またまた、メールを彼の人より頂きました。
昨日、天照大神が、天の岩戸からお出ましになるかならないかを占らなうのに「鹿の骨」と使ったと書きましたが、これは『亀の甲』の誤りではないかと、言うのです。
どうだったかなと思い、念のため、もう一度、宣長の「古事記伝」を引き出して調べてみました。それによりますと;
「大和の時代になってから、『卜部氏』(壱岐出身)が、鹿の骨に代わって、初めて亀の甲を使った方法を韓国から伝えます。だから、天照大神の神代の当時にはまだ、鹿の骨を使って占いをしていたのだそうです。そして、この骨を焼くものが、『波々迦(ははか)』という木です。これは、『朱桜』という木で、この皮で焼いてその割れ目の様子から事のよしあしを占っていたというのです。」
と、ありました。
古事記と言う書物も、深く読んでみると味わい深いものがありますね。感心することしきりです。天岩戸の部分だけを読んでも、それはそれは深い意味がこめられているのが分ります。それにしても、「古事記伝」も、日本の名著ですね。
そんなわけで、「篳篥」のお話は明日に。
昨日、天照大神が、天の岩戸からお出ましになるかならないかを占らなうのに「鹿の骨」と使ったと書きましたが、これは『亀の甲』の誤りではないかと、言うのです。
どうだったかなと思い、念のため、もう一度、宣長の「古事記伝」を引き出して調べてみました。それによりますと;
「大和の時代になってから、『卜部氏』(壱岐出身)が、鹿の骨に代わって、初めて亀の甲を使った方法を韓国から伝えます。だから、天照大神の神代の当時にはまだ、鹿の骨を使って占いをしていたのだそうです。そして、この骨を焼くものが、『波々迦(ははか)』という木です。これは、『朱桜』という木で、この皮で焼いてその割れ目の様子から事のよしあしを占っていたというのです。」
と、ありました。
古事記と言う書物も、深く読んでみると味わい深いものがありますね。感心することしきりです。天岩戸の部分だけを読んでも、それはそれは深い意味がこめられているのが分ります。それにしても、「古事記伝」も、日本の名著ですね。
そんなわけで、「篳篥」のお話は明日に。