私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

再び、応挙の虎に付いて

2010-11-08 09:37:20 | Weblog
 昨日、円山応挙の吉備津神社の虎と大原美術館の虎の違いに付いて、少々、私の拙論を述べたところ、昨夜、早速に筆敬氏からメールを頂戴しました。曰く、

 「おめえがけえておるとうりに この二つの虎のちげえは、15年のさじゃろうと、わしも思うとる。それにしても、この2つは でえれえちごうとるのう。まあ、そげんこたあ どうでもえんじゃが、わしがさげえてみた応挙の虎の絵のなけえ こげえなもんがあったけえ おせえてやらあ。おめえがいっつも、ええもんじゃろうがと、でえれえ じまんしておる吉備津神社にある虎の絵と、ようにとりるんじゃ。まあ、こりょうみんせえ。
                 

 虎の頭の斑点も ようにとろうが。せえから、やベろをちょびっと出しておるとこなんかおんなじじゃどお。顔つきなんかもよう見てみんせえ、二つともおんなじじゃど。ええ勉強になったろうが。ちいでに これもおしえてえたる。吉備津神社の絵は1788年にけえてもろうたそうじゃが、このわしがさげえたえはなあ、1786年にけえたんじゃと。じゃけん、そげえに ちがやあへんのじゃ」

 なお、此の絵は東京の国立博物館にあるとのことで、題名は「虎嘯生風図」だと、彼は親切に書いてくれていました。

 
 彼のメールは、まだ、続いておりますが、あまり長いので、続きは明日にでも。

  でも、皆さん彼の岡山弁おわかりになります。