私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

岡山弁て、きたないですか

2010-11-11 22:04:16 | Weblog

 突然ですが、どこか知らない人からお便りがありました。
 「岡山弁は汚いですね」

と。

 そのお便りに反論しました。

 我々同じ日本人が使う、話し言葉には「きれい」、「きたない」の区別を付けるのは、地方差別ではありませんか?確かに、筆敬氏が使う岡山弁を見てみますと、あまり上品な品格のある言葉とは、どうしても思われませんが、いざ「岡山弁が汚いですね」と云われると、聊か抵抗を覚えます。、東北弁にしろ、九州弁にしろ、どこの言葉がきれいだと誰が断定したのでしょうか???江戸弁が上品だ何っていったい誰が決めたのでしょうか。でも、耳で聞いてみても、我が岡山弁は、日本で最も「汚い言葉だ」とはおもわれません。なかなか愛嬌があって面白い言葉と私は思うのですが。

 筆敬氏ではないのですが、こんな岡山弁もあるのですよ。

 「そげん、いっつもいっつも へりくつみてなことばあいわんと、もうちいたあ しょうらしゅう せえだして、はたらきんせえ」

 「まあまあ、そげん えんりょばあせんと、ねきいばあいかんと、もちいたあ、こちい、おいでんせえや、ぬきいひばちんそべえでもよって、ざぶとんでもつかってくだせえ」

 こげんなことを、私のおばあさんがようつこうておいでんさった。

 

 これが岡山弁です。愛嬌があっていいもんでしょう。