山居られます。そんな人の内、こんな人は、吉備人の、恐らく100人中100人、誰もが知らないような人が捜してみればいるものです。之からご紹介する人がそうです。

 その人の名は、「城戸千楯」と云う人です。
 どうですか、御存じですか。聞いた事がありますか。ないでしょう。この人は、江戸末期に、京都で、本居宣長の死後、「宣長学」を京都を中心にして広めています。その時、彼と宣長学を一緒に講義した、千楯と盟友の仲だと云われている人が、我が町「吉備津」出身の代表的な人物「藤井高尚」なのです。記録にはないのですが、一度ぐらい吉備津神社を訪ねているのではないかと思われます????それほど仲の良い友達だったようです。

 この千楯には「紙魚室雑記」と云う随筆があります。

今回は、その中の、特に、一つの項目についてのみご紹介します。